2021年01月18日 12:02 公開

昨年8月に神経剤を使われ死亡しかけたロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(44)が17日夜、治療を受けていたドイツからロシア・モスクワに帰国し、ロシア当局に即刻拘束された。

ナワリヌイ氏は昨年8月、ロシア・シベリアを旅客機で移動中に体調が悪化。同国の病院を経て、ドイツ・ベルリンの病院に移送された。ドイツ政府は9月、ナワリヌイ氏に対して神経剤ノビチョクによる毒殺が図られた「明確な証拠」があると発表した。

ナワリヌイ氏は、ウラジーミル・プーチン大統領の命令で殺されかけたと主張している。一方、ロシア政府は関連を否定している。

動画では、ナワリヌイ氏が妻のユリアさんに別れを告げている横で、弁護士が同行できない理由を警察に問いただしている。

ナワリヌイ氏はその後、空港から連行された。

ロシアの連邦刑執行庁は、ナワリヌイ氏は「執行猶予中の度重なる違反により、2020年12月29日から逮捕状が出ている」と説明した。