2019年09月18日 11:15 公開

ロシアの国境警備隊は17日、日本海のロシアの排他的水域(EEZ)で北朝鮮の密漁船2隻を拿捕(だほ)し、乗組員80人以上を拘束したと発表した。

ロシア側の説明によると、密漁船1隻から「武力攻撃」を受け、国境警備隊3人が負傷したという。

ロシア連邦保安局(FSB)報道官は拿捕の経緯について、朝鮮半島とロシア、日本の間に位置する、日本海の好漁場「大和堆(やまとたい)」で、北朝鮮のスクーナー(帆船)2隻とモーターボート11隻が密漁しているのを発見したと説明した。ロシアの排他的経済水域(200海里水域)で拿捕したという。

「深刻な懸念」

ロシア外務省は、北朝鮮の駐ロシア臨時代理大使を呼び出し、「深刻な懸念」を表明した。

ロシア・インタファクス通信は、FSBの話として、拿捕された漁船は極東ナホトカ港に連行されたと伝えた。

北朝鮮側はこれまでのところ、拿捕についてコメントしていない。

北朝鮮もロシア船を拿捕

ロシアと北朝鮮がこの海域で争うのは今回が初めてではない。

今年6月には、北朝鮮がロシア漁船を拿捕し、乗組員を逮捕した。

(英語記事 Russia holds 80 North Koreans on 'poaching' boats