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    【米大統領選2020】 実は生きていた……「死者が投票した」と言われたが

    4 公開 ジャック・グッドマン、クリストファー・ジャイルズ、オルガ・ロビンソン、ジェイク・ホートン BBCリアリティーチェック 米大統領選で、ドナルド・トランプ大統領の支持者の間では、すでに死亡している人が大勢投票したといううわさが出回った。死者の名前を使った投票が大量に投じられたというその主張に、証拠はあるのだろうか。 「確かにもう72歳ですが、まだ生きていますよ。息しています。まだ頭もしっかりしているし、健康です」と、ミシガン州に住むマリア・アレドンドさんはBBCの取材電話に答えた。 マリアさんは、ジョー・バイデン次期大統領に投票したという。「死んでいるのに投票した人」リストに自分の名前があったと言われ、驚いていた。 マリアさんと同じような立場の他の人たちにもBBCが話を聞いたところ、同じような答えが返ってきた。 アメリカではこれまでに選挙で、すでに亡くなっている人が投票したことは何度かあった。 これは事務手続きのミスや、似た名前の家族による投票が原因だったりする。しかし、トランプ氏の支持者たちは今回の選挙で、この現象がとてつもない巨大な規模で起きたのだと主張している。 この言い分を裏付ける証拠が果たしてあるのか、探してみることにした。 ミシガンで1万人の「死者が不在者投票」? ことのてんまつは、トランプ氏を支持する活動家がツイッターに、約1万人の名簿を投稿したことから始まった。 それによると、その名簿とはすでに亡くなっているにもかかわらず、ミシガンで大統領選に投票した人たちの名簿だという。 さまざまなソーシャルメディアで同じような主張が繰り返されている。与党・共和党の議員もこれにかかわっている。 名簿には1万人の名前と郵便番号、投票用紙が受理された日付が書いてある。生年月日と死亡年月日も記載されている。中には50年以上まえに亡くなったことになっている人もいる。 ミシガン州には、名前と郵便番号、生まれた年と月を入力すれば、その人が今年の選挙で不在者投票したか確認できるデータベースがある。そのため、話題のリストに含まれる人たちが投票したのか、簡単に調べられる。 アメリカにはほかにも、死亡記録のデータベースが調べられるウエブサイトが複数ある。 しかしながら、この1万人の名簿には、根本的な問題がある。 こういう照合作業には、誤合致がつきものだ。1940年1月生まれの人が今回、ミシガンで投票した。そしてアメリカ国内の別の場所で1940年1月に生まれ、すでに亡くなっている同姓同名の人がいた。アメリカのように人口3億2800人もの大きな国では、これは決して珍しいことではない。特に、よくある名前の人同士では。 投稿された名簿を検証するため、BBCはランダムに30の名前を取り出した。さらにそこに、名簿で最高齢の人も加えた。 この31人のうち、私たちは実際に11人が生きていることを確認した。本人に直接話したり、家族や隣近所の人や、介護施設のスタッフと話をした。 それ以外の17人については、公の死亡記録が確認できず、しかも1万人の名簿に書かれている命日よりも後に存命だったという明確な証拠も確認した。調べた結果には一貫性があった。明らかに、複数の矛盾する記録が組み合わさり、誤合致が作り出されていた。 調べた31人のうち、確かに死亡していると分かったのは3人だった。これについては後述する。 どうやって調べたのか 私たちはまず、ミシガン州の公式な選管データベースを調べて、1万人の名簿からランダムに抽出した31人が実際に投票していたかを確認した。確かに全員が投票していた。 次に、死亡記録を調べたところ、名簿に記載されている大多数の人の死亡場所がミシガン州ではなく、それ以外のアメリカ国内になっているのに気づき、怪しいと思うようになった。 名簿で「死んだ」とされている人と同姓同名の人が、ミシガン州で健在なのかどうか、確認することにした。 同州の公的記録と有権者の郵便番号を照合し、その人たちの生年月日を調べた。その結果、予想したとおり、1万人の名簿に書かれている生年月日とは一致しなかった。 つまり、ここには2つの集団がいることが確実になった。実際に投票した人たち。そして、その人たちと同姓同名で、まったく別の場所で亡くなった人たちだ。 しかし私たちは何より、死んだことにされながら実際に投票した人たちと話がしたかった。 「生きてるよ!」 私たちはロベルト・ガルシアさんに電話をかけた。ミシガン州在住の元教師だ。「自分は確かに生きているし、確かにバイデンに投票した。トランプに入れるなんて、死なない限り、そんなまねはしない」とガルシアさんは話した。 ほかにも、「死者が投票」したという1万人の名簿に記載されていた100歳の女性は、実際には存命で、ミシガン州の介護施設で生活していた。 ただし、確認作業のすべてがこれほどはっきりした結果につながったわけではない。 1万人名簿によると1977年に亡くなったことになっている別の100歳女性については、9月に投票用紙を返送した時点ではまだ存命だったことが分かった。ただし、私たちが連絡をとろうとすると、数週間前に息を引き取ったばかりだと近所の人が教えてくれた。この女性のお悔やみ記事が10月に出ていたことが確認できた。 期日前に投票した人が投票日前に亡くなった場合、ミシガン州によるとその人の票は無効になる。 この100歳女性の票が集計されたかどうかは、確認できていない。 私たちは電話で連絡がとれなかった人については、ほかの手段で生存確認をしようとした。たとえば、州や郡、市町村などの自治体による商取引の記録を調べるのも、その手段のひとつだった。 問題の名簿で2006年に死亡したとされている女性については、この人の名前で2008年1月以降、会社の年次報告書が毎年登録されているのを見つけた。 私たちが抽出した31人のうち、問題の名簿では数年前に死亡したのに投票したとされている男性2人については、投票したのは実はその人たちの息子だと分かった。アメリカでは、父と息子が同じ名前なのは特に珍しくない。父と息子が同姓同名で、同じ住所で有権者登録されていたのだ。 私たちが調べた2人については、どちらも父の名前で投票していた。 地元選管関係者によると、このうち1人の票は集計されたが、息子が投票した記録はないという。 もう1人の男性については、投票したのは息子だったが、事務処理上のミスのため、父親の票として記録されたのだという。 「単純な統計上の問題」 1万人のうち31人というのは、小さいサンプルに過ぎないが、それでもトランプ氏の支持者たちがさかんに広めるデータの欠陥を明確に露呈している。 私たちが調べた31人については、ミシガン州の実際の有権者と同姓同名で生まれた年と月も一致する死者を、全米各地から見つけ出して、ミシガンの有権者と誤合致させていたのは明らかだ。 米ロヨラ・メアリーマウント大学で憲法と民主主義の法律を専門とするジャスティン・レヴィット教授によると、「名前と生まれた日だけをもとに名簿を作れば、ミシガンくらい大きい州では、誤合致は確実に出てしまう」と言う。 これは「誕生日の問題」と呼ばれる。ひとつのクラスで誕生日が同じ生徒が2人いる確率はかなり高いのだ。 そのため、ミシガン州の有権者100万人のリストと、全米の死亡記録データベースを突合すれば、かなりの一致が出るのは自然なことだ。特に、有権者名簿が生年月日のうち年と月だけを記録し、日にちを記載していない場合は。 「これは単純に統計上の問題だ。何百万もの記録を、別の何百万もの記録と照合すれば、相当数の誤合致が出るのは当然で、前にもこういうことはあった」とレヴィット博士は言う。 トランプ氏支持者のリストでは死んだことになっているマリア・アレンドンドさんは、自分が無事に投票し、その票が集計されたことに安心し、新政権を楽しみにしていると話す。 「(バイデン氏は)オバマ政権で素晴らしい副大統領だったので。すごくうれしい。本当にホッとしました」 (英語記事 US Election 2020: The 'dead voters' in Michigan who are still alive)

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    【米大統領選2020】 トランプ氏、バイデン氏の「勝利」に言及 敗北は認めず

