2020年07月10日 11:31 公開

ナイジェリア南部の山岳地帯で、非常に希少なクロスリバーゴリラの群れが撮影された。中には赤ちゃんを背負うゴリラの姿もあった。

野生のクロスリバーゴリラはわずか300頭しか確認されておらず、最も絶滅に近い種とされている。

しかし野生生物保護学会(WCS)は今回の撮影成功により、クロスリバーゴリラが繁殖している可能性が高くなったと期待している。

クロスリバーゴリラは数年ぶりにカメラの前に姿を現した。今年初めに撮影された写真には、赤ちゃんゴリラが何頭も写っている。

ナイジェリアのWCSは、この写真はムベ山脈に設置されたカメラで撮影されたと説明している。

「人間に警戒心」

世界自然保護基金(WWF)によると、クロスリバーゴリラは世界で最も稀少な霊長類。

人間への警戒心がもともと強いほか、ほかのゴリラよりも頭が小さい、腕が長い、体毛の色が薄いなどの特徴がある。

これまでにナイジェリアや隣国カメルーンの山岳地帯に住んでいることが分かっているが、目撃例は少ない。

WCSは地元のムベ山岳地帯自然保護協会や、ナイジェリアのクロスリバー州当局と協力し、このゴリラの保護に当たっている。

(英語記事 World's rarest great ape pictured with babies