2019年12月30日 12:57 公開

ロシアのウラジミール・プーチン大統領は29日、アメリカのドナルド・トランプ大統領に、同国による情報提供がロシアでの「テロ行為」の阻止につながったとして謝意を伝えた。ロシア大統領府が声明を出した。

声明によると、両首脳は28日に電話会談をした。

情報は米情報機関からもたらされたとしたが、詳細は明らかにしていない。

年末年始にテロを計画か

ロシアのメディアは、サンクトペテルブルクで年始にかけて、攻撃計画があったと伝えている。

タス通信によると、ロシアの情報機関、連邦保安局(FSB)の広報官は、ロシア人2人を逮捕し、大勢の人が集まる場所での攻撃計画を阻止したと述べた。

恩返しを約束

プーチン氏とトランプ氏はこれまでたびたび、電話会談や直接の会談を行い、シリアや核をめぐる協定、北朝鮮、貿易などについて協議しているという。

ロシア大統領府によると、今回の電話会談でプーチン氏は、トランプ氏に対して情報提供への恩返しを約束した。

米ロの関係は、2014年にロシアがウクライナ南部のクリミア半島を併合して以来、冷え込んでいる。さらに、米情報機関が2016年米大統領選におけるロシアの介入を認定したことで、いっそうこじれている。

しかし、大統領同士の個人的な関係は良好とみられている。

米ロ両国とも、武装組織イスラム国(IS)の脅威を感じており、テロとの戦いにおける協力を約束している。

(英語記事 Putin thanks Trump for foiling new year attacks