2021年01月13日 12:49 公開

新型コロナウイルス対策の夜間外出禁止令が出されているカナダ・ケベック州で、夫にひもをつけて夜に「散歩」をしていた女性が、夫と共に罰金を科された。犬の散歩は夜間の外出理由として認められている。

地元メディアなどによると、ケベック州シェルブルック市で暮らすこの夫妻は、9日午後9時ごろに自宅近くで警察に呼び止められた。その際に女性は、「犬の散歩」のために外に出ただけだと説明したという。

夫妻はまた、ペットに関するルールに従っていると主張したとされる。

同州ではこの日、夜8時から翌朝5時までの外出禁止令が出された。

自宅周辺で犬を散歩させることは、夜間の外出が認められる例外的な理由の1つになっている。

警察は、夫妻が「警察にまったく協力しなかった」と、地元紙ラ・トリビューンに語った。

夫妻にはそれぞれ1546カナダドル(約12万6000円)の罰金が科された。

「難しいのはわかっているが…」

ケベック州では、夜間外出禁止令が出されて最初の週末に、750件の違反を警察が取り締まった。

カナダでは新型ウイルスの感染者が急増しており、流行が始まってからの感染者は67万人近くに上っている。

ケベック州のフランソワ・ルゴール首相は11日、社会的距離のルールを守るよう州民に要請。「難しいのはわかっているが、ケベック州民は必要な時にはチームとして協力できる」と述べた。

ルゴール氏はまた、同州最大都市モントリオールの状況について「本当に危機的だ」と警告。病院がすべての患者を受け入れられない局面に近づいているとした。


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(英語記事 Woman used dog exemption to 'walk' husband on leash