NHKの場合


 NHKは平成8年9月22日、NHKスペシャル「『化学兵器をどう処理するのか』―迫られる日本の選択―」を放映、概要次のように述べている。

 一、上坂勝供述と赤筒―中国河北省北担村です。この村で旧日本軍は、大規模に化学兵器を使用しました。北担村では地下道に逃げ込み抵抗していた中国側の兵士と住民合わせて800人以上が犠牲になりました。当時の地下道の跡には犠牲者の遺骨が収められていました。

 化学兵器を携え北担村の戦闘を行った歩兵第百六十三連隊です。作戦を指揮した上坂連隊長は軍事裁判で、赤筒と呼ばれる化学兵器を使用したと供述しています。

 赤筒とは吐き気や呼吸困難を引き起こすガスを発生させる化学兵器です。毒性は低いものの密閉された状態で使うと死に至ることあります―(下線筆者)。

 二、李徳祥氏の証言―毒ガス弾はこれくらいの大きさで、灰色の懐中電灯のような形でした。長さはこれくらいで赤い線がついていました。ガスを吸った途端に息ができなくなり、苦しくて喘ぎ始めます。そうして鼻から血がでてくると、もう助かりません―
朝日新聞は〝新たな虐殺〟を検証なしに報じることで「日本軍の残虐行為」はまた一つ既成事実化していった
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 三、旧日本軍の資料―化学兵器は1935年ごろから、対ソビエト戦に備えて、旧満州に持ち込まれました。そして、1940年には一年間で化学砲弾10万発を持ち込んでいます。その中には当時国際法で使用が禁止されていた化学砲弾含まれていました。そのため旧日本軍は証拠を隠滅しながら密かに化学兵器を使っていたのです―(下線筆者)。