    2020年11月16日 10:35 公開 米大統領選で野党・民主党のジョー・バイデン氏(77)の当選が確実となった中、ドナルド・トランプ大統領(74)は15日、「彼(バイデン氏)が勝ったのは、選挙で不正があったからだ」と、バイデン氏の勝利を認めるとも受け取れるツイートをした。しかし直後に、負けは認めないとの主張を改めて強調した。 トランプ氏はこの日のツイートで、3日に投票が行われた大統領選で不正があったと、証明されていない主張を繰り返し、「彼(バイデン氏)が勝ったのは、選挙で不正があったからだ」と書き込んだ。 約1時間後には、選挙での負けは認めないと主張した。 米ツイッター社は15日、選挙での不正行為を主張するトランプ氏のツイートの上に「選挙の不正に関する主張は真偽が問われている」との警告をかぶせた。 <関連記事> 【米大統領選2020】 トランプ氏支持者が大規模デモ、バイデン氏勝利確実に抗議 【米大統領選2020】 全米で大勢判明、バイデン氏当選確実 トランプ氏「どちらの政権に」 【米大統領選2020】 「不正証拠ない」と調査委 アリゾナ州とジョージア州もバイデン氏に トランプ氏は選挙で広範囲に及ぶ不正行為があったと根拠を示さずに主張し、選挙の勝敗を左右し得る複数の重要州で訴訟を連発している。 裁判所が訴えを棄却したり、トランプ陣営側が訴えを取り下げたりするなど、今のところ法廷闘争は成功していない。 米連邦選挙当局は12日、今回の大統領選は「アメリカ史上最も安全」な選挙で、「投票システムが票を削除したり、紛失したり、変更を加えたり、あるいは何らかの方法で不正アクセスを受けたといった証拠はない」との調査結果を発表した。 バイデン氏が獲得する選挙人は計306人となり、大統領に当選するために必要な過半数270人以上を大きく上回っている。 票の再集計や法廷闘争で大勢が変わる見通しはなく、バイデン氏が次期大統領であることに変わりはない。 全国での得票数でも、バイデン氏が500万票以上リードしている。 それにもかかわらず、トランプ氏はこれまでバイデン氏の勝利を認めていない。 トランプ氏は13日の記者会見で、将来どちらの政権になるのか「誰にも分からない」と述べた。 政権移行プロセスが停滞 トランプ氏が敗北を認めないことで、拡大する新型コロナウイルスの感染症COVID-19をめぐる米政府の対処能力に対して懸念が高まっている。 また、来年1月20日の大統領就任式を控える中、新政権への移行プロセスが停滞している。 トランプ政権の下で政権移行プロセスの開始を担う一般調達局(GSA)は、バイデン氏とカマラ・ハリス氏の勝利を認めていない。 バイデン陣営は円滑な政権移行に必要な機密情報や連邦政府機関、連邦予算などを活用できない状況が続いている。 11日にバイデン氏の首席補佐官に起用されることが明らかになったロン・クレイン氏は15日、米NBCに対し、新型ウイルスのパンデミックへの対応に注力できるよう、政権移行のプロセスを今週中に開始する必要があると述べた。 アメリカは現在、パンデミックが始まって以降で最悪の感染状況に見舞われている。13日には新たに18万人以上の感染と、1400人の死亡が確認された。同国の累計感染者数と死者数は世界最多となっている。 「ジョー・バイデンは現在進行中の危機的状況下で合衆国大統領になる」とクレイン氏は述べた。「シームレスな政権移行でなければならない」。 米政府の新型ウイルス対策に大きくかかわってきた米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士は、政権移行が直ちに始まるほうが公衆衛生にとっていいことだと述べた。 クレイン氏は「ドナルド・トランプのツイートが、ジョー・バイデンが大統領になるかならないかを決めるのではない」、「アメリカ国民がそう決めたんだ」と述べ、トランプ氏の直近のツイート内容を一蹴した。 ワシントンでトランプ氏支持者が大規模デモ ワシントンでは14日、選挙で不正があったと主張するトランプ氏を支持する人々が多数集結し、デモ行進を行った。 星条旗を手にしたデモ隊には白人至上主義団体「プラウド・ボーイズ」や、「オウス・キーパーズ」(誓いを守る人々の意)を含む複数の極右グループメンバーが加わった。ヘルメットや防弾チョッキを身につけている人もいた。 デモの大部分は平和的に行われたものの、夜になるとトランプ氏支持者と反対派が小競り合いを起こすなど、一部で暴力的になった。 当局によると、暴力行為や武器の所持など、様々な容疑で20人が逮捕された。刃物で刺されたとの報告もあったという。警官2人も負傷した。 (英語記事 Trump says Biden won but again refuses to concede)

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    【米大統領選2020】 トランプ氏支持者数千人がデモ、バイデン氏勝利確実に抗議

    2020年11月15日 11:53 公開 米大統領選挙の全米の大勢が判明し、野党・民主党のジョー・バイデン氏の当選が確実となったが、ドナルド・トランプ大統領は選挙で不正行為があったと主張し、敗北を宣言していない。こうした中ワシントンでは14日、トランプ氏の支持者が多数、デモ行進に参加した。 トランプ氏支持者たちは14日正午ごろ、ホワイトハウスの東に位置するフリーダム・プラザ近くでデモを開始。最高裁判所を目指した。 星条旗を手にしたデモ隊には白人至上主義団体「プラウド・ボーイズ」や、「オウス・キーパーズ」(誓いを守る人々の意)を含む複数の極右グループメンバーが加わった。ヘルメットや防弾チョッキを身につけている人もいた。 また、陰謀論者のアレックス・ジョーンズ氏が群衆に向けて演説した。 ワシントン郊外の自分のゴルフ場へ向かうトランプ氏の車列が行進の中を通過すると、支持者たちは車列を取り囲み歓声を上げた。 支持者たちは今回のデモを、トランプ氏のスローガン「アメリカを再び偉大に(Make America Great Again)」の略語「MAGA」を冠した「Million MAGA March」(100万人のMAGA行進) や、「March for Trump」(トランプのための行進)、「Stop the Steal DC」(米政権を盗むのを止めろ)など様々な名称で呼んでいる。 11月3日に投票が行われた大統領選挙では、13日夜(日本時間14日未明)に全50州の大勢が判明した。バイデン次期大統領は西部アリゾナ州や南部ジョージア州でも勝つ見通しで、獲得する選挙人は計306人となる見込み。当選には270人以上が必要。 民主党の大統領候補がアリゾナ州やジョージア州で勝つのは1990年代以来。 <関連記事> 【米大統領選2020】 全米で大勢判明、バイデン氏当選確実 トランプ氏「どちらの政権に」 【米大統領選2020】 「不正証拠ない」と調査委 アリゾナ州とジョージア州もバイデン氏に バイデン氏に「機密情報共有を」 米共和党にも次期大統領へのブリーフィング支持高まる トランプ氏は選挙で広範囲に及ぶ不正行為があったと根拠のない主張をし、選挙の勝敗を左右する複数の重要州で訴訟を連発。選挙の結果を法廷で争おうと試みているものの、裁判所が訴えを棄却したり、トランプ陣営側が訴えを取り下げるなど、今のところ選挙結果に影響するような成果は出ていない。 トランプ氏支持者のデモで何が トランプ氏は13日、支持者たちがいる場所に「立ち寄って挨拶」するかもしれないと述べていた。14日朝にデモ現場に車に乗って登場したが、そのままヴァージニア州スターリングに所有するゴルフ場へ向かった。 その後、ホワイトハウスのソーシャルメディア担当、ダン・スカヴィーノ氏が投稿したデモの動画をトランプ氏はリツイートし、「我々は勝つ!」と書いた。ただ、改めて現場に登場する予定があるかどうかは明らかにしなかった。 一部の左派団体はトランプ氏支持者に対抗するデモを計画していたが、これまでのところ深刻な衝突は報告されていない。 米民泊仲介サイトのAirbnb(エアービーアンドビー)は今週初め、「ヘイト(憎悪)グループと関連のある人物はAirbnbにふさわしくない」として、プラウド・ボーイズ関係者と思われる人の予約をキャンセルした。 こうした中、韓国のK-ポップのファンたちはハッシュタグ「MillionMAGAMarch」を使い、トランプ氏の支持集会に抗議するため、大量のパンケーキ画像を投稿した。 トランプ氏の主張 トランプ氏は大統領選の結果をめぐり、不正があったとの主張を続けている。14日には連続ツイートで、投票用紙の署名に問題があるとして、ジョージア州での開票は「時間の無駄」だと主張した。主張を裏付ける証拠は示さなかった。 ジョージア州では手作業による再集計が行われる予定だが、州選管当局は大勢が変わる見通しはないとしている。 米連邦選挙当局は12日、今回の大統領選は「アメリカ史上最も安全」な選挙だったとの調査結果を発表。不正があったとするトランプ氏の主張に対して、連邦政府と州当局が直接的に反論するかたちとなった。 ホワイトハウスのケイリー・マケナニー報道官は13日、米フォックス・ニュースに対し、「トランプ大統領は自分が次期大統領となり、2期目に入ると信じている」と述べた。 しかしこの日、選挙結果を覆そうとするトランプ氏の試みは次々失敗に終わった。 トランプ陣営は、合法的な票の一部が受理されなかったという主張をもとに、アリゾナ州で再集計を求めて提訴していたが、これを取り下げた。再集計しても票差を覆すのは不可能と判断したという。 ミシガン州の大都市デトロイトがあるウェイン郡で不正があったとして、共和党の選挙立会人2人がデトロイトでの選挙結果の認定阻止を求めたが、裁判所が棄却した。 トランプ陣営はペンシルヴェニア州フィラデルフィアの大半の郵便投票の無効を求めたが、これも退けられた。 政権移行で何が起きているのか バイデン氏の勝利を認め、現政権から次期政権への移行準備に協力するよう、トランプ氏に圧力が高まっている。 トランプ政権の下で政権移行プロセスの開始を担う一般調達局(GSA)は、バイデン氏とカマラ・ハリス氏の勝利を認めていない。 バイデン陣営は円滑な政権移行に必要な機密情報や連邦政府機関、連邦予算などが活用できない状況が続いている。同陣営の広報担当ジェン・サキ氏は、このことがバイデン氏の統治能力に影響を及ぼす可能性があると述べた。 「現下の危機的状況に対処するために、リアルタイムな情報が必要だ」と、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を強調。「我々のチームと専門家にとってアクセスを得るのは必須事項だ」とサキ氏は述べた。 トランプ政権下で首席補佐官を務めたジョン・ケリー氏もこうした意見に同調し、政権移行の開始が遅れることで国家安全保障を損なっていると指摘している。「これは、1時間でゼロから1000マイル進めるようなプロセスではない」と、米政治メディア・ポリティコに述べた。 バイデン次期大統領に機密情報のブリーフィングを実施するべきだという声が、共和党議員の間でも少数ながら高まっている。 (英語記事 Pro-Trump protesters hold rallies as tensions grow )

