2020年05月20日 13:12 公開

英ケンブリッジ大学は、対面式の講義を来年度(今年10月~来年9月)は実施しないと発表した。新型コロナウイルス対策のためとしている。

同校は声明を出し、講義をオンラインで行う方針を表明した。また、社会的距離の制限を遵守できる場合は、「少人数のグループ授業の開催が可能になるかもしれない」とした。

同校は今学期、新型ウイルスの感染症(COVID-19)の影響で閉鎖が続いている。

社会的距離の保持に関する助言が変わった場合は、大学として閉鎖の決定を見直すとしている。

同校は以下の声明を出した。

「本学は今回のパンデミック(世界的流行)で出される、変化する助言に絶えず適応している」

「社会的距離の保持は今後も求められる可能性が高いことから、本学は次の学校年度で対面式の講義は実施しないことを決めた」

「講義はオンラインで受講できるようにする。また、社会的距離に関する制限を遵守できる場合は、少人数のグループ授業の開催が可能になるかもしれない」

「この決定を受けて計画が作成される。だがこれまで同様、コロナウイルスに関する公的な助言が変わる場合は見直される」

他の大学も

ケンブリッジ大学は3月にすべての講義をオンラインに移行した。試験もコンピューター上で実施している。

英マンチェスター大学もすでに、来年度の講義はオンラインのみにすると発表している。

英大学監視当局の学生局は今週、イングランドの大学に対し、受験生に講義の実施方法を明確にするよう要求した。

大学は講義がオンライン化された場合も、授業料を全額請求することができる。

学生局のニコラ・ダンドリッジ氏は、講義がオンラインで実施される場合に、大学が「キャンパス体験」を約束するような誤解を与えないよう警告している。


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(英語記事 Cambridge lectures to be online-only in 2020-21