2020年04月12日 15:42 公開

感染者のかさぶたをすりつぶしたり、膿(うみ)を子どもになすつけたり……科学技術とは無縁に思えるこうした方法が、実はワクチンの歴史で重要な位置を占めている。

イギリスの医師エドワード・ジェンナーは18世紀末に、現代のワクチンにつながる効果的な技術を開発し、近代免疫学の父とも呼ばれる。しかし、感染者の組織を使って感染を防ぐという発想は、西暦1000年ごろにさかのぼる。