このときすでに、菅野完は党をまたがって付き合いがあったということです。そして、籠池の息子と繋がったからということで、小池氏、小沢氏との面会をセッティングしたのでしょう。そのとき、彼は、私たちを「助ける」と言ってました。しかし、全く助けられていませんし、父などは逆で、さらに窮地に追い込まれたのです。

 菅野完の賢さは、この平成29年(2017)の3月時点で相手の動きを理解していたことでした。これはTBSの金平氏も共通の理解事項でした。金平氏と会ったのは、籠池邸で、時期は一昨年の東京都議会選挙の投票日です。金平氏は自民党が大敗していたく喜んでいました。

■「必ず助け出す」と拡声器で叫んだ山本太郎議員

 山本太郎議員との最初の出会いは、平成29年(2017)3月15日に予算委員会が瑞穂の国小学院に委員として来訪した時でした。敷地内で名刺を渡され「ご苦労様です。ありがとうございます」と非常に丁寧な方でした。

 その理由は明白で、菅野完の指示で父が100万円の寄付の話をメディアに向けて話した後でしたから、政権批判の役に立つと思われたのでしょう。

 そのあとは、両親が拘置所に入っている時に拘置所前から拡声器で「お二人をこの様な思いにさせたのは私たちの責任です。政治力がないためにこうなってしまった。必ず助け出します」と叫んでいました。

 彼は、拘置所に差し入れもしてくれましたが、本当に父と母を助ける気持ちがあったのであれば、愛国教育そのものを認めたはずではないのでしょうか。菅野完は盟友で映像作家の横川圭希氏を通じて山本太郎議員を私につなげたのだと思います。

 横川氏は旧籠池邸に何度も泊まっていて、いろいろな話をしましたが、とにかく安倍政権を倒す事に死力を尽くしている様子でした。過去に菅野が所属している団体の中で批判を受けていた際、横川氏が庇った過去があるようで、2人で親密そうに様々な計略を立てていたようです。

 かごいけ・よししげ 籠池泰典・諄子夫妻の長男。1981年、大阪生まれ。立命館大卒。森友問題については、当初静観していたが両親・家族を支援するようになる。森友問題で両親に接近してくる政治家、ジャーナリストに対し、疑問を持つようになり、現在は彼らの異常性を訴えるとともに、両親が彼らとの関係を断ち切ることを願っている。