2021年01月14日 12:31 公開

米映画「ダイ・ハード」などで知られる俳優ブルース・ウィリス氏が12日、カリフォルニア州の店舗で新型コロナウイルス対策のマスク着用を拒み、退店を求められたと報じられたことを受け、「判断を誤った」と謝罪した。

ウィリス氏は10日、マスクをせずカリフォルニア州ロサンゼルスの薬局ライト・エイドに入店し、店を出る姿を写真に撮られていた。

これについて、ウィリス氏は「判断を誤った」と12日付けの米誌ピープルで語った。

そして「皆さん、安全に過ごしてください。マスクの着用を続けましょう」と付け加えた。

ロサンゼルスのエリック・ガーセティ市長は昨年、パンデミック対策のため自宅の外ではマスクを常に着用するよう命じた。ただし、2歳以下の子供や特定の障害のある人などには適用されない。

こうした規制を無視するウィリス氏の姿がツイッターに投稿されると、同氏を「Covidiot」(Covidと、まぬけを意味するidiotを合わせた語)と呼ぶなど、大勢が反応した。

米紙ニューヨーク・ポストは、「ブルース・ウィリスがマスクの着用を拒んで薬局から出て行くよう求められた」と、マスクなしで店内にいるウィリス氏の画像付きでツイートした。

https://twitter.com/nypost/status/1349096526757457923


ツイッターでは緊急治療室(ER)だというクリーヴォン医師は「無数の患者の死を目の当たりにしている、パンデミックの最前線で働くロサンゼルスの全ての医療提供者」への警告として、ウィリス氏に関する報道を再投稿した。

カリフォルニア州、とりわけロサンゼルスは、米国内の新型ウイルスの感染のホットスポットの1つとなっている。先月には、パンデミック開始以降の同州の感染者数が200万人を突破したと、地元紙ロサンゼルス・タイムズは報じた。

米ニュースサイト「デイリー・ビースト」のオリヴィア・メッサー記者は、ウィリス氏が首に巻いていたバンダナを鼻の上まで「ただ引っ張れば」済んだかもしれないと指摘した。

ウィリス氏の妻エマ・へミング・ウィリス氏は昨年10月、ウィリス氏と娘2人との家族写真をインスタグラムに投稿した。屋外で撮影した写真では、4人全員がマスクを着用していた。

https://www.instagram.com/p/CGZ-n2QAxx5/?utm_source=ig_embed


放送作家のブライアン・べハー氏は、ライト・エイドの従業員が「(映画「ダイ・ハード」の悪役)ハンス・グルーバーにもできなかったことを、やってのけた。ブルース・ウィリスを建物の外に放り出したんだから」と皮肉った。

(英語記事 Bruce Willis admits 'error of judgement' over mask