2019年10月06日 13:22 公開

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の1次リーグが終盤に差し掛かってきた。どのチームが突破するのか、日本代表は悲願の突破をできるのか。熱戦が続く各組の情勢をみてみる。

上位2チームが進出

W杯は出場20チームが5チームずつに分かれ、AからDまでの4組で1次リーグを戦っている。

各チーム、試合結果に応じて、勝ち(4点)、引き分け(2点)、トライ数が4つ以上(1点)、7点差以内の負け(1点)のポイント(勝ち点)を得る。最後の2つはボーナスポイントと呼ばれる。

勝ち点で上位の2チームが1次リーグを突破し、8チームで争われる決勝トーナメントに進む。勝ち点が同数の場合は、直接対決の勝敗、得失点差などにより順位を決める。

6日時点でベスト8入りを決めているのは、C組のイングランドフランスの2チームだ。

A組

日本は、スコットランド戦(13日)に勝つか引き分ければ、初の決勝トーナメント進出が決まる。

一方、アイルランドは、サモア戦(12日)にボーナスポイントを取って勝てば、1次リーグ突破となる。勝ち点が16になり、他に勝ち点16以上になる可能性があるチームは日本しかないからだ。

現在3位のスコットランドは、まずロシア戦(9日)に勝利して、アイルランドと日本に詰め寄ることが必須だ。それも、ボーナスポイントを得て勝たないと1次リーグ突破は厳しい。

ロシアを下したうえで、日本戦(13日)にボーナスポイントを得て勝てるかが、1次リーグ突破の分かれ目となるだろう。

スコットランドが日本に勝利し、勝ち点で日本と並んだ場合、直接対決を制したスコットランドが決勝トーナメントに進む。

ただし、日本、スコットランド、アイルランドの3チームが勝ち点で並んだときは、得失点差で上位の2チームが突破する。同点のときはまず、直接対決の勝敗で決める。しかし、この3チームが同点になるのは、3チーム間の対戦成績が各チーム1勝1敗で並び、優劣がつけられない場合だからだ。

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B組

大会3連覇を狙うニュージーランドは、ナミビア戦(6日)に勝利し首位に立った。だが、まだ1次リーグ突破は決まっていない。

南アフリカは、カナダ戦(8日)にボーナスポイントを獲得して勝てば、準々決勝に進む。

イタリアは、ニュージーランド(12日)にボーナスポイントを与えずに勝てばベスト8に入る。南アフリカがカナダに敗れた場合も、突破の可能性がふくらむ。

C組

イングランドは、アルゼンチン戦(5日)の勝利で、1番乗りで準々決勝進出を決めた。

続いてフランスが、トンガ戦(6日)に勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

C組の1次リーグ突破はこの2チームで決まり。イングランドとフランスは12日、C組1位と2位をかけて対決する。

D組

ウェールズは、フィジー戦(9日)に勝つと1次リーグ突破となる。

反対にフィジーが勝てば、ウルグアイを除く4チーム(オーストアリア、ウェールズ、フィジー、ジョージア)に理論上、ベスト8進出の可能性が生まれる。

オーストラリアは、ジョージア戦(11日)に勝利すると決勝トーナメントに。ウェールズがフィジーを下した場合にも、1次リーグ突破が決まる。

(英語記事 World Cup permutations: What's at stake?