2019年09月25日 20:25 公開

英最高裁がボリス・ジョンソン首相の議会閉会を違法と判断したことを受け、英議会は25日午前、審議を再開した。

ジョン・バーコウ下院議長は開会に際し、「同僚の皆さん、お帰りなさい」とあいさつ。最高裁判決を受けて「議会は『閉会』したのではなく『休会』したのだと、議事録に記載する」と述べた。

ジョンソン首相は9月10日から5週間にわたり議会を閉会しようとしたが、反対派の議員や活動家が欧州連合(EU)離脱をめぐる審議を妨害するものだとして裁判所に提訴していた。

この日の審議ではまず「緊急質問」として、複数の議員が議会閉会について法的見解を政府に助言したジェフリー・コックス法務長官に、最高裁判決について意見を尋ねることから始まった。

コックス法務長官は最高裁が政府の決定に違法判断を下したのは、政権内の一部で言われているとされる「憲政上のクーデター」などではなく、政府は最高裁の判断を尊重すると答弁した。また、「政府は誤った」と認めた。

法務長官はさらに、最高裁判断に抵触する形で政府が議会閉会を繰り返すことはないと言明した。