2019年11月26日 10:57 公開

英公共放送BBCは25日、ボリス・ジョンソン英首相の質疑を昼のニュースで放送した際、観客の笑い声を消していたことについて、「我々の間違い」だったと認めた。

ジョンソン首相は22日夜、与野党4党の党首に観客が質問するBBCのテレビ番組「Question Time: Leaders Special」に出演した。その中で観客の女性が首相に対して、権力者が真実を語ることの重要性について質問すると、客席から笑いが起こった。

しかし、翌23日昼の情報番組でこの場面が放送された際には、観客の笑い声と拍手が消えていた。

BBCニュース広報チームは声明で、「Question Timeからのこの映像は、22日午後10時のニュースなどでは全場面が放送されたが、23日昼の番組では、時間の関係でボリス・ジョンソン首相が繰り返した言葉を編集で削除した」と説明。

「しかし、この編集の際に観客の笑い声も編集で消してしまった。ミスリードするつもりはなかったものの、ボリス・ジョンソン首相の答えに対する全ての反応を反映しなかったという点で、我々の間違いだった」

「ソーシャルメディアの一部で言われていることと異なり、このバージョンの音声や映像にこれ以上の編集を加えたということは、いっさいない」

https://twitter.com/BBCNewsPR/status/1198968230955622400


22日の番組では、観客の1人がジョンソン首相に、「あなたのような権力者にとって、常に真実を語ることは、どれくらい大事なことでしょうか」と質問した。

これに対して首相が「まったく不可欠なことだと思う」と答えたところ、観客からは笑い声と拍手が上がった。

この笑い声と拍手が止むと、首相はもう一度、この答えを繰り返した。23日午後1時のニュース番組では、2度目に答えた際の首相の映像が使われた。

BBCは当初、23日午後に放送したバージョンは「時間の関係」で編集したものだと説明していたが、その時点では間違いだと認めていなかった。

BBCは先にも、朝の情報番組で第1次世界大戦の終戦記念式典について伝えた際、誤ったボリス・ジョンソン首相の映像を放映したとして謝罪している。

(英語記事 BBC acknowledges 'mistake' in Johnson editing