2020年07月07日 13:53 公開

アメリカですべての授業をオンライン化した大学に通う留学生は、今秋の新学期以降、対面形式の授業を取らない限り、同国での滞在が認められなくなる。米移民税関捜査局(ICE)が6日、発表した。

ICEは、新たな規則に従わない人は強制送還する場合もあるとしている。

この措置で、どれくらいの留学生が影響を受けるのかはわかっていない。

新型コロナウイルスの流行拡大を受け、アメリカでは多くの大学が授業をオンライン化している。

ハーヴァード大学は、新学期からすべての授業をオンラインで提供すると発表している。

対面授業を取らない場合は

ICEは今年春と夏学期のオンライン授業については、留学生は米国内にとどまったまま受けることができるとしていた。

しかし6日の発表では、オンライン授業の受講登録をした留学生が、対面授業に変更することなく米国内に残っている場合は、国外退去の手続きが開始される場合があるとした。

新たな規則は、留学生や職業訓練生に出されるF-1ビザと M-1ビザの保有者に適用される。国務省は昨年度、Fビザを38万8839人、Mビザを9518人に発給したとしている。

アメリカには毎年、数多くの留学生が渡航する。多くが授業料全額を支払うため、大学にとっては重要な収入源となっている。

商務省によると、海外からの学生は2018年、アメリカに計450億ドル(約4兆8000億円)の経済効果をもたらした。

(英語記事 US online tuition move hits foreign visas