2020年07月18日 12:22 公開

新型コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者のため、自宅の裏庭を歩行器を使いながら100往復することで、数十億円もの寄付金を集めた100歳の退役英陸軍大尉が、ナイト爵位を与えられた。

退役大尉「キャプテン・トム」としてイギリス中で敬愛されるようになったトマス・ムーア氏(100)は17日、ロンドン郊外ウインザー城の庭で、エリザベス女王(94)に剣で両肩を叩かれる伝統的な儀式によって、「サー・トム」となった。

社会的距離を保つため異例の形式の式典となったが、新しく騎士となったサー・トムと、女王が言葉を交わす様子が見られた。

後にサー・トムは、「何をおっしゃったか、誰にも言うつもりはありません。女王と私は2人きりで話していたので」と記者団に述べた。

英王室によると、今回のような形の叙勲式は初めてで、他の叙勲式典は延期されている。