2019年10月06日 18:05 公開

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は6日、1次リーグB組の試合が東京スタジアム(東京都調布市愛知県豊田市)であり、優勝候補ニュージーランド(世界1位)が今大会最多得点を挙げ、71-9でナミビア(同23位)を圧倒して3連勝した。

ニュージーランドは、トライも今大会最多の11トライを決めた。

サラリーマンや学生が代表選手

これでニュージーランドは勝ち点を14に伸ばし、B組の首位に立った。ただ、2位南アフリカ、3位イタリアと4点差なので、残るイタリア戦(12日)でポイントを積まないと、準々決勝進出とはならない。

一方、ナミビアは1次リーグ敗退が決まった。ナミビアにはラグビーのプロリーグがなく、サラリーマンや学生などのアマチュアが代表選手の多くを占めている。

前半35分まで互角

W杯3連覇を狙うニュージーランドは、前半だけで4トライを挙げ、早々にボーナスポイントを獲得した。

ただ前半終了5分前までは、W杯でまだ1勝も挙げたことのないナミビアが、ニュージーランドに1点差で食らいついた。

ナミビアはトライを奪われても、SHダミアン・スティーヴンスのペナルティゴールで点を返した。攻撃ではしっかりボールをキープし、守備ではニュージーランドの分厚い攻撃を食い止め、世界王者とほぼ互角に渡り合った。


後半に7トライ

しかし、前半終わりから実力差があらわになった。

後半に入ると、ニュージーランドのトライラッシュが始まった。40分間に7つのトライを奪取。コンバージョンキックも6つ決めた。

後半だけで47得点。失点はゼロだった。

ニュージーランドがW杯の試合で70点以上を挙げたのは、これが12回目。

一方、ナミビアは最後までトライが遠かった。

「スコアはよくないが」

ニュージーランドのスティーヴ・ハンセン監督は試合後、「前半にはがっかりした。出来がよくなく、ナミビアにつけ入れられた。いいレッスンだ」と振り返った。

そして、「後半はいいプレーがあった。(SOをつとめた)ジョーディー・バレットが非常にいいプレーをみせてくれて、とても嬉しい」と語った。

ナミビアのフィル・デイヴィス監督は、「世界最高のチームに対して、試合前に検討したことを実際にできたのはよかった」、「最終的なスコアは素晴らしいものではないが、選手たちの努力と献身、実際にできたことを誇りに思う」と話した。

この試合の最優秀選手:アントン・レーナートブラウン(ニュージーランド)

この試合の最優秀選手には、この試合で2トライを決めたニュージーランドのCTBアントン・レーナートブラウンが選ばれた。

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