2021年03月18日 13:36 公開

東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式の演出を統括するクリエイティヴディレクターが18日、辞意を表明した。女性コメディアンをブタ(ピッグ)にかけて「オリンピッグ」と呼んでいたことが判明したのを受けたもの。

大会組織委員会の森喜朗前会長が性差別発言で辞任に追い込まれるなど、困難に見舞われてきた東京オリンピック・パラリンピックに、新たな問題が持ち上がった。

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18日発売の週刊文春によると、クリエイティヴディレクターの佐々木宏氏(66)は、サイズが大きめの渡辺直美さん(33)にブタの耳を付け、開会式に登場させることを提案した。

佐々木氏は同日、大会組織委を通して声明を発表。この提案について謝罪し、渡辺さんに対する「大変な侮辱」だったとした。

また、「非常に不適切な表現がありました」、「ご本人、そして、このような内容でご不快になられた方々に、心からお詫(わ)び申し上げます」とした。

週刊文春によると、佐々木氏は昨年、渡辺さんに関する提案を、LINEのグループチャットでしていた。グループのメンバーらは即時に否定し、不適切だと伝えたという。

渡辺さんは日本で非常に有名なコメディアンで、人気アーティストの人まねで知られる。ネットフリックスの「Queer Eye: We're In Japan!」や、スキンケア企業SK-IIの国際宣伝キャンペーンなどを通し、日本国外でも人気を得ている。

(英語記事 Tokyo Games official quits over 'Olympig' insult