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    【米大統領選2020】 民主党がジョージア州奪還へ、立役者は黒人女性たち

    2020年11月14日 12:50 公開 チェルシー・ベイリー、BBCニュース(ジョージア州アトランタ) 米大統領選で13日夕、民主党のジョー・バイデン次期大統領が南部ジョージア州で勝つのが確実となった。民主党にとっては1992年以来の勝利となる。この奪還劇の立役者は、ステイシー・エイブラムスという黒人女性だった。 バイデン氏とカマラ・ハリス次期副大統領は、選挙人306人を獲得し(必要な過半数は270人)、来年1月20日に就任する見通しとなった。 ハリス氏はアメリカ初の女性副大統領、初の黒人副大統領、初のアジア系副大統領になる。 この歴史的な勝利に大きく貢献したのが、1人の黒人女性だ。 ハリス氏は7日夜の勝利演説で、アメリカで少数派の女性たち、特に黒人女性が「あまりにしばしば無視されながらも、私たちの民主主義の支柱なのだと、繰り返し立証してきた」とその貢献をたたえた。 ジョージア州アトランタ郊外の自宅でハントさん一家は、ハリス氏の演説を見ながら泣いていた。 「ジョージアは青い(民主党支持の)州になった。これはこの州と住民にとって、特にここに住む黒人住民にとって大転換です」と、27歳のクリスティン・ハントさんは話した。 「これはステイシー・エイブラムスと、現場を足で使ってがんばった大勢の黒人女性の、そして草の根組織のおかげです。みんなで有権者に登録するよう呼びかけて、自分たちの一票がなぜ大事なのか証明するため、取り組んできたんです」 バイデン氏の勝利には、アフリカ系アメリカ人の支援が不可欠だった。勝利演説でも、自分が最も苦しいときに支えてくれたのは黒人コミュニティーだったと感謝している。民主党予備選の開始当初は敗退が続き、撤退もうわさされていたバイデン氏が復活したのは、南部サウスカロライナ州の黒人有権者がこぞってバイデン氏を支持したからだった。この圧勝があったからこそバイデン氏は挽回し、ついには民主党の大統領候補になった。 やがて激戦州ペンシルヴェニアで勝ち、そして選挙そのものにも勝つことになったのも、大都市フィラデルフィアやピッツバーグなどの黒人有権者が圧倒的にバイデン氏を支持したことが大きく関係している。出口調査によると、ドナルド・トランプ大統領は2016年大統領選よりは黒人有権者の間で善戦したのものの、バイデン氏は今回、約9割の黒人票を獲得した。 けれども、こうした都市部に足を運び、本当の意味でバイデン氏を助けたのは誰なのか街の人たちに尋ねると、自分たちの地元の黒人女性だという答えが多く返ってくる。 たとえば、フロリダ州ジャクソンヴィルの住民活動家、クルシャンダー・スコットさんは、選挙終盤には脅迫が相次いだため、警備が強化されたのだと話す。スコットさんは、歴史的に黒人住民が多い地元で、有権者登録する人の数を増やそうと活動していた。 あるいは、フィラデルフィアで投票推進活動をするブリタニー・スモールズさんは、地元の人たちに参政権について情報を提供し、市民権の行使を呼びかける活動をライフワークにしている。ひとりひとりの一票が大事だと、承知しているからだ。 アメリカでは有権者だというだけでは投票できない。自ら、有権者として地元の選挙管理委員会に登録する必要がある。 そしてジョージア州では、民主党関係者が口をそろえてステイシー・エイブラムス氏の努力を称賛する。同州の民主党選挙立会人を務めたリンダ・グラント氏は、「結果を出す、やるべきことをやる」という意味で、エイブラムス氏の名前がしばしば使われると話す。 けれども少し前までジョージア州の民主党関係者は、エイブラムス氏を「知事」と呼べる日を待ち望んでいた。2018年の中間選挙でエイブラムス氏は、アフリカ系アメリカ人女性として初めて、州知事を目指して出馬したのだ。対立候補は同州のベテラン州務長官、ブライアン・ケンプ氏だった。 州務長官としての6年間でケンプ氏は、100万人以上の州民の有権者登録を無効にした。「活動なし」やミスだというのが理由だった。ケンプ氏はこれについて、有権者名簿を適切に更新しただけだと説明するが、エイブラムス氏をはじめ多くの活動家が、一部の有権者を不当に排除する動きだと非難した。 ケンプ氏は5万票差で知事に当選した。エイブラムス氏は敗北を認めず、自分が落選したのはケンプ陣営が多くの住民の有権者登録を抹消したからだと主張。こうした選挙妨害に対抗する活動を開始すると宣言した。 「私たちの国が偉大なのは、国を挙げてのこの実験に、壊れたものを直すチャンスを組み込んであるからです」と、ステイシー氏は敗れた夜に述べた。 あれから2年後、今回の選挙に向けてエイブラムス氏と複数の組織は、ジョージア州内だけで80万人以上、有権者の登録を実現していた。そして、ジョージアでは手作業で再集計が行われるものの、結果を変えることにはならないと州選管は話している。 民主党の大統領候補がジョージア州で勝つのは1992年以来となる。 来年1月には、連邦上院2議席の決選投票もジョージア州で行われる。この結果で、どちらの党が上院を支配するのかが決まる。そしてここでも、エイブラムス氏たちが働きかけた有権者の票が、物を言うのかもしれない。 バイデン氏が当選確実になったのは、エイブラムス氏や多くのボランティアのおかげだと言える。 「エイブラムスさんは負けたときに『わあ負けちゃったー』と降参して、それっきりにすることだってできたはずです」と、ハントさんは言う。「それなのに彼女は、どんどん前へ前へと進んで、自分自身と、このコミュニティーのために、負けを勝ちに変えたんです」。 ハントさんのおば、テリーサ・ウィルソンさんも同意見だ。エイブラムス氏の活動は、自分の力に気づいたジョージア州の黒人有権者を永遠に変えると、ウィルソンさんは言う。 「実際に足を使って各地を歩いて、あれだけの人数を登録して、投票するよう働きかけた。あの活動はジョージアと国全体に、すさまじい影響があった」 「私たちはもうずっと前から選挙のたびに、軽視されてきたんだと思う。けれども今ではこの国も世界も、私たちの票がいかに大事か、気づいたはずだ」 (英語記事 Stacey Abrams: The woman behind Biden's biggest surprise)

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    英首相の上級顧問カミングス氏、首相官邸を去る 「空気一新」と首相

    ス氏とはどんな人物か? イギリス有権者の大半は「カミングス上級顧問はロックダウン違反」と BBCのローラ・クンスバーグ政治編集長は、官邸チームにとって今週は「難しい1週間」だったと説明。チームの「動揺」がカミングス氏の首相官邸退去を早めたと解説した。 クンスバーグ記者によると、官邸内には長く複雑な摩擦があったが、「ゆっくりと燃えていた導火線が急速に爆発した」のだという。 カミングス氏とケイン氏は長年の同僚で、2016年の欧州連合(EU)離脱をめぐる国民投票では共に離脱推進派として活動した。ケイン氏の辞任により、カミングス氏も政府を離れるのではないかとの憶測が流れていた。 BBCの取材に対してカミングス氏は、「辞任してやると自分が圧力をかけているなどといううわさは、でまかせだ」と話していた。一方で、「1月のブログの内容から、自分の立場は変わっていない」とも述べた。そのブログでは、2020年末には自分がもう「ほとんどやることがない」状態になっていることを希望すると書いていた。 「これまでと違ったアプローチを」 カミングス氏の官邸退出を受け、官邸内で幅広い改革が見込まれる中、エドワード・リスター卿(一代男爵)が首相補佐官代理に任命された。リスター卿は、ジョンソン首相のロンドン市長時代に副市長を務めていた。 カミングス氏と与党・保守党議員の多くが対立していたことは有名で、一部の議員は同氏が官邸を離れることを歓迎。官邸の取り組みに刷新が必要だとしている。 テリーザ・ヴィリアーズ議員は、「カミングス氏とケイン氏はどちらも、平議員を軽んじるだけでなく、時には閣僚の発言も無視しがちで、それは有用ではなかった」と語った。 サー・バーナード・ジェンキンは、首相官邸と下院議員の間に「尊重と誠意、信頼」を取り戻す時だと話している。 最大野党・労働党は、ジョンソン首相が「いくら人事をこねくりまわそうと(中略)この政権の無能ぶりの責任はあくまでもジョンソン氏にある」と批判している。 カミングス氏とは カミングス氏は、ジョンソン氏に招かれて公式のEU離脱運動「Vote Leave(離脱に投票を)」を展開し、離脱派のスローガンとなった「Take Back Control(コントロールを取り戻そう)」を考案したことで知られる。 2019年7月にジョンソン首相が就任すると、カミングス氏を上級顧問に抜てき。6カ月後には「Get Brexit Done(ブレグジットを実現しよう)」を掲げて総選挙に臨み、与党・保守党は過半数議席を獲得した。 それ以来、カミングス氏は表舞台に上ることが多くなった。一方で今春には、新型コロナウイルス対策のロックダウンで移動が制限されている中、カミングス氏が親類のもとへ国内を400キロ以上移動していたことが問題となり、夏には首相顧問としてはきわめて異例の記者会見を官邸で開いた。 離脱運動以前には、保守党のイアン・ダンカン=スミス元党首の戦術顧問や、教育相時代のマイケル・ゴーヴ内閣府担当閣外相の特別顧問を務めていた。 首相官邸、そして保守党内では決して人気のある人物ではなく、保守党議員や離脱派の議員を「有用なばか」と呼んで批判を招いたこともある。 <分析>ニック・ヤードリー政治担当編集委員 首相官邸の玄関からダンボール箱を持って――。カミングス氏は今晩、国民が注目する中で非常におおっぴらに官邸を去った。 首相官邸での激動の数日間、そしてジョンソン首相との会談を経てのことだ。カミングス氏は12月までは現職にあるが、首相官邸には戻らない見通しだ。 一部の閣僚や保守党内には、カミングス氏が去ることを喜ぶ人もいるだろう。同氏の態度はしばしば党内を怒らせていた。また保守党の下院議員からは、ジョンソン首相が顧問を「Vote Leave」出身者に限定しすぎていると指摘する声も多かった。 一方で、2016年の国民投票とジョンソン政権でブレグジットが成功したのはカミングス氏の功績だという指摘も、政府内外から聞こえてくる。 同氏の辞任が、政権の手法が変わるきっかけになると期待する人もいる。しかし、ジョンソン首相が究極的なボスであることは変わらない。新型ウイルス対策やEU離脱に伴う通商交渉などが佳境に入る向こう数カ月の方向性は、やはりジョンソン氏にかかっているのだ。 (英語記事 Dominic Cummings leaves No 10 'to clear the air')

