2020年10月25日 18:41 公開

ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領(48)が23日、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された。ドゥダ大統領は体調は「良好」だとしている。感染経路は不明。

ドゥダ大統領は24日、ツイッターにビデオメッセージを投稿し、「何の症状も出ていなかったし、今も出ていない。特に、味や匂いが分からなくなるような深刻な症状は出ていないが、ウイルス検査の結果ははっきりしている」と述べた。

「今の気分は良好だ。今後数日間は妻と一緒に自主隔離し、遠隔で職務に当たる。全く問題はない」

ドゥダ氏は19日、エストニアの首都タリンで開かれた投資フォーラムに参加。後に感染者との接触が判明して隔離に入ったブルガリアのルメン・ラデフ大統領と会っていた。エストニアのケルスティ・カリユライド大統領とも会ったが、カリユライド氏はウイルス検査で陰性となっている。

これまでにイギリスのボリス・ジョンソン首相アメリカのドナルド・トランプ大統領など、複数の各国首脳が感染している。

国務次官や全仏女王も隔離へ

ドゥダ氏の感染について最初に詳細を発表した、ブワジョイ・スピハルスキ国務次官も陽性と判定され、隔離に入るという。

ドゥダ氏は23日、首都ワルシャワの国立競技場に建設中の野外病院を視察。マスク姿で現場の作業員らと面会する様子が撮影されていた。

また、今月10日にテニス全仏オープンの女子シングルスで優勝したイガ・シフィオンテク選手(19)とも面会し、スポーツでの功績を称えて勲章を授与した。

シフィオンテク選手は、「私もチームのメンバーも、新型コロナウイルスの症状は出ていない。全員が定期的にウイルス検査を受けている。これから、現行の手順に従って自主隔離に入る」とツイートした。

ポーランドでは感染者数が再び急増しており、23日には1日の新規感染者が1万3600人を超えた。

新型ウイルス感染患者が使用している病床数は23日に6.5%増えて、全病床の6割にあたる1万1496床となった。

現在はポーランド全域が「レッドゾーン」に指定され、小学校やレストランの部分的閉鎖を含む、全国的ロックダウンが敷かれている。

5人超の集会は禁止され、子どもが屋外で過ごす際には大人の同伴が必要。また、70歳超の人は自宅待機を求められている。

(英語記事 Poland President Duda tests positive for Covid-19