2020年03月04日 9:20 公開

日本の橋本聖子五輪相は3日、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)の拡大を受け、今夏に予定されている東京五輪を年後半に延期する可能性があると発言した。

この日の参議院予算委員会で橋本五輪相は、国際オリンピック委員会(IOC)と東京都との契約では、「大会は2020年内に開催されるべき」と示されていると説明。「20年中であれば延期できると取れる」と付け加えた。

東京五輪は7月24日から8月9日に予定されている。橋本氏は、「計画通り大会が開催されるよう全力を尽くす」と話した。

契約上では、大会を中止できる権限はIOCが持っている。

新型ウイルスのアウトブレイク(大流行)を受け、中国・南京で開催予定だった世界室内陸上競技選手権大会や、フォーミュラ1(F1)中国グランプリなど、大規模なスポーツイベントが各国で中止や延期に追い込まれている。

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IOCは予定通りの開催に自信

こうした中、IOCのトーマス・バッハ会長は、IOCは東京大会の「成功になお大きな自信を持っている」と話した。

IOC理事会は3日にスイス・ローザンヌで会合を開き、「オリンピック2020東京大会を7月24日から8月9日に開催し、成功させるために全力を尽くす」との声明を発表した。

声明の中でIOCは、2月中旬からIOCや日本政府、東京都、世界保健機関(WHO)などと「合同作業部会」を開いていると説明した。

「感染防止対策や支援に感謝している。こうした施策は、東京五輪を安全に開催するためにも重要な役割を果たしている」

「IOCは今後も選手を支援し、各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)にも定期的に情報を提供する」

(英語記事 Tokyo 2020 'could be postponed'