西野監督がガーナ戦後に語った「戦略的なところもコロンビアにすべて合わせた中で、チームを持っていく必要がある」という言葉通り、19日のコロンビア戦にどういうプランで挑むかを基準にトライしていく方針を示している。

 その中で、ガーナ戦の内容と結果を受けて「3バックに対しては修正をかけたい」と率直に語っており、やはり前体制と同じ4バックをベースにして、3バックは封印し、終盤に守り切るために5バックを使うようなプランも考えられる。

 もう一つ注目されるのはコロンビア戦に向けたレギュラー争いだ。31日に発表されたメンバーは以下の通り。

<GK>

川島永嗣(メッス)、東口順昭(G大阪)、中村航輔(柏)

<DF>

長友佑都(ガラタサライ)、槙野智章(浦和)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井宏樹(マルセイユ)、酒井高徳(ハンブルガーSV)、昌子源(鹿島)、遠藤航(浦和)、植田直通(鹿島)、長谷部誠(Eフランクフルト)

<MF>

本田圭佑(パチューカ)、乾貴士(エイバル)、香川真司(ドルトムント)、山口蛍(C大阪)、原口元気(デュッセルドルフ)、宇佐美貴史(デュッセルドルフ)、柴崎岳(ヘタフェ)、大島僚太(川崎)

<FW>

岡崎慎司(レスター)、大迫勇也(ブレーメン)、武藤嘉紀(マインツ)

 合宿に参加していた26人の候補からは23歳の浅野拓磨(ハノーバー)、22歳の三竿健斗(鹿島アントラーズ)、21歳の井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)という若い3選手が外れ、ポルトガルリーグで10得点12アシストを記録し、3月のベルギー遠征でも活躍した23歳の中島翔哉(ポルティモネンセ)や最終予選で本大会出場に大きく貢献した24歳の久保裕也(ヘント)も選ばれなかった。

練習に臨む(左から)本田圭佑(左)と香川真司
=千葉県内(撮影・蔵賢斗)
練習に臨む(左から)本田圭佑(左)と香川真司 =千葉県内(撮影・蔵賢斗)
 その一方でシーズン終盤をけがで欠場していた岡崎や足首に負傷を抱える乾、やはり負傷の影響で復調途上の香川などが選ばれており、選出基準に批判的な声も少なくない。しかし、決まった以上はこのメンバーでチャレンジしていくしかない。それぞれの選手が最高のコンディションに持っていくこと、そして短い準備の中でもベストの戦術プランで挑むことが求められる。

 ここから6月8日にスイスのルガーノで行われるスイス戦、12日にオーストリアのインスブルックで行われるパラグアイ戦を経て、19日のコロンビア戦にどんな顔を見せるのか、注目していきたい。