朝鮮学校は被害者なのか


 先生 京都大学准教授や東京大学の研究所に勤務経験がある専門家たちが北朝鮮の核・ミサイル開発に協力した可能性があるそうだ。国家基本問題研究所ホームページの「今週の直言」というコーナーで、西岡力が怒っていたよ。もう北朝鮮へ渡航しないように再入国不許可とされているそうだが、大手マスコミも、なんで専門家たちを実名で報じないんだ。

 教授 この問題に限らず、国立大学では「国立」なのに、国の方針を無視して勝手なことが行われているという実情があるのです。朝日新聞3月24日付の朝刊には「国旗・国歌、実施じわり 国立大の卒業式ピーク」と、国旗掲揚と国歌斉唱が増えたことを批判する記事が出ていましたが、「国立」ですから、本来、国旗も国歌もあって当然。それをしない大学が多いことが問題なんです。

 朝日新聞は、静岡大の笹沼弘志教授に「大学が政権の言うことにただ従っていて、『自分で考えられる人材になれ』と学生に言えるのか」などとコメントさせていましたが、国立大学には多額の国民の税金が投入され、教官も国から給与を得ているんですよ。学生も授業料が安く、私立から見れば、国から給付型奨学金を得ているに等しいんです。なのに、国の意向を無視し、挙げ句の果てには北朝鮮に協力するなら、国立大学である必要はないのです。

 先生 俺は笹沼という先生に、こう申し上げたい。「北朝鮮の元帥様に唯々諾々と従う工作員になるより、日本国の政権に従う方が100倍マシです」とね。(笑)

 教授 朝日は3月21日付の社説では朝鮮学校への補助金打ち切りに反対し「子どもたちには、核開発や拉致問題の責任はない」と訴えましたが、朝鮮学校に補助金を出せば、結局、朝鮮総連、北朝鮮本国のために使われるんですよ。完全に議論のすり替えですよ。

 先生 「子どもたちには、責任はない」というが、少なくとも親は、朝鮮学校がどういう学校か分かったうえで通わせているんだから、責任はある。教室に独裁者の金日成、金正日の写真が飾ってあるような学校だぞ。子供だって高校生にもなれば、拉致問題も知っているだろうし、自分が通う学校がどういうところか分かるだろ。ヒドイ社説だぜ。

 教授 朝日は慰安婦問題で批判されたのを忘れ、完全に開き直って従来路線に戻っています。

 女史 朝日はヘイトスピーチも、うまく利用してる。在特会と今の保守化の流れを一緒にして、「右傾化」「排外」とか言ってね。ヘイト訴訟で在特会が敗訴確定したから勢いづいてんじゃないの。

 編集者 保守をヘイトと同一視させるレッテル貼りだけでなく、ヘイトという悪がはびこるのを利用して朝鮮学校擁護をしているとしたら、とんでもないですね。

 教授 朝日の3月27日付朝刊では、このところ、偏向コラムで有名な高橋純子記者が、「反日。国賊。売国奴。いつからか、国によりかかって『異質』な他者を排撃する言葉が世にあふれるようになった。…国家を背景にすると、ひとはどうして声が大きくなるのだろう」と書いていましたね。

 編集者 どうして「反日」が問題になったかと言えば、どこかの新聞が、ありもしない慰安婦狩りだとか、意図的なウソや誤報を大きな声で流しっぱなしにしてきたからでしょう。「国家を背景に」などと意味のはっきりしない言葉を挿入して、まるで国家権力が排外主義を進めているように印象づけようとしているのでしょうが、それは違うでしょう。

 先生 高橋のこのコラムは、何が言いたいか、わざと不明確に書くんだよな。

 教授 書き出しからして「全国各地から桜の便りが届いていますが、みなさまいかがお過ごしですか」と、何の話をしようとしているか分からないんですね。

 編集者 そして最後は「スプリング・ハズ・カム」云々と、またボンヤリと締め括るんですね。

 女史 彼女の頭の中が、スプリング・ハズ・カムなんじゃない。(笑)