アメリカ軍はヨーロッパ戦線においてシシリー島のドイツ軍が管理していた慰安婦施設を働いている女性ごと引き継いでいます。日本でも戦後、日本政府に特殊慰安施設協会(RAA)の設立を命じただけではなく、アメリカ軍兵士が日本各地で乱暴狼藉を行ったことや、その後、韓国で慰安所を公然と利用していたという記録も残っています。韓国も自国内で軍の組織として慰安所を運営していたことや、ベトナム戦争の時にベトナム女性に対して行ったことが記録として残っています。

 そんな彼らが日本の呼びかけに応じることができるでしょうか。普通に考えれば応じることはないでしょうが、もし応じるのであれば徹底的に真実を追求すれば、非が何れの国にあるのかがはっきりすることでしょう。いずれにしても、そのような過去を暴いて断罪し謝罪を強要することの無意味さを、彼らに理解させなければなりません。この問題は日本政府の一部が考えるように放っておけば沈静化するような性質のものではなく日本自身が積極的に誤解を解いていく必要があります。

 最近、中国がアメリカに慰安婦像を建てる運動を資金面でバックアップするなど裏から手を回すだけではなく、この慰安婦問題も南京の話と同様に日本叩きの良い道具になると思ってか世界記憶遺産登録などで表に顔を出し直接韓国の尻を叩くようになってきている状況を考えると、今後も日本は防戦一方の戦い方を続けていれば、じり貧になり厳しい展開が予測されます。日本は、もうそろそろ「日韓基本条約で解決済み」という甘い態度ではなく「事実そのものがなかった」「嘘を吐いて日本人を貶めるな」「国際社会で反日行動をするな」「内政干渉は止めろ」「反日教育を止めろ」と日本人に対する名誉棄損を非難する方向にかじを切るべきではないでしょうか。そして、日韓基本条約の内容や、それ以降の韓国に対する援助の内容を広く両国民に周知徹底させるべきです。
レーダー基地が設置された竹島=2015年5月
レーダー基地が設置された竹島=2015年5月
 相手は何しろ反日が国是と言ってもいい国ですから、かなりの困難が予想され、絶望的な気持ちになるかもしれませんが、この道を避けては日韓両国の正常な関係は成り立ちません。しかし、あきらめることはありません。韓国の中国に対する態度を見れば良く分かりますが、彼らは自分より強い国にはどんなに嫌っていても従うのです。日本は強くならねばならないのです。我々はいつまでも、嘘の話に振り回されているわけにはいきません。そもそも、この「慰安婦」の問題が日韓間の最大の問題とされていますが、本当の問題は竹島なのですから。