2021年01月26日 14:29 公開

英女優キーラ・ナイトリーさん(35)が、男性監督の映画ではヌードにならないと宣言した。

シャネルのポッドキャスト「CHANEL Connects」の中で、ナイトリーさんは「(ヌードシーンの撮影が)絶対に禁止というわけではないけど、男性監督の作品ではやらない」と述べた。

「虚栄心も理由だし、男性視点で描かれているので」

セックスシーン撮影中の俳優の扱われ方については近年、とりわけセクハラ被害者を支援する「Me Too」運動以降、注目が集まっている。

多くのスタジオは現在、セックスシーンの撮影に立ち会い、俳優が撮影中に安心でき、敬意を持って扱われているかを監視する「インティマシー・コーディネーター」を雇っている。

ナイトリーさんは以前、2015年に母親になってから映画の契約に「ヌード禁止条項」を追加したことを明かしていた。

「男性の視点」

ナイトリーさんはインタビューで、女性の人生経験に焦点を当てた映画なら、女性監督と一緒に仕事をしたいと強く感じるとも話した。

「私が母親であることや自分の体を受け入れることに関する作品をつくるなら、申し訳ないけど、女性の映画監督と一緒にやるべきだと思う」

「母親になり、自分の体が驚異的に変化し(中略)母親になる前の自分には理解できないほど変化することに関する話であれば、もちろんそれを理解してくれる女性と一緒に取り組みたい」

「今は、男性の視点を表現しようとすることに非常に違和感を感じる」

ナイトリーさんは、特定の映画ではヌードシーンが必要であることは理解していると述べた。

「油をたっぷり差されたみたいになって、うめき声をあげるような、ぞっとするセックスシーンにはしたくない。そんなものには興味はない」

「セックスシーンが何のためにこの映画にあって、それがただ誰かをセクシーに見せる必要があるだけだと完全に分かる場合もある。それなら他の誰かを使えばいい」

「だって私は虚栄心が強すぎるし、子供2人を出産しているので。私はただ、大勢の男性の前で裸にはなりたくない」

ナイトリーさんは2002年公開の英映画「Bend It Like Beckham」(邦題:ベッカムに恋して)に出演。2007年公開の「つぐない」で主演を務めた。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズではエリザベス・スワン役を演じたほか、1970年代のロンドンでの女性解放運動を題材としたコメディ映画 「Misbehaviour」(昨年公開)でも主演を務めた。

2018年には、女性の描き方に自分が同意できないディズニー映画について、娘が見るのを禁じていると明らかにした。

(英語記事 Knightley rules out sex scenes directed by men