2020年04月22日 13:05 公開

英スコットランド・ラナークシャーのウィショー大学病院はBBCの取材チームを迎え入れ、新型コロナウイルス診療がどうやって病院全体に影響しているかを説明してくれた。

病院はわずか12時間の内に集中治療室の病床を急きょ増やし、産科病棟など他の診療科も、新型ウイルスによる感染症「COVID-19」に対応できるよう、態勢を変更しなくてはならなかった。

映像に登場する赤ちゃんのペイトンちゃんは、2度の検査でウイルス陰性が確認されたため、このビデオがイギリスで放送された後の20日、母トレイシーさんと共に無事に退院した

母トレイシーさんが子癇(しかん)前症と診断されたため、予定日より8週早い3月末に帝王切開で生まれたペイトンちゃんは、生後3週間の4月15日に新型ウイルス陽性と診断された。トレイシーさんは自宅で自主隔離するよう言われたものの、生まれたばかりの赤ちゃんと2週間も離れているわけにはいかないと、病院で過ごしていた。父エイドリアンさんは自宅待機していた。

スコットランド自治政府は「自分たちが生まれてこの方、最大の挑戦だ」として、「スコットランド全土の国民保健サービス(NHS)や社会福祉スタッフは、素晴らしい働きぶりだ」とたたえた。

エド・トマス特別編集委員、ノエル・ティセレジ・プロデューサー、フィリップ・エドワーズ・カメラマンが取材した。