2020年05月26日 11:17 公開

ボリス・ジョンソン英首相は25日、生活必需品以外の店舗を含めた、イングランドのすべての小売店について、6月15日から営業を再開できると発表した。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)をさらに緩和する計画の一環。

ジョンソン氏は、営業再開は「コロナウイルスとの戦いの進展による」とも説明。店側は客や従業員の安全を守るため、ガイドラインを順守する必要があると述べた。

屋外の市場と自動車販売のショールームは6月1日に再開できる。

イギリスの新型ウイルスの死者は121人増え、3万6914人となっている。

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ジョンソン氏は、小売店向けに新たな指針を作成したとし、「必要な社会的距離や衛生基準を満たすために取るべき対策を詳述している」と話した。

また、「商店は再開前に、この指針を実行する時間がある」、「これでどんな対策を取ればいいかはっきりする」と述べた。

歓迎と落胆の声

ジョンソン氏はさらに、「すべての場所で社会的距離のルールを守れば安全に買い物ができると、国民には自信をもってもらいたい」と付け加えた。

今回の進展について、アロク・シャーマ民間企業・エネルギー・産業戦略相は、「商店の営業を可能にするのは、この国の経済の再生に向けた重要な一歩であり、イギリス各地で何百万人もの仕事を支えるものだ」と述べた。

英小売協会(BRC)も今回の発表を歓迎。「切望されていた、この先についての明快さ」を提供するものだとした。

英産業連盟(CBI)の広報担当者は、新たな指針について、小売店が「安全に」開店するのに役立つと述べた。

しかし今回の発表に、すべての商店が喜んでいるわけではない。

英独立小売業協会は、多くの小規模商店は来週から開店する準備を進めていたと説明。「6月15日まで開店できないのは小規模商店にとっては少し残念だ。安全に開店できることを考えるとなおさらだ」とした。

この日、首相官邸の定例会見では、ジョンソン首相の上級顧問ドミニク・カミングス氏に関する長い説明があった。商店の再開については、その後に発表された。

カミングス氏はロックダウンのさなか、自らの子どもと病気の妻をロンドンから約420キロ離れたダラム郡に車で連れて行ったとして、辞任要求に直面している。


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(英語記事 Non-essential shops to reopen from 15 June - PM