2020年12月08日 12:12 公開

国際オリンピック委員会(IOC)は7日の理事会で、2024年パリオリンピックの実施種目を正式決定し、ブレイクダンスを採用すると発表した。

IOCはパリ五輪の追加種目にブレイクダンスのほか、21年に延期となった東京五輪で初めて実施されるサーフィン、スケートボード、スポーツクライミングを採用した。

一方で、パルクール、スカッシュ、ビリヤード、チェスは不採用となった。

野球・ソフトボール、空手も正式に外れた。

イギリス人ブレイクダンサーのカラム・シン氏はBBCスポーツに対し、「スポーツとしてより認識してもらえるので、ブレイクダンスにとって素晴らしいことだ」と述べた。

「オリンピックにとっても、一部の伝統的なスポーツに興味のない若者を引きつけられるようになる」

若者へのアピールに

ブレイクダンスは基礎となる立ち踊り「トップロック」やフットワーク、スピンなどのパワームーブ、フリーズなど、芸術性やスポーツ性が融合している。

Bボーイ、Bガールと呼ばれる競技者の技術的なスキルだけでなく、強さやスピード、リズム、軽快さといった創造性やスタイルも審査対象となる。

パリ五輪組織委員会は昨年、ブレイクダンス、サーフィン、スケートボード、スポーツクライミングの追加を提案。IOCの最終審査の結果を待っていた。

IOCは新種目について、パリ五輪の既存の競技施設を使用することを実施条件に挙げており、若者へのアピールにつながるもの、あるいは男女平等の実現に役立つものを優先するとしている。

大会主催者側は新規の若い観客に人気のあるスポーツを取り入れたかったと述べた。

東京五輪で初めて導入されたIOCの新規則では、五輪開催都市は、その国で人気があり大会の魅力を高めるスポーツを厳選し、大会への追加を提案することができる。

コスト削減により、選手数は2016年のリオ五輪の1万1238人から、パリ五輪では1万500人以下に減らされることになる。

(英語記事 Breaking earns 2024 Olympic inclusion