2020年02月21日 11:24 公開

オーストラリア南東部ヴィクトリア州ワラン近郊で20日午後7時50分ごろ、シドニー発メルボルン行きの長距離特急列車が脱線し、2人が死亡した。

警察によると、死亡したのは男性操縦士(54)と女性副操縦士(49)。11人が軽いけがをしたという。

現在、事故原因について調査が進められている。警察によると、原因は不明という。

報道などによると、列車には乗客160人が乗っていた。現場は州都メルボルンの北約45キロの地点。


現場の写真からは、何台もの車両がねじれた状態で脱線し、横転した車両も1つあることがわかる。

脱線の原因は明らかになっていない。

「身構えていた」

列車に乗っていたロブ・ジェニングスさんは、脱線当時の状況を豪紙「The Age」に語った。

「列車が線路から外れ、客車が互いに激突した」、「乗客はぐちゃぐちゃになっていた(中略)叫んでいる人もいた。みんなしっかりつかまって、何人かは身構えながら、さらに悪いことが起こる恐れに備えていた」

乗客たちによると、運転士からは事故前に、運行の遅れを取り戻すという車内放送があったという。


ヴィクトリア州の救急医療隊は、「多くの人がけがの状態について判断を受けているが、深刻ではないとみられる」と話した。また、「容体が安定している」4人が病院に運ばれたと説明した。

同州の消防当局の話では、客車5両と動力車が脱線した。

オーストラリアのマイケル・マコーマック副首相は、ツイッターで声明を発表。運輸安全当局と鉄道安全規制当局が「綿密な調査」を進めるとした。

(英語記事 Two dead as Sydney-Melbourne train derails