2020年09月01日 11:07 公開

新型コロナウイルスの感染者が世界最多のアメリカで8月31日、累計感染者数が600万人を超えた。これは、世界の感染者数の約4分の1にあたる。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、アメリカの新型ウイルスの感染者はここ1カ月以内に新たに100万人確認され、8月31日時点で600万人を突破した。これまでに18万3488人が死亡している(日本時間1日午前時点)。

同大は1月21日に米国内の初の感染を公表。それから99日後の4月28日、アメリカの累計感染者数は100万人に到達した。その43日後には200万人に倍増した。

さらに28日後には累計300万人の感染が確認され、そのわずか15日後の7月23日には400万人にまで増加した。その17日後には500万人に達した。

それから22日で累計感染者数が600万人を突破した。


アメリカの1日あたりの感染者数はここ数週間で減少しているものの、依然として感染者数・死者数ともに世界最多だ。

ドナルド・トランプ政権は新型ウイルスのアウトブレイク(大流行)への対応をめぐり、繰り返し批判を受けている。

しかしホワイトハウスのケイリー・マケナニー報道官は、同国は「世界で最も死亡率の低い国の1つ」であり、「我々の治療法は機能し、命を救っている」と述べ、パンデミック(世界的流行)にうまく対処していると主張した。

他国の状況は

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、世界の累計感染者数は2533万8571人で、これまでに84万8203人が死亡している。新型ウイルスに感染したものの無症状で、ウイルス検査を受けていない人が大勢いることから、実際の人数はこのデータよりずっと多いとみられる。

イギリスは8月31日に新たに1406人の感染を確認。前日の1715人からは減少した。

フランススペインの8月31日の感染者数も前日と比べて減少がみられたものの、今後人数が修正される可能性もある。

欧州各地では今週に子どもたちの登校を再開するための準備が進められている。

こうした中、世界保健機関(WHO)はワクチンの緊急承認には「相当な重篤度や熟慮」が求められると警告した。

WHOの主任科学者ソミヤ・スワミネイサン氏は、完全な臨床試験なしに治療薬の使用を承認する権利はすべての国にあるものの、「軽々しくすべきものではない」と述べた。

WHOによると、新型ウイルスに有効かもしれない33のワクチンの臨床試験が進められており、さらに143のワクチンについて前臨床評価中という。

インド統計局が31日に発表したデータによると、同国の第2四半期(2020年4~6月)の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比23.9%減だった。

オーストラリアの感染流行の中心となっているヴィクトリア州では、222人の感染が報告された。1日の感染者数としては7月18日以降で最も少なかった。



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(英語記事 US tops six million coronavirus cases