2021年03月20日 12:24 公開

アイスランド気象局は19日、首都レイキャヴィクから約30キロ南西にあるファグラダルスフィヤル火山が噴火したと発表した。

気象局によると、レイキャネス半島に位置する火山に噴火で出来た割れ目は全長約500~700メートル。この火山が噴火するのは約800年ぶりと言う。

アイスランドでは過去3週間の間に4万回以上の地震が記録されていた。

2010年にアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火した際は、飛散した火山灰や煙の影響で欧州の航空が大混乱した。今回の噴火はそれと比べて火山灰や煙の放出は少ないものと予想され、航空への影響は懸念されていないという。

アイスランド気象局によると、ファグラダルスフィヤル火山の噴火は19日午後8時45分(日本時間20日午前5時45分)ごろに始まり、後に定点カメラや衛星画像などで確認された。

沿岸警備隊のヘリコプターは、溶岩流が山肌を流れ落ちる様子を撮影した。

火山から約8キロのクリンダヴィクに住むランヴェイク・グドムンスドッティルさんは、「赤く光る空が窓から見える」、「周りの人はみんな車で近くまで見に行っている」とロイター通信に話した。

https://twitter.com/Vedurstofan/status/1373048364623888390


噴火の数時間前にはファグラダルスフィヤル火山から1.2キロの位置を震源に、マグニチュード3.1の地震発生が記録されていた。

アイスランドは反対方向へ遠ざかる2つのプレートをまたいでいるため、地震が起こりやすい。


(英語記事 Volcano erupts near Iceland's capital Reykjavik