2020年12月25日 16:46 公開

アメリカの疾病対策センター(CDC)は24日、新型コロナウイルスの新たな変異種が広がっているイギリスからの航空便の乗客全員について、出発前72時間以内にウイルス検査を受けて陰性証明を得ることを28日から義務付けると発表した。

今月12日以降、イギリスからアメリカへ渡航する場合、乗客は航空会社に検査結果を提出する必要がある。

CDCはアメリカ入国の条件として、新型ウイルスの感染を確かめるPCR検査あるいは抗原検査での陰性を証明しなければならないと説明した。

ユナイテッド航空とデルタ航空は24日、イギリスからの全ての乗客に対し、陰性証明の提出を求めると発表した。

イギリスではロンドンとイングランド南東部で変異種が急速に拡大しており、欧州各国などが相次いで入国を制限している。

また、英政府は警戒レベルに自宅待機を意味する「ティア4」を新設。26日から人口の85%以上にあたる約4800万人がティア3と4の対象となる。

保健当局は変異種による死亡率が従来種より高かったり、ワクチンへの反応が異なっていたりする証拠はないとしている。一方で、従来種よりも感染の可能性が最大70%高いという。

イギリスでは24日、新規感染者が3万9036人、陽性判定から28日以内の死者が574人確認された。

CDCの措置に先立ち、米ニューヨーク市は23日に外国からの渡航者を対象とした新たな隔離ルールを導入した。

ビル・デブラジオ市長は、外国からのすべての渡航者に対し14日間、空港で届け出た滞在先にとどまるよう命じるほか、イギリスから到着した人は全員、保安官代理らが訪問し、ルールを守っているかを確認するとしている。


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(英語記事 US imposes Covid tests on UK airline passengers