2020年03月06日 12:25 公開

米大統領選で野党・民主党の候補指名を目指していた元ハーヴァード大法学教授のエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出)が5日、撤退を表明した。

11月の本選でドナルド・トランプ大統領と争う候補を決める民主党の予備選は事実上、ジョー・バイデン前副大統領とバーニー・サンダース上院議員(ヴァーモント州)の一騎打ちになった。

14州の民主党支持者が一斉に投票した3日のいわゆる「スーパー・チューズデー」では、ウォーレン氏は地元マサチューセッツ州でも3位で、他州でも低い得票率に留まった。これによって、7月の党大会で自分に投票してくれる代議員をほとんど獲得できなかった。

巨額の私財を投じて出馬した大富豪マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長も同様で、4日に撤退を表明した。

選挙運動中止を発表したウォーレン氏は、当初は人種も性別も年齢も多彩な候補が出馬していた民主党のレースが、最終的に2人の70歳代の白人男性の争いになったことについて質問され、自分が全米を遊説する中で、初の女性大統領になると各地の小さい女の子たちと小指を交わして指きりげんまんで約束したことを振り返り、その少女たちに「もう4年待って」と言わなくてはならないと、つらい心情をにじませた。

候補選びで性差別はあったかと聞かれると、「この選挙では、女性に対するジェンダーの質問こそ、厄介なひっかけ質問だった」と述べ、この点については今後発言していくと約束した。