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    【米大統領選2020】 全米で大勢判明、バイデン氏当選確実 トランプ氏「どちらの政権に」

    2020年11月14日 8:39 公開 米大統領選で13日夜(日本時間14日未明)、全50州の大勢が判明した。ジョージ・バイデン次期大統領は南部ジョージア州でも勝つ見通しで、獲得する選挙人は計306人となる見込み。ドナルド・トランプ大統領はノースカロライナで勝利する見通しで、計232人となった。当選には270人以上が必要。一方で8日ぶりに記者団の前に現れたトランプ氏は、パンデミック対策について語りながら「どちらの政権になるのか」と将来についてわずかながら言及した。 全国での得票数ではバイデン氏が7800万票近くを獲得し、500万票以上リードしている。バイデン氏はこれで、前回大統領選で民主党が落としたペンシルヴェニア、ミシガン、ウィスコンシン、アリゾナ、ジョージアの各州を奪還する見通し。 トランプ氏はジョージア州の大勢判明から間もなくホワイトハウスで記者発表を行ったものの、新型コロナウイルス対策について説明するにとどまり、敗北宣言はしなかった。記者からの質問も受け付けなかった。 2016年の前回大統領選では、トランプ氏が306人の選挙人を獲得し、民主党のヒラリー・クリントン候補(232人)を破っている。 ジョージア州では手作業による再集計が行われる予定だが、州選管当局は大勢が変わる見通しはないとしている。 同州の再集計は、アジアやアフリカなどで紛争解決や選挙の監視を行っている米カーター・センターが行うことになった。カーター・センターがアメリカの選挙でこうした役割を果たすのは初めてで、アメリカの民主主義に対する自信を拡大したいと述べている。 <関連記事> 「不正証拠ない」と米政府調査委 民主党がジョージア州奪還、立役者は黒人女性たち バイデン氏に「機密情報共有を」 米共和党にも次期大統領へのブリーフィング支持高まる 民主党の大統領候補がジョージア州で勝つのは1992年以来となる。 同州は今年7月に80歳で亡くなった公民権運動の闘士、ジョン・ルイス下院議員(民主党)の選挙区の一部。トランプ氏は2017年1月にルイス議員を「口先だけ」と攻撃し、大勢の非難を浴びた。また、同州でのバイデン氏勝利には、2018年の州知事選に僅差で敗れたステイシー・エイブラムス氏(同)が中心となり、大々的な有権者登録運動を推進したことも大きく影響したと言われている。 ペンシルヴェニア州は再集計せず ジョージア州に先立ち同日未明には、アリゾナ州でもバイデン氏の勝利が確実となった。 長年共和党の地盤だったアリゾナ州で民主党の大統領候補が勝つのは、1996年のクリントン氏以来。それ以前に民主党の大統領候補が同州で勝ったのは、1948年のハリー・トルーマン副大統領(当時)だった。 アリゾナ州は長年、共和党重鎮で2008年の大統領候補だった故ジョン・マケイン上院議員の地元だった。上院議員同士だったバイデン氏とマケイン氏の党派を超えた友情は有名で、今回の選挙ではマケイン夫人がトランプ氏ではなくバイデン氏支持を表明していた。トランプ氏はマケイン氏とたびたび対立し、葬儀にも遺族の意向を受けて欠席したとされている。 一方、ペンシルヴェニア州のキャシー・ブックヴァー州務長官はこの日、「立候補者の得票差が0.5%以下ではなかったため」、再集計は行わないと発表した。 開票率99%でバイデン氏は6万票以上リードしており、勝利見通しに十分な票差があるという。 トランプ氏「どちらの政権になるのか」 トランプ大統領はこの日、8日ぶりに記者団の前に姿を現した。バイデン氏が選挙人を270人以上獲得したと報じられてからは初めてとなる。 しかし新型ウイルス対策に言及するのみで、敗北宣言は行わず、質疑応答も受け付けなかった。トランプ氏は投票日の3日以降、選挙に不正があったとする立証されていない主張をツイッターで繰り返し、各地で訴訟を起こしている。 トランプ氏はウイルス対策について、「この政権はロックダウンを行わない(中略)将来何が起こっても、どっちの政権になるのかはいずれ分かるだろうが、この政権はロックダウンを行わない」と述べた。 バイデン氏はすでに、専門家を集めたCOVID-19対策チームを立ち上げており、このチームが感染拡大を食い止める方法として数週間のロックダウンを検討していると報じられている。ただし、対策チームに参加する複数の専門家が米メディアに対し、全国的なロックダウンは考えていないと述べた。それよりも、「限定的」で「緻密」な行動制限は有用かもしれないとしている。 トランプ氏はさらに、政府のワクチン早期開発プログラム「ワープスピード作戦」の成功を称賛。「この規模と影響力のある医学的な業績が、これほど素早く達成されたことはない」と述べた。米製薬大手ファイザーと独ビオンテック(BioNTech)は9日、治験の予備解析の結果、開発中のワクチンが90%以上の人の感染を防ぐことができることが分かったと発表している。 ファイザーは「オペレーション・ワープ・スピード」の助成を受けていないが、同プログラムを通じてワクチンの流通を行うことで政府と合意している。トランプ氏は記者団を前に、「ファイザーが自分たちはワープスピード作戦に参加していないと発表したのは、とても残念なことだった」と繰り返し、米政府が同社のワクチン開発に大きく貢献したと強調した。 トランプ政権の新型ウイルス対策チームはこのほか、バイオ製薬会社モダーナが開発中のワクチンも期待が持てるとしている。 トランプ氏は、12月には数百万回分ものワクチンが提供され、アメリカ全土に行き渡ると発言。一方で、民主党はワクチンの安全性を懸念しているからニューヨーク州にはワクチンは行き渡らないだろうと、かねて対立している同州アンドリュー・クオモ知事にあてつけた発言もした。 一方で会見に同席したマイク・ペンス副大統領は、国内での感染拡大を認めた。アメリカでは11月に入り、1日当たりの新規感染報告が10万件を超えている。 (英語記事 US election Live Page)

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    バイデン氏、2匹の犬とホワイトハウスへ 歴代「ファーストペット」たち

