2020年07月22日 13:58 公開

アフガニスタンの10代の少女が先週、両親を殺害した同国の反政府武装勢力タリバンの戦闘員2人を射殺した。少女の反撃行為は「英雄的行為」として、ソーシャルメディア上で称賛されている。

アフガニスタン・ゴール州当局によると、タリバン戦闘員は政府支持者だった少女の父親を探して、一家の自宅へやって来た。少女は家族の自動小銃「AK-47」で、戦闘員2人を射殺し、複数を負傷させたという。

その後、さらに多くの過激派がグリワ村にある少女の家を襲撃しようとしたが、村人や親政府派の民兵に撃退された。

14~16歳くらいの少女とその弟は、当局によって安全な場所へ避難させられたという。

SNSで少女を称賛

この少女が銃を手にした写真がソーシャルメディアでこのほど拡散され、大勢が少女を称賛している。

AFP通信によると、フェイスブックでは「少女の勇気に脱帽した」というコメントがあった。

別のコメントは、「両親はかけがえのない存在だが、復讐したことであなたの心はある程度落ち着くはずだ」という内容だった。

地元メディアによると、ゴール州はアフガニスタン西部で最も発展の遅れた州のひとつ。女性に対する暴力事件が頻発する地域でもある。

タリバンは今年2月、アメリカと和平に向けた合意に署名した。しかしメンバーの多くは今も、現アフガン政権の転覆と憲法の廃止を求めている。

(英語記事 Afghan girl kills two in fightback against Taliban