2020年02月13日 11:46 公開

ロシア・モスクワの裁判所で12日、恐喝罪に問われた被告が禁固刑を言い渡された直後、法廷で銃で自殺した。現地メディアが報じた。

自殺したのはヴィクトル・スヴィリドフ被告。連邦刑務所の管轄官庁で、車両移送部門のトップを務めたこともあった。

同庁の元副長官から1000万ルーブル(約1740万円)を恐喝したとして、有罪判決を受けた。

言い渡し直後に

報道によると、法廷ではこの日、裁判官が量刑を言い渡し、身柄の拘束を命じた。すると、スヴィリドフ被告は拳銃で頭を撃ったという。

裁判所の広報官は、被告自らが拳銃を法廷に持ち込んだとみられると、ロシアのニュースサイトRBCに話した。

法廷には警察官もいた。ロシアRIA通信によると、当局は警備に問題がなかったか調査すると表明した。

「自殺傾向はなかった」

スヴィリドフ被告は、末期がんでステージ4だったという。保釈中で、公判までは自宅で過ごしていた。

同被告について弁護士は、無罪判決を期待していたとし、「自殺傾向は示していなかった」とロシア・インタファクス通信に述べた。

弁護士はまた、「裁判所は深刻な病状を考慮しなかった」とし、「これ(自殺)は裁判所の決定が関係している」と話した。

(英語記事 Russia ex-prison official kills himself in court