    2020年11月14日 7:51 公開 アメリカでジョー・バイデン政権が誕生すれば、ホワイトハウスに1つの伝統が復活する。ペットとの同居だ。 ドナルド・トランプ大統領はペットを飼っていない。大統領としては、ここ100年ほどで初めてだった。 一方、民主党のバイデン次期大統領は、来年1月の就任式を終えると、2匹のジャーマンシェパード(チャンプ、メイジャー)と一緒にホワイトハウスに移り住む予定だ。 この2匹は、ソーシャルメディアに多数のファンを抱えている。2匹のツイッターアカウントには、何万人ものフォロワーがいる。 新しい「ファーストドッグス」はどんな犬なのか。先代にはどんな犬がいたのか。以下に紹介しよう。 チャンプとメイジャー バイデン氏が子犬だった「チャンプ」と暮らし始めたのは、2008年にバラク・オバマ政権の副大統領になると決まった後だった。 米政治メディア・ポリティコによると、妻のジルさんは、同年の大統領選が終わったら犬を選ぼうと、夫と約束していた。選挙戦で全国遊説中には、陣営チャーター機のバイデン氏の座席の前に、様々な犬の写真を貼り付けていたという。 「チャンプ」という名前はバイデン氏の孫たちがつけたものだが、感傷的な意味も込められた。 2008年大統領選の演説でバイデン氏は、「たたきのめされたら起き上がれ、チャンプ!」と父親によく言われたものだと繰り返していた。 一方、「メイジャー」は2018年にデラウェア州の動物保護団体を通して、バイデン家に引き取られた。 https://www.instagram.com/p/CEXsrxxBMEn/?utm_source=ig_embed 今回の大統領選の選挙運動中、バイデン氏はインスタグラムにメイジャーの動画をシェア。言葉の意味や発音を掛けながら、「Major(大規模、メイジャー)なやる気があれば、trail(選挙遊説、追跡)でruff(ラフ、フサフサの首毛、犬の鳴き声にも似ている。同音のrough=きつい、厳しいにかけている)な日なんかない」とキャプションを添えた。 ボウとサニー ポーチュギーズ・ウオーター・ドッグのボウとサニーは、バラク・オバマ大統領時代(2009~2017年)のホワイトハウスに住んでいた。 オバマ氏は大統領選での勝利を宣言した時、娘2人に「みんなと一緒に、新しい子犬もホワイトハウスに行く。2人ががんばったから」と伝えたという。 ボウは2009年、テッド・ケネディ上院議員(当時)が、オバマ氏の娘たちに贈った。サニーは2013年8月に家族に加わった。 胸と前足が白いボウと、全身が黒いサニーは、どちらも人気者となり、公務を手伝うこともあった。 「みんな2匹と会って写真を撮りたがるんです」とミシェル・オバマさんは、夫が大統領だった時に話していた。 「月の初めになると2匹のスケジュール調整を求めるメモが届き、私が出番を承認することになっています」 バディとソックス ビル・クリントン大統領(任期1993~2001年)は、バディという名のチョコレート色のラブラドールと、ソックスと名づけた猫を飼っていた。 2匹はよくけんかし、米紙ニューヨーク・タイムズは冗談交じりに「天敵同士」と呼んだ。 クリントン氏は2000年、妻が不在の時には、バディが隣で寝ると記者団に話した。 「本当の友人なんだ」と、クリントン氏は話していた。 ヒラリー・クリントン大統領夫人は2匹について、「親愛なるソックス、親愛なるバディ」という本まで書いた。同書には、子どもたちからの手紙が収められ、2匹のライバル関係や習慣が詳しく紹介されている。 ミス・ビーズリーとバーニー ジョージ・W・ブッシュ大統領(任期2001~2009年)は何匹かのペットを飼ったが、その中にはミス・ビーズリー、バーニーという名の2匹のスコティッシュ・テリアがいた。 2匹はホワイトハウスが公表したビデオ(「A Very Beazley Christmas」、「Barney Cam」など)に登場した。 ブッシュ氏はミス・ビーズリーがいるだけでうれしくなる、「喜びの源」だと表現。バーニーと自分は、自然への愛を共有していると述べた。 ユキ リンドン・B・ジョンソン大統領(任期1961~1969年)の愛犬は、ユキという名のテリアのミックス犬だった。 ホワイトハウスで暮らしたペットに関する情報を集めている「大統領ペット博物館」のウェブサイトによると、ユキはジョンソン氏の娘ルーシーさんが1966年の感謝祭の日に、地元テキサス州のガソリンスタンドで見つけた。 ルーシーさんはその犬を翌年、ジョンソン氏に誕生日プレゼントとして贈った。 ジョンソン氏とユキは、閣議への出席から水泳まで、何でも一緒にした。 ジョンソン氏の孫はかつて、「(ジョンソン氏とユキは)アメリカの精神を体現する、とても大切な絆を分かち合っていました。アメリカだからこそ、ジョンソンシティー出身の貧しい少年がホワイトハウスまでたどり着けたので」と話していた。 ファラ ホワイトハウスの最も有名な犬の1匹が、フランクリン・D・ルーズヴェルト大統領(任期1933~1945年)が愛したスコティッシュ・テリアのファラだ。 ファラは1940年、ルーズヴェルト氏のいとこから同氏に贈られた。スコットランドの血統にちなんで、同氏は「Murray the Outlaw of Falahill(ファラヒルの無法者マリー)」と名づけた。 フランクリン・D・ルーズヴェルト大統領図書館・博物館によると、大統領の朝食のトレーには毎朝、ファラの骨がのせられていた。また、ファラにはファンレターに返事をする秘書もつけられていたという。 大統領はファラの誕生日に、特製ケーキ(下写真)を作らせた。 1942年の大統領選の選挙運動では、ファラは戦時下で進められていたゴムくずの供出を推進しようと、おもちゃを寄付した。 ファラは映画にもなった。さらに、首都ワシントンのフランクリン・デラノ・ルーズヴェルト記念公園には、ルーズヴェルト氏の像の隣にファラの像も作られた。 マカロニ 「ファーストペット」の名誉ある称号が与えられてきたのは、犬と猫だけではない。鳥、ハムスター、そしてポニーもいた。 マカロニは、ジョン・F・ケネディ大統領(任期1961~1963年)の娘キャロラインさんが、リンドン・B・ジョンソン氏から贈られた。 このポニーは普段、ヴァージニア州で飼われていたが、たびたびホワイトハウスに連れて来られた。敷地内を歩き回っていた様子が、写真に記録されている。 大統領ペット博物館によると、ジャッキー・ケネディ大統領夫人がホワイトハウスでイランのファラ・パーレビ王妃を案内していた時、マカロニが鼻を王妃にこすりつけたという。彼女が持っていたラッパズイセンを食べようとしたとみられる。 他の大統領のペットと同様、マカロニも人気を博した。ファンレターが届き、写真誌ライフの表紙にも登場した。 (英語記事 Biden win sees 'First Dogs' return to White House)

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    【米大統領選2020】 これはアメリカの民主主義にとって危機なのか

    は自分が負けたという結果をまだ受け入れていない。 これがアメリカ政治にとってどういう意味があるのか、BBC番組「アウトサイド・ソース」の司会、ロス・アトキンス記者が検討する。

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    「フェミニズムの母」の彫像、なぜ裸? イギリスで物議

    2020年11月13日 16:26 公開 18世紀に女性の権利を主張したイギリスの教育者、メアリ・ウルストンクラフトをたたえる彫像が10日、英ロンドンで披露された。 マギ・マンブリング氏の制作したこの像には裸の女性が含まれており、非難の声をあげる人もいる。

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    ファウチ博士、新型ウイルス対策を「確固たる決意で」 マスク着用など改めて呼びかけ

    2020年11月13日 15:49 公開 アメリカ政府の新型コロナウイルス対策に大きくかかわってきた米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士は12日、マスク着用や他人と距離を取るといった基本的な公衆衛生対策を「確固たる決意で」徹底すべきだと訴えた。 イギリスの王立国際問題研究所(チャタム・ハウス)の会議に出席したファウチ博士は、北半球が寒い季節に向かう中、「困難で不安な状況」が生まれると警告している。 アメリカでは新型ウイルスの新規感染報告が急増しており、先週は1日10万件を超えた日もあった。

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    米商務省、「TikTok」新規ダウンロード禁止を見送り

    で両国軍が衝突し、死者が出てから約2週間後の6月29日、インドはTikTokの禁止措置を発表した。 BBCはTikTokへ連絡を試みたが、コメントは得られなかった。 (英語記事 TikTok lives to see another day in US)

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    トランプ氏、「中国軍とつながりある」企業31社への投資を禁止 大統領令

    2020年11月13日 12:58 公開 アメリカのドナルド・トランプ大統領は12日、中国軍とつながりがあると判断した中国企業31社について、アメリカの投資家が株の購入などで投資することを禁止する大統領令に署名した。中国が「軍事開発や近代化のための資金調達に」アメリカの投資家を「ますます利用している」としている。 この大統領令は来年1月11日に発効となる。アメリカの投資家は1年以内にこれに従う必要がある。 今年初めにアメリカが中国軍の支援を受けていると特定した31の企業の株を、直接あるいは間接的に所有することが禁止される。中国軍との関連があるとされる企業には、複数のハイテク企業のほか、大規模な国有建設企業などが含まれる。 中国電信(チャイナテレコム)やハイテク企業ハイクビジョンといった、中国最大の上場企業の一部に影響を及ぼす可能性がある。 当局は今回の大統領令について、数カ月間検討が進められていたと明かした。 トランプ氏は政権発足以来、アメリカと中国との緊密な経済関係を解こうとしてきた。数十億ドル相当の中国からの輸入品への関税を引き上げたほか、一部のハイテク企業に制裁を加えてきた。 新型コロナウイルス対応や、香港での反政府的な動きを取り締まる中国の「香港国家安全維持法」などをめぐっても、米中2つの超大国の関係は悪化している。 <関連記事> 米政府、TikTokのダウンロード禁止に 中国による安全保障上のリスクめぐり アメリカの「最大の脅威」は中国 米FBI長官が説明 アメリカ政府、中国当局者のビザ制限 香港の国家安全法めぐり トランプ氏、香港の優遇措置停止へ 国家安全法推し進める中国に対抗措置も 3日に投票が行われた米大統領選で挑戦者の野党・民主党候補ジョー・バイデン氏に敗れたトランプ氏は、この大統領令の発効後間もなく大統領職を退くこととなる。 バイデン氏は対中戦略の概要を明らかにしていないが、貿易やサイバー攻撃などトランプ氏が挙げていたのと同様の問題について、中国政府に対抗すると選挙戦で約束していた。 トランプ氏の中国に対する立場は、与野党どちらからの支持を得ることもある数少ない政策分野の1つだ。 また、ホワイトハウスが脅威だとする企業へのアメリカからの投資を阻止する法案を、議会に提出している政治家もいる。 5月には、米連邦政府職員の年金基金の運用対象から中国企業への投資を排除するよう、トランプ氏が命じた。アメリカはまた、アメリカの監査規則に従わない中国企業について、アメリカの証券取引所からの上場廃止を検討しているともしている。 こうした投資は、アメリカ全体の保有株のごく一部に過ぎない。7月の報告書では、米証券取引委員会(SEC)の金融規制当局の研究者たちが、4月末時点でアメリカの投資信託に約435億ドル(約4兆5630億円)の中国の株式と債券があると推定している。 投資信託などの業界団体「米投資信託協会」(ICI)の広報担当者は、大統領令について検討中であり、これ以上のコメントはないとした。 (英語記事  US bars investments in 'Chinese military companies')

