2020年10月19日 9:59 公開

巨大な地上絵で有名な南米ペルーのナスカで、のんびり横たわっているように見える巨大なネコの地上絵が見つかった。

約2000年前に作成されたとみられるネコの絵は、ナスカの高原に描かれた他の動物の絵と同じように、地表の暗い色の岩を線状に取り除き、明るい色の岩を露出させることで描かれたものとみられる。

ネコが描かれた丘に登ると、他の様々な地上絵が良く見えるようになっている。

ペルー文化省は声明で、「自然の浸食作用を受けやすい急斜面に描かれているため、この絵はこれまでほとんど見えず、消えそうになっていた」と説明した。今月半ばに、清掃と保全作業を済ませたという。

文化省で地上絵保護を担当するジョニー・イスラ氏はスペインのEFE通信に対し、ネコの絵はナスカ文明より早い時期に描かれたものだと話した。ほとんどの地上絵はアンデス文明でナスカ文化が栄えた紀元200~700年の間に作成されたが、ネコの絵は紀元前500年から紀元200年の間に続いたパラカス後期のものだという。

「これは図像を比べることで分かる。たとえば、パラカス時代の織物には、様々な地上絵とよく似た鳥やネコや人間の模様がある」

(英語記事 Large 2,000-year-old cat discovered in Peru's Nazca lines