2019年12月25日 12:08 公開

スペインで22日、1等賞金400万ユーロ(約4億8500万円)のクリスマス宝くじの抽選会が行われた。毎年恒例の抽選会でテレビ中継を担当していたリポーターが当選し、「明日仕事には行かない」などと興奮した様子だったが、実は賞金を全額独り占めできるわけではなかった。

「エル・ゴルド」(太っちょ)と呼ばれる世界最高額の宝くじに当選したのは、スペイン公共放送局RTVEのリポーター、ナタリア・エスクデロ氏。

実はこの宝くじの賞金は、複数の当選者に分配される。そのため、エスクデロ氏の取り分は5000ユーロ(約60万円)だけだということが後から発覚した。

テレビ中継中に飛び跳ねて叫ぶエスクデロ氏の動画は、ソーシャルメディアで拡散され、プロ意識が欠けているなどと批判が上がった。

https://twitter.com/tve_tve/status/1208729859679145984


最初の中継からほどなくして、エスクデロ氏は再び中継に登場。口にチャックをするジェスチャーをしてみせた。

https://twitter.com/rtve/status/1208746883583102976


エスクデロ氏はその後、中継中の振る舞いについて、「感情的」だったと謝罪した。

地元メディアによると、仕事を辞めるとほのめかすなど、あたかも全額当選したかのような印象を与えたとして、多くの視聴者が同氏を非難したという。

エスクデロ氏は、直近の数カ月間、「個人的なことで」「辛い」思いをしていたと釈明。今後も「潔白な心」を持ち続けると、「厳格で実績のある仕事」に誇りを持っていると述べた。

「仕事に行かない」との発言については、「休暇旅行に出かける予定」のため、休みを取ることを正直に明かしたとしている。

(英語記事 TV reporter apologises over emotional lottery win