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    英首相の上級顧問カミングス氏、年内に辞任へ

    でに辞任する見通しであることが12日、明らかになった。 今週、辞任のうわさが流れた際、カミングス氏はBBCの取材に、「私が辞任しろと脅されているといううわさは作られたものだ」と話していた。 一方で、「1月のブログの内容から、自分の立場は変わっていない」とも述べた。当該のブログでは、2020年末には「大幅に役職を解かれている」ことを望んでいると書いていた。 英首相官邸の関係筋によると、カミングス氏はクリスマスまでに「政府を離れる」という。 先には、首相官邸のコミュニケーション主任を務めていたリー・ケイン氏が辞任しており、官邸内の内紛が原因だと伝えられている。 ケイン氏とカミングス氏は長年の同僚で、欧州連合(EU)離脱をめぐる国民投票では共に離脱推進派として活動した。ケイン氏の辞任により、カミングス氏も政府を離れるのではないかとの憶測が流れていた。 <関連記事> 【解説】 英首相の上級顧問、ドミニク・カミングス氏とはどんな人物か? 英首相の上級顧問、ロックダウン中の長距離移動「後悔していない」 英で新年にブレグジット・ドラマ放送、カンバーバッチ主演(2018年12月) BBCのローラ・クンスバーグ政治編集長の取材に対してカミングス氏は、ケイン氏の辞任に伴い自分も辞任を迫られているといううわさや、「このうわさにブレグジット(イギリスのEU離脱)交渉が絡んでいるというのもでっち上げだ」と一蹴。一方で、1年近く前から現在の職務を辞する計画があったと述べた。 カミングス氏は今年1月、自身のブログに「政府のパフォーマンスを改善し、私の重要度を下げていきたい。1年以内にはほとんど解雇状態になりたい」とつづっていた。 カミングス氏とは カミングス氏は公式のEU離脱運動「Vote Leave(離脱に投票を)」を展開し、離脱派のスローガンとなった「Take Back Control(コントロールを取り戻そう)」を考案したことで知られる。 2019年7月にジョンソン首相が就任すると、カミングス氏を上級顧問に抜てき。6カ月後には「Get Brexit Done(ブレグジットを実現しよう)」を掲げて総選挙に臨み、与党・保守党は過半数議席を獲得した。 それ以来、カミングス氏は表舞台に上ることが多くなった。一方で今春には、新型コロナウイルス対策のロックダウンで移動が制限されている中、カミングス氏が親類のもとへ国内を400キロ以上移動していたことが問題となり、夏には自身の記者会見を開いた。 離脱運動以前には、保守党のイアン・ダンカン=スミス元党首の戦術顧問や、教育相時代のマイケル・ゴーヴ内閣府担当閣外相の特別顧問を務めていた。 首相官邸、そして保守党内では決して人気のある人物ではなく、保守党議員や離脱派の議員を「有用なばか」と呼んで批判を招いたこともある。 ジョン・メイジャー元首相は昨年9月に行った演説で、ジョンソン首相に対し「強力すぎる顧問」に頼りすぎない方が良いと諭したが、これはカミングス氏のことを指しているとみられている。 メイジャー氏はこの演説で、「ジョンソン首相に友好的な助言をしようと思う。あの顧問たちが政治の空気を修正不能なまでに毒する前に排除すべきだ。急いだ方がいい」と述べていた。 <分析>ニコラス・ワット、Newsnight政治編集長 ドミニク・カミングス氏の周囲にとって、彼がクリスマスまでに首相官邸を去るというニュースは大きな衝撃ではなかった。 カミングス氏の友人の1人は、「ドムはあそこには長くいるつもりはなかった」と話している。 それでも、自分の副官だったリー・ケイン氏が不当な扱いを受けたと考え、失望しているのは確かだ。カミングス氏はジョンソン首相と何度も激しいやりとりを行った。 「Vote Leave」運動の指導者2人が政権を離れるのは大きな節目だ。 首相官邸の態度は柔らかくなり、気候変動に強い焦点が当たっていくだろう。ジョンソン首相も、新型ウイルスのワクチンが行き渡った世界では、願わくばソフトなイメージを取り入れたいと思っている。 カミングス氏には信奉者もいたが、批判する人も多くいた。 ある人は、「ブレグジットが終わった今、カミングス氏の役割も終わった」と話していた。 (英語記事 Cummings to leave No 10 role by Christmas)

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    エチオピア北部で戦闘、「数百人の民間人が虐殺」=人権団体

    2020年11月13日 12:19 公開 エチオピア北部ティグレ州で、地元政党の軍事部門と連邦政府軍との武力衝突が発生しており、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは12日、「数十人、おそらく数百人もの」民間人が虐殺されたと述べた。 ティグレ州政府を担う政党「ティグレ人民解放戦線」(TPLF)と政府軍は長期にわたって対立しており、先週、武力衝突に発展した。政府軍は空爆も実施している。 その結果、何千人もの民間人が国境を越えて隣国スーダンに逃れている。スーダンはそれらの人々を難民キャンプで保護するとしている。 複数の目撃者は、TPLFの軍事部門が9日、殺害を実行したと述べた。一方、ティグレの当局者は、TPLFの関与を否定している。 現地では電話やインターネットの通信網が断絶しており、情報収集が難しくなっている。 民間人の集団殺害は、今回の衝突ではこれが初めてとみられる。 人権団体の声明 アムネスティは声明で、「エチオピアのティグレ地域の南西部にある町マイ・カドラで11月9日夜、数十人、おそらく数百人が刃物で刺されたり、たたき切られたりして殺された」と述べた。 また、「町中のあちこちにある死体や、担架で運ばれる死体の恐ろしい写真や映像を、コンピューター上で確認した」とした。 アムネスティによると、犠牲者は武力衝突には関わっていない労働者らと思われるという。 目撃者らは、「ナイフやなたなどの鋭い凶器による」傷を見たと話しているという。TPLFを支持する武装勢力がルグディと呼ばれる地域で政府軍に敗れた後、襲撃したと述べる目撃者もいるという。 アムネスティ・インターナショナルの東部・南部アフリカ地域ディレクター、デプロス・ムチェナ氏は、「恐ろしい悲劇だ」とし、エチオピア政府に通信網の復旧と監視の許可を求めた。 国連は今回の衝突で、エチオピア北部の数十万人に重要な支援物資が届かない危険が生じていると述べた。 衝突の背景 エチオピアのアビー・アハメド首相は、政府軍の拠点が攻撃されたとし、今月4日に政府軍に対し、TPLFの軍事部門への攻撃を命令した。 以降、衝突や空爆が繰り返されている。 アビー氏は12日、政府軍は大きな前進を果たしたと述べた。 TPLFはエチオピアの連立政権で長年、有力な一員となってきた。しかし、アビー氏が首相に就任した2018年以降、同氏は影響力を弱めようとし、TPLFは政党連合への参加を拒否した。 TPLFの指導層は、不当に追放や汚職疑惑の標的にされていると訴えている。 アビー首相はTPLFの指導者の一部について、「正義からの逃亡者」だとし、国政の改革に反対していると非難している。 (英語記事 'Hundreds massacred' in Ethiopia, says Amnesty)

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    バイデン氏に「機密情報共有を」 米共和党にも次期大統領へのブリーフィング支持高まる

