2020年10月11日 13:20 公開

ブラジル政府は10日、新型コロナウイルスによる国内の死者が15万人を超えたと発表した。ブラジルの死者数はアメリカに次いで世界2位。感染者数はアメリカとインドに続く3位となっている。ブラジルでは6日に確認された感染者の数が500万人を超えたばかり。

ブラジル保健省によると、新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」の国内の死者は15万198人に達した。ブラジルで最初の死者が確認されたのは今年3月。確認された感染者数は508万2637人という。

ブラジルの死者数は南米諸国で際立って多く、中でもサンパウロ州で甚大な被害が出ている。

南米でブラジルに次いで被害の多いコロンビアでは、死者は2万7495人、確認された感染者は89万4300人という。

ただしブラジルでも、1日の死者が連日約1000人だった6月や7月に比べると、新しい感染者は徐々に減少しつつある。

ジャイル・ボルソナロ大統領は、COVID-19を「ちょっとしたインフル」などと呼び、自ら感染してもなお、経済対策を優先し、感染対策や経済活動の規制に反対してきた。

8月には、アミルトン・モウラン副大統領も政府の取り組みを擁護し、感染拡大を防げないのはブラジル国民が社会的距離など感染対策を守らないからだと批判していた。

(英語記事 Covid: Brazil's coronavirus death toll passes 150,000