2021年02月27日 13:15 公開

ニュージーランド南島で23日、砂州に打ち上げられたゴンドウクジラ28頭が、ボランティアの助けを得て、海へ戻ることができた。

「フェアウェル・スピット」と呼ばれる長さ26キロの大きな砂州は、クジラの座礁(ざしょう)が繰り返される場所として知られる。

今月22日に約50頭が打ち上げられているのが見つかり、いったん約40頭を海へ戻したものの、翌日にまた座礁しているのが発見された。

少なくとも15頭が死亡した。2度にわたり海へ戻ったクジラはまだ砂州の近くを泳いでいるため、また打ち上げられる危険があると専門家は懸念している。

なぜフェアウェル・スピットにクジラが座礁しやすいのか正確には分かっていないが、海に突き出した砂州が湾内に浅瀬を作り、それがクジラの音波探知能力に影響するのではないかとも言われている。

この砂州では過去15年間で少なくとも10回にわたり、ゴンドウクジラの群れが座礁している。前回は2017年2月で、700頭近くが打ち上げられ、約250頭が死亡した。