    2020年11月13日 11:23 公開 米次期大統領のジョー・バイデン氏(77)が機密情報にアクセスできない状況が続く中、同氏に機密情報のブリーフィングを行うことを支持する声が、共和党議員らの中でも少数ながら高まっている。 一部の共和党議員らは、次期大統領に通常与えられるはずの機密メモをバイデン氏に渡すべきだとしている。ドナルド・トランプ大統領(74)を強力に支持する共和党重鎮、上院司法委員会のリンジー・グレアム委員長も同様の声を上げているという。 しかしほとんどの共和党議員は大統領選でのバイデン氏の勝利は認めず、トランプ氏を支持している。 3日に投票が行われた大統領選をめぐっては、7日午前(日本時間8日未明)に米メディアがバイデン氏が当選確実と報じたが、現在も一部の州で開票が続いている。 トランプ氏は選挙で広範囲に及ぶ不正行為があったと主張しており、訴訟を連発している。トランプ陣営は不正の証拠は提示していない。 米野党・民主党幹部のナンシー・ペロシ下院議長は12日、この「ばかげた大騒ぎ」は新型コロナウイルスのパンデミックが軽視されていることを意味すると述べた。ペロシ氏とほかの民主党幹部は共和党に「現実を受け入れる」よう促した。 共和党が揺れている? ほとんどの共和党議員らは、依然として民主党の勝利を認めていない。 米議会の共和党議員10~20人はバイデン氏を祝福、あるいは政権移行の動きが必要であると認めている。 民主党のクリス・クーンズ上院議員は米CNNに対し、一部の共和党議員らから、自分たちに代わってバイデン氏に祝福の言葉を伝えてほしいと頼まれたと明かした。公に祝辞を述べられないと感じているからだと言われたという。 大統領に渡される日々の極秘文書をバイデン氏も受け取るべきだと主張する議員の中にはグレアム氏も含まれる。チャック・グラスリー上院議員、ジョン・コーニン上院議員、ジョン・スーン上院議員(いずれも共和党)も賛同しているが、ケヴィン・マッカーシー下院少数党院内総務(共和党)はバイデン氏は「現時点で大統領ではない」ため待つべきだとした。 バイデン氏に日々のブリーフィングへのアクセスを与えることと、トランプ氏の敗北を認めることは同じではない。 しかしオハイオ州のマイク・デワイン知事(共和党)はバイデン氏を次期大統領と呼んでいる。 共和党員はなぜためらっているのか? チャック・シューマー上院院内総務(民主党)は、共和党は「意図的に選挙に対して疑念を投げかけている。その理由は、ドナルド・トランプに対する恐怖以外のなにものでもない」と述べた。 共和党の上下院議員はトランプ氏の基盤を保つことなど、多くのことを念頭においている。トランプ氏はバイデン氏に敗れる中、現職大統領として最も多くの票を獲得した。 トランプ氏に敵対すれば、代償を伴う反発が起きる可能性がある。特に上院をめぐっては、来年1月にジョージア州の2議席について決選投票が行われ、与野党どちらが上院をコントロールするかが決まるからだ。 また、資金調達や中間選挙を長期的に視野に入れていく必要もある。 バイデン氏はトランプ氏に520万票(約3.4%)の差をつけており、当選に必要な選挙人270人以上を獲得している。 トランプ氏は選挙後に公の場で演説はしていないが、接戦となっている多くの州について開票方法を疑問視するツイートを連発している。 トランプ氏が友人に対し、保守派の米フォックス・ニュースを弱体化させるためのデジタルメディア会社を立ち上げたいと述べていたとの報道もある。トランプ氏はフォックス・ニュースからの全面的な支持をもう受けられないと感じているという。 バイデン氏は何を? バイデン氏は11日、副大統領時代に自身の首席補佐官を務めたロン・クレイン氏を大統領首席補佐官に起用すると明らかにした。 クレイン氏は1989年から1992年まで、当時上院司法委員会の委員長だったバイデン氏に指名され、同委員会の首席法務顧問を務めた。バイデン氏が副大統領に就任すると、2009年から2011年まで副大統領首席補佐官として仕えた。 首席補佐官は大統領の日々のスケジュールを管理する。大統領の門番と称されることがある。 バイデン氏は大統領への就任準備を進める中、世界各国の指導者や重要人物らとの電話会談を続けている。 12日にはローマ教皇フランシスコ1世とも電話会談した。バイデン氏は史上2人目のローマ・カトリック教徒のアメリカ大統領となる。 (英語記事 More Republicans back giving Biden briefings)

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    アルツハイマー病の元バレリーナ、「白鳥の湖」聞いて踊りを思い出す スペイン

    2020年11月12日 16:18 公開 アルツハイマー病を患う女性が、チャイコフスキー作曲「白鳥の湖」の振り付けを思い出し、踊る動画が話題となっている。 元バレリーナのマルタ・ゴンザレスさんが踊る動画は、スペイン・バレンシアの介護施設で撮影された。ゴンザレスさんは撮影から間もなく、2019年に亡くなった。 アルツハイマー病患者の生活向上のために音楽を活用しているスペインの慈善団体「Asociacion Musica para Despertar」が動画を公開した。 彼女をめぐってはその後、当初言われていたことが違っていたことが判明した。 動画提供:スペインの慈善団体「Asociacion Musica para Despertar」

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    中国「独身の日」セール、高級ブランドも続々 取引けん引

    2020年11月12日 16:07 公開 ジャスティン・ハーパー、ビジネス記者、BBCニュース 中国で最大規模のインターネット通販セール「独身の日」が11日まであり、高級ブランド品が売り上げを伸ばし、全体の取扱高は過去最高を更新した。 数字の1が並ぶ11月11日にちなんだ「独身の日」には、今年、バレンシアガやプラダなどの高級ブランドが初参加。高級ブランドの数は約200となり、昨年の2倍以上になった。 「独身の日」は、中国のオンライン小売最大手アリババが始めた。 アリババのネット通販サイト「Tモール」(天猫)の取扱高は、740億ドル(約7兆7900億円)に達した。 このセールは、新型コロナウイルスの打撃からいち早く立ち直りつつある、中国経済の調子を示すものと受け止められていた。 取扱高は順調だったが、アリババや中国の他のネット通販大手は今週、強大な市場支配権の抑制を目的とした新たな独占禁止規制の対象になると、政治から伝えられた。 中国最大のテクノロジー企業であるアリババの株価は、11日の香港株式市場で10%近く下落した。 高級品が売り上げ引っ張る 今年の「独身の日」の大きな特徴の1つは、参加した高級ブランドの多さだ。それらの多数はこれまで、ブランド価値を傷つけるのではないかと、値下げセールへの参加をためらっていた。 しかし今年、欧米市場での売り上げが伸び悩む中、多くの高級ブランドが初めて、「独身の日」での販売に乗り出した。 高級宝飾のカルティエは、アリババの動画配信サービス・タオバオライブで、ライブストリーミングのショーを開催。80万人近くの聴衆に向かい、2830万ドル(約30億円)のネックレスを紹介した。 あらゆる方法を 「世界的ブランドは売り上げを改善するため、あらゆる方法に注目している」と、デジタルコンサルティング企業ピュブリシス・サピエントのシニア小売アナリスト、アンディ・ハリウェル氏は話した。 「中国のように素早い回復を遂げた市場は、これらのブランドにとって、売り上げを伸ばすのに格好だ」 ハリウェル氏はまた、高級ブランドが、ロックダウンによって売れ残った春夏向けの在庫を売りさばくいい機会にもなっていると述べた。 「独身の日」に初参加したフランスのファッションブランド・クロエは、素早くハンドバックを売り切った。 時流に乗る 「国際ブランドにとって中国は極めて重要になっている。唯一の好調な市場だからだ」と、OC&Cストラテジー・コンサルタンツのパートナー、パスカル・マーティン氏は話した。 「この現実によって、他社のプラットフォームでの販売をためらっていたブランドが、時流に乗ることを決めた」 「高級ブランドは、大幅な値下げをせず、より広い客を相手にブランド価値を築きながら、この大規模パーティーに参加できると気づいた。ディオールは今年、それを初めて実行した」 死の恐怖 新型ウイルス感染症COVID-19による死の恐怖も、高級品の売り上げに影響を与えた可能性があると、香港浸会大学ビジネススクール教授のシャーリー・リ博士は指摘した。 「死の恐怖に直面した時、人間は心(本来的な欲求)に従い、本当に好きな物や欲しい物を手に入れようとしがちなことが、研究でわかっている」 「心配するのをやめ、『今を生きて』、もっと買おうとする」 一方、高級ではないブランドの中には、サイトへのアクセスを増やすために大幅な値引きをするよう、圧力を感じているところもあった。 「小売業者が消費者からビジネスの機会を得ようとしてマージンを減らすという、複雑ないたちごっこになっている」と、コンサルティング会社EYのパートナー、クリス・マリケン氏は話した。 「だが、お金に余裕のある消費者は、ますますお得な取引を期待している」 (英語記事 Luxury brands jump on China's retail extravaganza)

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    世界中が新型コロナウイルスの免疫を獲得するには

    界は近づいているようだ。 しかし、世界中の全員が免疫を獲得するまでには、どれくらいかかるのだろう。 BBCのチューリップ・マズムダル記者が説明する。

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    ブラジル当局、中国製ワクチンの治験再開を許可 「十分な情報得た」

    、ブラジルでの治験でボランティアが1人死亡しているが、検証の結果、安全性の問題点は見つからなかった。BBCは、このボランティアはワクチンを接種されていなかったとみている。 ボルソナロ大統領は、アストラゼネカ製のワクチンを好んでいると公の場で発言する一方、中国製のワクチンは購入しないと述べている。 新型コロナウイルス特集 感染対策 基本情報:1分で解説 新型コロナウイルスについて知っておくべきこと 予防方法: 正しい手の洗い方 なぜ外出を控えるのか: 家にいることで人の命を助けられる 社会的距離とは: 2メートルってどれくらい? 感染対策に必要な距離 感染したか判断するには: 「具合が悪いんだけど、もしかして新型ウイルス?」 感染を判断する方法とは 心の健康:【解説】 新型コロナウイルス、心の健康はどう守る? (英語記事 Brazil allows China Covid vaccine trial to resume)

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    バイデン氏、大統領首席補佐官に長年の側近クレイン氏起用を発表 

