2020年06月11日 11:43 公開

東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会のトップは10日、記者会見を開き、来年開催予定の大会を「簡素」なものにすると表明した。

東京大会は7月に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染症COVID-19の世界的流行をめぐる懸念から、1年間の延期が3月に決まった。

武藤敏郎事務総長はこの日の会見で、大会は華美なものにはならないと述べた。

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組織委によると、簡素化や経費削減のため、200以上の案を検討し取り組んでいるという。

武藤氏はまた、観客の人数を減らす可能性もあると説明。日程は予定どおりだとした。

中止は「考えていない」

一方、森喜朗会長は会見で、大会中止の可能性について論じることを拒否した。

森氏は、「仮定のシナリオについて憶測をして、議論をするということは決して正しいことではない。従って、現時点ではそうしたこと(中止)を考える方針はまったくない」と述べた。

安倍晋三首相は4月に、国内の新型ウイルス感染を抑えられない場合は、大会の開催は「難しい」だろうとの考えを示している。

(英語記事 Tokyo 2020 will be 'simplified' Games