2020年05月09日 20:43 公開

第2次世界大戦の欧州での戦いにイギリスを含む連合軍が勝利してから75年になるのを記念し、エリザベス英女王による演説が8日、イギリスで放送された。

あらかじめ録画された女王の演説は、父王ジョージ6世が75年前に国民に向けてラジオ演説したのとちょうど同じ時間に放送された。

イギリスでは気候が温かくなるこの時期、「ストリートパーティー」と呼ばれる道路でのパーティーに隣近所同士が集まり、戦勝日を祝うのが各地の習慣となっている。しかし今年は、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が続くなか、そうした集まりは禁止されている。

エリザベス女王は、記念日を思うように祝えない国民を思いやりながら、「通りは空っぽではなく、お互いへの愛情と思いやりであふれている」と語りかけた。

さらに女王は、「この国は今も、当時の勇敢な陸海空軍の兵士たちが見てイギリスだと分かる、そして素晴らしいと思ってくれる国です」、「決して諦めないで。決して絶望しないで。それが欧州戦勝利の日のメッセージでした」と強調した。