2019年11月04日 11:49 公開

「これまでで最も素晴らしい大会」。2日に閉幕したラグビーワールドカップ(W杯)日本大会を、国際統括団体ワールドラグビーが高く評価した。

日本大会は、ラグビーの伝統国以外で開かれた初のW杯だった。

ワールドラグビー会長のサー・ビル・ボウモントは3日の記者会見で、「2019年日本大会はおそらく過去最高のラグビーW杯として記憶されるだろう」と賞賛した。

「最も画期的な大会」

さらに、「ラグビーになじみのなかった観客にアピールし、新たなファンを呼び込んだ点で、間違いなく最も画期的な大会だった」と述べた。

東日本に大きな被害をもたらした台風19号「ハギビス」の影響で、W杯で初めて1次リーグの3試合が中止になるなど、大会の運営には困難も生じた。

しかし、日本代表が1次リーグで強豪のアイルランドとスコットランドに勝ち、初の決勝トーナメントに進出。国内におけるラグビー熱は一気に高まった。

チケットほぼ完売

ワールドラグビーのまとめでは、試合があった各競技場の座席の販売率は99%に上り、チケットは計184万枚が売れた。

日本がスコットランドを破った試合では、国民の半数近い5480万人がテレビで観戦したとされる。

ワールドラグビーがオンラインで提供している大会の関連動画は、世界で計17億回再生されたという。

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2大会分の開催地まとめて選考

ボウモント氏は、2027年と2031年の開催地は同時に発表することを明らかにした。

2015年のイングランドと2019年の東京を同時に発表した方法を繰り返す。「ラグビー伝統国」と「ラグビーの人気拡大が見込まれる国」との組み合わせを、再び検討しているとみられる。

選考作業は来年11月に始める予定。

次はフランスで

次回の2023年大会はフランスで開催される。フランスは、アイルランドと南アフリカと争った末に開催地に選出され、2017年11月に発表された。

ワールドラグビーのブレット・ゴスパーCEOは、「2019年日本大会は、夢を見ようとする国のパワーを見せつけた」と話した。

「他の国も大会開催地に立候補する勇気を見せてほしい」

今後の開催地に関しては、アメリカが2027年か2031年の開催に意欲を示している。アルゼンチンとオーストラリア、ロシアも、開催地争いに名乗りを上げる意向を明らかにしている。

(英語記事 'Japan 2019 may be best World Cup ever'