2020年06月04日 10:46 公開

「ジョージ・フロイドさんを大事にすべきだが、問題は400年前から続いている」

黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行で死亡したことに全米各地で抗議が相次ぐなか、アフリカ系アメリカ人の暮らしを映画で描き続けてきたスパイク・リー監督が、差別と格差の問題の大きさについてBBCに話した。

リー監督は、動画配信大手ネットフリックスで公開する新作映画「Da 5 Bloods」についてBBCに語る中で、アメリカの人種対立は「新しいことじゃない。もう400年も続いてきた」と述べた。

「それにアメリカだけのことでもない。アメリカは人種差別が得意だが、人種差別は世界中にある。人種差別がコロナウイルスより先の、世界的パンデミックだ」と、監督はBBCのウィル・ゴンバーツ芸能担当編集長に話した。

新作「Da 5 Blood」は、アフリカ系アメリカ人の退役軍人5人を描いた作品という。

リー監督は、ニューヨーク・ブルックリンを舞台に人種の共存と対立、差別される側の抵抗と暴力などを描いた映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」(1989年)で米アカデミー賞の脚本賞候補になり、白人至上主義団体「クークラックスクラン(KKK)」を捜査した黒人刑事を描いた「ブラック・クランズマン」(2019年)で同賞を受賞した。

(英語記事 George Floyd death: Spike Lee says protesters were 'not just born angry'