2020年12月04日 15:30 公開

イタリアは3日、新型コロナウイルス対策として、クリスマス前後の今月21日から来月6日まで、州をまたぐ移動を禁止すると発表した。

ジュゼッペ・コンテ首相がこの日の記者会見で、「警戒を緩めるわけにはいかない」と述べ、移動の規制を発表した。

夜10時から翌朝5時までの外出も禁止する。仕事や医療、緊急事態が理由の場合は、例外的に移動が認められる。

クリスマスとその翌日、元日には、自宅のある自治体から出ることも禁止される。

レストランは一部の州で午後6時まで開店が認められるが、それ以外の州では持ち帰りの営業だけ可能になる。スキー場は来月7日まで閉鎖される。

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イタリアでは3日、新型ウイルスの1日あたりの死者が過去最多の993人に上ったと当局が発表した。それまでは3月27日の969人が最多だった。

感染流行が始まってからのイタリア国内の死者は、5万8000人を超えている。

コンテ首相は会見で、「第3波のリスクをなくさなくてはならない。1月にもやって来る第3波は、第1波や第2波より穏やかということはない」と述べた。

狂っている」と反発

各州当局は3日、中央政府から相談がなかったとして規制を批判。共同声明を出し、「協議の機会がなく、規制と家庭における必要事のバランスをとることができなかった」とした。

感染者と死者が最も多い北部ロンバルディア州のアッティリオ・フォンタナ知事は、新たな規制を「狂っている」と酷評した。


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(英語記事 Italy bans travel between regions over Christmas