2018年03月08日 14:23 公開

デイブ・リー北米テクノロジー担当記者

米ネット通販最大手アマゾンは7日、ベストセラーとなっている音声認識サービス「アレクサ」が突然奇妙な声で笑い出す不具合を修正すると発表した。この笑い声は「魔女のよう」とも言われており、アレクサを起動させなくても笑い出すため、ユーザーを不安にさせていた。

アレクサの不具合は、音楽再生など異なるタスクを命じたときにも起きるという。

アマゾンは「不具合を認識しており、修正のために動いている」と発表した。

アレクサをはじめとする音声認識サービスは、「アレクサ」や「アマゾン」といった起動コマンドで呼びかけられた時だけ反応するように設計されている。しかし、今回の不調はそういったやりとりなしで起きるため、ユーザーを怖がらせている。

ツイッターでは「私が台所にいる間にアレクサがいきなり、笑い出すことにしたらしい。気持ち悪かった。子供が後ろで笑ってるのかと思った」と書く人もいた。

https://twitter.com/CaptHandlebar/status/966838302224666624

どうしてアレクサがいきなり笑い出したの!?!?!?!?」とツイートする人もいた(太文字は原文では大文字強調)。

別のユーザーは「ベッドに入っていて、眠りそうになったまさにそのとき、アマゾン・エコー・ドット(アレクサ搭載のスピーカー)が不気味な大声で笑い出した(中略)今晩殺されるかもしれない」とツイートした。

音声認識サービスはユーザーの声を録音し、クラウドに送信して処理している。そのため、故意かどうかに関わらず、指示が盗聴されるのではないかという懸念が付きまとっている。

今回のような不具合では、サービスがユーザーに反抗しているように思えるため、余計に不安を掻き立てられる。とは言え、ソーシャルメディアでは多くの人がこの不具合に面白おかしく反応している。映画「2001年宇宙の旅」(1968年)の人工知能(AI)HAL9000と比較する人もいる。

HAL9000は有名なセリフ「デイブ、すみません。残念ながら、それは出来ません」を発し、そして初めて人間の命令に逆らうのだ。

(英語記事 Amazon promises fix for creepy Alexa laugh