「当然、正さなければならないことが、正されただけです。今回の弾劾は始まりにすぎません。これからがもっと重要ではないかと思います。同じことが繰り返されないように、目をあけ、耳を開いて祈らなければならないと思います」

 「朴大統領は一言でいうと妖怪だと思います。『孟子の四端』をご存じでしょうか? 惻隠(憐れみ)、羞悪(羞恥)、辞譲(へりくだる心)、是非(正しい判断)です。彼女はこの4つを全然持っていないと思います。私は伝統的な与党の支持者ですが、今回の弾劾は正しいという確信を持っています」

デモに参加する男性=3月10日、ソウル
デモに参加する男性=3月10日、ソウル
 「大統領の義務は憲法と国民と国家の安寧を守ることです。これを守れなかった大統領が弾劾を受けるのはあまりに当然のことです。また、朴大統領は疑惑に対する捜査にもまったく非協力的でした。これでは国民が法を守らなければならないという意識を持つはずがありません。国家の法秩序を揺るがすことになってしまいます」

 「私は弾劾賛成です。昨日の世論調査を見ると、賛成が70%、反対が20%でした。ろうそく集会が成し遂げた成果だと思います。我が国の歴史上、初めての大統領罷免という恥ずかしい結果から抜け出し、これを契機として、正義と民衆の意志が韓国を本当の民主主義国家に成長させる契機になることを祈っています」

 「左派、右派という政治思想を離れて、私は小さな希望を見出しました。今までの積もり積もった澱を清算し、韓国の司法制度がまだ生きているということを実感した一日でした。しかし、ろうそく集会(弾劾賛成)と太極旗集会(弾劾反対)に象徴される国論対立は本当に心配です」

 「私は好ましい結末ではなかったと思います。憲法裁判所が示した審判の基準(大統領の憲法の守護意志欠如、国民の信頼喪失など)が曖昧模糊としている、というのがその理由です」

 「野党4党が改憲を通して憲法裁判所を廃止すると圧力をかけ、マスコミが一方的に大統領の下野を要求するなかで、憲法裁判所が『憲法守護』よりも『憲法裁判所の守護』を選んだ結果だと思います。大統領が本当に罷免されなければならないならば、裁判過程で十分な審理を行わなければならないのに、憲法裁判所があらかじめ結論を出し、裁判官が退任する前に急いで押し付けた判決だと思います」

 「私は賛成です。当然の流れとして生じた結果が、国家を動かし、今回の弾劾となりました。私たち公務員は意見を明らかにはできる立場ではありませんが、みんな怒っていますよ」

 「私は弾劾に賛成です。法によってこのような弾劾が認められたことは民主主義の発展の表れだと思います。しかし賛成、反対をめぐって世代が分裂したことは残念なことです。特に弾劾反対派の過激な行動は是正されなければなりません」