晴れやかな皇位継承の儀式と新元号


「新年祝賀の儀」であいさつされる天皇陛下と皇后さま=2017年1月1日、皇居・宮殿「松の間」 (代表撮影)
「新年祝賀の儀」であいさつされる天皇陛下と皇后さま=2017年1月1日、皇居・宮殿「松の間」 (代表撮影)
 これから法整備が行われ諸準備が進められるとして、今上陛下の譲位と皇太子殿下の践祚(皇位に登ること)は、いつどのような形で実現されることになるのだろうか。すでにさまざまな情報が流れているけれども、これは慎重な配慮を要する。ただ、あえて希望的な試案を申せば、およそ次の通りである。

 まず時期は平成31年の1月7日、昭和天皇の三十年祭を終えられた翌8日か、10日ころの宮中歌会始を終えられた後(小正月の15日)がよい。その日の昼ころ、国の儀式として、今上陛下(85歳)が、宮殿で皇太子殿下(59歳)に「剣璽(けんじ)等」を手渡され、全国民を代表して総理大臣が陛下への謝意と殿下への祝意を申し述べる。そのあと、長和殿のベランダに出られて、参集する一般国民の祝賀を受けられる、という晴れやかなセレモニーが行われることを期待したい。

 一方、政府は譲位の時期が早目(半年以上前)に内定したら、「元号法」に基づき新しい元号を内定して発表する。そのうえで、正式公布は譲位・践祚の儀式直後とし、その施行は翌8日午前零時から、としたらよいのではないかと思われる。