2020年07月07日 11:44 公開

パブやレストランの営業が再開された英イングランドで、利用客が新型コロナウイルス検査で陽性だったことが判明し、再び休業する店舗が続出している。

イングランドでは4日、3月末から行われていたロックダウン(都市封鎖)が緩和され、パブやレストランのほか、美理容店、映画館、テーマパークなどは、社会的距離を保つことを条件に、再開が認められた

しかし、これまでに少なくとも3店舗のパブがわずか数日で再び休業となっている。

週末には多くの人が市街地に集ったため、他人との距離を取るルールが守られていないとの不安も広がっていた。

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休業を余儀なくされたサマーセット州バーナム・オン・シーの「ライトハウス・キッチン・アンド・カルヴェリー」はフェイスブックで、週末に来店し連絡先を残した顧客に「徐々に」連絡を取っていると説明した。

ウエストヨークシャー州バットリーの「フォックス・アンド・ハウンズ」は、客から電話があり、新型ウイルス検査で陽性だったと伝えられたという。

このパブでは従業員に検査を受けさせた上で、営業再開に向けて店内を清掃した。

ハンプシャー州アルヴァーストークの「ヴィレッジ・ホーム・パブ」は、「店内で感染者が出たため」一部の従業員が自主隔離を行っていると発表。

その上で、週末に来店した人たちには、症状が出たり、濃厚接触の可能性があると分かった場合以外は「隔離の必要はない」と説明している。

これらのパブはいずれも営業再開前に、政府のガイダンスに沿った安全対策をフェイスブック上で発表していた。

政府の方針では、店内での飲食にはテーブルの予約が必要で、客は来店時に氏名や連絡先などを登録しなくてはならない。

また、利用は最大3時間までに制限されている。

3カ月ぶりの営業再開となった4日の「スーパー・サタデー」には多くの市民がパブへ繰り出し、パイントを楽しんだ

イングランド全体では逮捕者が出たり店舗の早期閉店などがあったものの、警察当局はほとんどの人が責任ある行動を取ったと話している。

(英語記事 Pubs close after drinkers test positive for virus