2021年01月14日 8:43 公開

ドナルド・トランプ米大統領の支持者たちが6日に連邦議会の議事堂を襲撃した事件を受けて、連邦下院(定数435)は13日午後、トランプ氏が「反乱を扇動」したとして弾劾訴追する決議案を賛成232、反対197で可決した。与党・共和党からは10人の下院議員が、トランプ氏の弾劾を支持した。

トランプ氏は2019年12月にも下院に弾劾されている。米大統領が2度にわたり弾劾されるのは、史上初めて。

下院の決議を受けて、上院が弾劾裁判を開くことになる。共和党幹部のミッチ・マコネル上院院内総務は、審議に必要な日数からして、上院の弾劾裁判が結論を出すのはジョー・バイデン次期大統領の就任後にならざるを得ないと表明した。

20日以降の上院(定数100)は与野党の議席が50対50になる。弾劾裁判で大統領を有罪にするには上院の3分の2以上の賛成が必要。

20日から上院多数党の院内総務になる民主党のチャック・シューマー議員は、トランプ氏が二度と出馬できないようにする上院決議を目指すと表明した。

トランプ氏はこれまで、議会襲撃は自分のせいではないと主張しているが、ホワイトハウスは13日、「これ以上の暴力も、違法行為も、いかなる破壊行為もあってはならない」というトランプ氏の声明を発表した。