2021年02月11日 15:32 公開

Zoomを使った裁判のリモート審理で、自分の顔に猫のフィルターがかかった状態で登場して話題になった米テキサス州の弁護士が、当時を振り返った。

米テキサス州のロッド・ポントン弁護士は先日、Zoomでの審理で猫のフィルターの外し方が分からず、「このまま進めようと思っています。着席していますし、私は猫じゃありません」と判事に訴えた。

この動画はインターネット上で数百万回も視聴され、話題になった。

ポントン氏は10日、BBCラジオ4の番組「トゥデイ」で、自分が猫の姿になっていて「すごく驚いた」と語った。

「Zoomが自分を猫にしてしまうなんて知りませんでした。猫Zoomがきっかけでインターネットで有名になるとも思いませんでした。ほんの数時間の出来事でした」

ポントン氏によると当時、秘書のコンピューターを使ってZoom審理に参加したという。アシスタントが猫フィルターを外そうとする中、同氏が「私は着席しています、猫じゃありません」と訴えているのが聞こえる。

「Zoomを立ち上げた時は全て順調に見えました。判事と待機室にいる間、自分の顔が映っていたので。でも審理が始まると、自分が消えて猫が現れたんです」と、「トゥデイ」で説明した。

審理を担当したロイ・ファーガソン判事は、この動画をソーシャルメディアで公開し、リモート審理に参加する前にフィルターをオフにしておくよう人々にアドバイスした。

ポントン氏はファーガソン判事がユーモアを交えてこの出来事を取り上げてくれたと述べた。「コンピューターやZoomと格闘した経験がある人なら、こういうことが起こりうると分かるだろう」。

そして、「テキサスには『出した歯磨き粉はチューブに戻せない』ということわざがあります」とポントン氏は切り出し、「インターネットで騒ぎになったので、みんなと同じように私も自分のことを笑って、受け入れるしかない」と付け加えた。