倫理よりもノリを重視
慶應大生のツイートの数々


 ミスコンが中止となり、その原因が広告研究会の集団強姦だったのではないかと報道された慶應義塾大学。警察が捜査を開始したことも報じられている。この件に関連して、アイドル活動を行う同大の女子学生が、ミスコンに参加した際の面接でセクハラを受けたことをツイッターで訴えた。

 このツイートは現在までに数千回RTされているが、これを見た一部の慶應大生が、女子学生への中傷を開始。「ぶっ〇したくない?」「ぶち込んでやって下さい」といった、暴力を示唆するようなツイートさえあった。さらに、女子学生本人がこれを見つけて反論を行うと、攻撃はさらにエスカレート。他ユーザーからの非難をあざ笑うかのような態度を取り、最後はツイートを勝手に「晒された」と責任を女性に押し付けるようなつぶやきまで行った。

 また、この学生とは異なるグループの慶應大生は、集団強姦の際に自分が撮影役だったという「冗談」を投稿。このツイートが拡散されると調子に乗ったのかさらに悪ふざけを続け、

 「(セクハラをツイッターで訴えた女子学生を)叩けば本人が直々に晒してくれてフォロワー増えるってマジ? 牛丼は反応してくれないしこっちに浮気しようかな」(※牛丼は別の女子学生に対する揶揄)

 「取り敢えず(同女子学生を)叩くことで注目を集めたい僕(略)お、おっ、おっぱい!!」

 と女性の画像の一部を加工・強調してツイートをした。

 この学生は過去に、

 「女子小学生がたまらんかわいすぎて20になって顔写真付きで報道される前に逮捕覚悟で誘拐したい」

 「痴漢魔の友人に座右の銘を聞いたら思い立ったが吉日と即答されてすごい納得した」

 「おは幼女 今日も朝から女子中学生見学会に行ってきたんだけど野球部しか練習してなくて体育館まで潜入するかなぁとなっている」

 といったツイートを投稿。実際に小学校の正門や校庭を撮影したツイートもあった。

 筆者が驚いたのは、当然ながら非難されたこれらの学生に対し、他のユーザーは「(炎上に)負けずに頑張って下さい」などと応援したり、同じようにセクハラ的なツイートを行ったり、窘める人を煽ったり、集団強姦の被害者を「レイプされに行ったやつ」と表現したりしていたことだ。

 プロフィール欄に慶應大学と書き、学部や学科名も出し、大学構内で撮影した風景や友人の画像を頻繁にアップしている状態で、だ。友人から本人の画像がアップされている場合もあった。匿名とはいえ簡単に個人を特定できるような状態で、こういったツイートをしているのだ。

 問題のあるツイートは、探さなくても目に入ってくるほど多かった。ツイートは多くの「いいね」がついているものもあり、仲間内では顰蹙を買うどころか「ウケる」ツイートとして受け入れられていたようだ。

 広告研究会の集団強姦が事実であったとすれば、こういった「倫理よりもノリ」を重視するキャンパス内の雰囲気も原因の一つではなかっただろうか。