    2020年11月12日 12:52 公開 アメリカのジョー・バイデン次期大統領が、副大統領時代に自身の首席補佐官を務めたロン・クレイン氏を大統領首席補佐官に起用すると、バイデン氏の政権移行チームが11日に明らかにした。 バイデン氏は11日夜、自身の政権移行チームを通じて声明を発表し、クレイン氏に敬意を表した。 「彼の豊富で多様な経験と、政治的スペクトル全体の人々と仕事をする能力は、我々がこの危機的瞬間に立ち向かい、我々の国を再び一つにしようとする中で、 まさに私がホワイトハウスの首席補佐官に必要としているものだ」 この声明の中でクレイン氏は、次期大統領の自分に対する信頼を「謙虚に」受け止めていると述べた。 「変化に向けた大胆な政策目標に取り組み、この国の分断を癒やため、(バイデン氏と)次期副大統領はホワイトハウスに有能で多様性にあふれたチームを作ろうとしている。私はそのお手伝いをするのが楽しみだ」と、クレイン氏は述べた。 ロン・クレイン氏とは クレイン氏は1989年から1992年まで、当時上院司法委員会の委員長だったバイデン氏に指名され、同委員会の首席法務顧問を務めた。 バイデン氏が1988年と2008年に大統領選に出馬した際には、顧問やスピーチライターを務めた。 その後、バイデン氏が副大統領に就任すると、2009年から2011年まで副大統領首席補佐官として仕えた。 ただし、前回の2016年大統領選では、バイデン氏がまだ出馬を迷っている段階で、ヒラリー・クリントン氏を表立って支持した。「バイデン陣営にはこれで完全に見限られたが、チームHRCの一員になってうれしい」と、クリントン氏のイニシャルを使い、当時のクリントン陣営幹部にメールを送っていた。 クレイン氏はその後、バイデン氏との関係を修復したという。 1992年と1996年の大統領選ではビル・クリントン氏の選挙戦に参加。2004年の大統領選でも、敗退したジョン・ケリー氏のアドバイザーを務めた。 バラク・オバマ政権下ではホワイトハウスのエボラ熱対策責任者を、ビル・クリントン政権下ではアル・ゴア副大統領(当時)の首席補佐官を歴任した。 ジョージ・W・ブッシュ氏とゴア氏がフロリダ州の再集計をめぐり争った2000年大統領選を描いた、2008年公開の映画「リカウント」では、米俳優ケヴィン・スペイシー氏がクレイン氏を演じた。 2000年の敗北と再集計についてクレイン氏は、「もう忘れた方がいいとよく言われる。でも忘れていないし、決して忘れないと思う」とツイートしている。 今回の大統領選では、ドナルド・トランプ大統領がバイデン氏を攻撃する際に、クレイン氏について繰り返し言及していた。 トランプ氏は2014~2015年の国内でのH1N1型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の大流行への対処をめぐるクレイン氏の発言を、繰り返し取り上げた。この感染流行で約1万2500人のアメリカ人が死亡したが、新型コロナウイルスよりも致死率は低かった。 クレイン氏は昨年、「当時の自分たちは何もかも間違った。その間、6000万人のアメリカ人がH1N1に感染した。アメリカ史上最大規模の死者が出なかったのは、本当に単なる偶然だ」と述べていた。 トランプ氏はこの発言をしばしば取り上げ、バイデン氏のパンデミック対応能力を否定しようとしていた。 (英語記事 Biden names top aide as White House chief of staff)

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    米ニューヨーク州、新型ウイルスの規制強化へ 「最後のチャンス」

    2020年11月12日 11:39 公開 米ニューヨーク州は11日、新型コロナウイルス対策の新たな規制を発表した。ニューヨーク市のビル・デブラジオ市長は、第2波を食い止める「最後のチャンス」だと警告している。 13日から適用される新たな規制では、同州内のレストランとスポーツジムの営業は午後10時までとされ、集会は10人までに制限される。 アンドリュー・クオモ知事は、サービス業に大きな影響を及ぼすこの規制を発表するにあたり、深夜の集会が感染拡大の主な原因になっていることが、感染者の接触者追跡で判明したと説明した。 新型ウイルス感染者はアメリカで急増しており、10日には病院に入院中の人が過去最多の6万1964人となった。 1日あたり平均900人超が、新型ウイルス感染症COVID-19で死亡している。 <関連記事> イギリスの新型ウイルス死者、5万人超える 欧州初 アメリカの新規感染者、1日で10万人を記録 新型コロナウイルス 世界の新型ウイルス感染者、5000万人超える 新型コロナウイルスの「画期的な」ワクチン、9割以上に効果 アメリカでは今月に入って、新規感染者が100万人以上確認されている。米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、累計感染者は1000万人を超え、死者は24万人以上となっている。 過去10日間の感染者は連日10万人を超えている。専門家は現状について、春や夏の急激な感染拡大を上回る事態を懸念している。また、国内各地で病院が患者を収容し切れなくなるかもしれないとしている。 11日には、ジョー・バイデン次期大統領の新型ウイルス対策チームが、4~6週間の都市封鎖(ロックダウン)によって感染流行を抑えられるとの見通しを明らかにした。 メンバーのマイケル・オスターホルム博士は、ロックダウン中のビジネスの損失は、政府が借り入れを増やすことで補填(ほてん)できるとの見方を示した。 ニューヨークの状況 ニューヨーク州のクオモ知事は11日、「全国的、世界的にCOVIDが急増しており、ニューヨークはCOVIDの波にもまれる船だ」と述べた。 ニューヨーク市のデブラジオ市長も同日、感染が拡大し続ければ市内の公立学校を閉鎖し、オンライン授業を開始することになると説明。 「これが第2波を食い止める最後のチャンスだ。食い止められるが、すぐに行動しなくてはならない」とツイートした。 https://twitter.com/NYCMayor/status/1326531868381114368?s=20 ニューヨーク市では今春、新型ウイルスが大流行し、市保健当局によると、3~5月にはCOVID-19の死者が約1万8000人に上った。 アメリカの状況 アメリカ各地の州は今週、新規感染者数の最多記録を更新している。10日にはテキサス州が、累計感染者100万人を超えた初の州となった。テキサス州を国として考えると、世界で11番目に多い。 イリノイ、ウィスコンシン、ミネソタ、カリフォルニア、フロリダなどの州でも、感染者が増加している。米CBSは、15州で先月、新型ウイルスの入院患者が倍増したと報じている。 アイダホ州やミズーリ州などの病院では、ベッドの空きがなくなり、入院を断っている。 こうした状況で、州知事らは再び規制を実施している。ウィスコンシン州やネヴァダ州は、住民らに2週間、自宅にとどまるよう求めている。ミネソタ州は、バーやレストランの営業を午後10までに制限している。 バイデン氏の新型ウイルス対策チームのオスターホルム氏は10日、CBSの番組で、病院がひっ迫しているのは明らかだと説明。ワクチンが開発される前の「現在と来春までが、パンデミックの最悪の時期」だと述べた。 ミネソタ大学で感染症研究所トップを務めるオスターホルム氏は、「現在、1日あたりの感染者は12万から13万人規模となっている」、「それが20万人になっても驚きではない」と話した。 政府の感染症対策トップのアンソニー・ファウチ博士は同日、米ファイザーが開発したワクチンが来週にも緊急の認可手続きに入る見込みだと述べた。このワクチンは治験で、90%以上の人の感染を防ぐとの初期結果が出ている。 一方、疾病対策センター(CDC)は、マスクに関する研究内容を更新。マスクは他人の感染を防ぐだけでなく、着用者を守る役割もあるとした。 CDCは、新型ウイルス検査で陽性と分かった2人の美容師が139人の客を担当していたケースを紹介。研究者が客のうち67人を調べたところ、感染者はゼロだったとしている。美容師も客も全員、美容院でマスクを着けていたという。 また、米海軍空母セオドア・ルーズベルトの艦内おける集団感染の研究にも言及。マスク着用が感染拡大のリスクを70%減少させたとみられるとした。 新型コロナウイルス特集 感染対策 基本情報:1分で解説 新型コロナウイルスについて知っておくべきこと 予防方法: 正しい手の洗い方 なぜ外出を控えるのか: 家にいることで人の命を助けられる 社会的距離とは: 2メートルってどれくらい? 感染対策に必要な距離 感染したか判断するには: 「具合が悪いんだけど、もしかして新型ウイルス?」 感染を判断する方法とは 心の健康:【解説】 新型コロナウイルス、心の健康はどう守る? (英語記事 New York imposes 'last chance' virus restrictions)

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    イギリスの新型ウイルス死者、5万人超える 欧州初

    2020年11月12日 11:00 公開 イギリスで11日、新型コロナウイルスによる死者が欧州で初めて5万人を超えた。死者数が5万人を超えたのは、アメリカ、ブラジル、インド、メキシコに次いで5カ国目。 イギリス政府はこの日、過去24時間で新たに595人が死亡したと発表した。ウイルス検査で陽性が判明してから28日以内に亡くなった人は合わせて5万365人になった。 ボリス・ジョンソン英首相は、有効な新型ウイルスワクチンへの期待が高まっているものの、「我々は困難から脱していない」と述べた。 「すべての死が悲劇的だ」とジョンソン氏は付け加えた。「それ(新型ウイルスによる死)を扱う上で異なる段階に達したと考えている」。 英政府のデータによると、同国では11日に新たに2万2950人の感染が確認された。 イギリスでは新型ウイルスの感染流行が始まって以来、合わせて約120万人の感染が確認され、入院患者数は18万5000人を超えている。 <関連記事> 英スコットランド、新たな新型コロナウイルス警報を導入 エディンバラなど「非常に高い」 英イングランドのロックダウン、12月2日以降も続く可能性=閣外相 【解説】 英首相が回避誓った「核のオプション」 英イングランド再ロックダウン 英政府発表の新型ウイルスによる死者数は、ウイルス検査で陽性が判明してから28日以内に亡くなった人のみが対象となっている。しかし別の2つの集計方法では、これよりも多くの死者が確認されている。 1つ目の方法では、生前にウイルス検査を受けていなくても、死亡診断書に新型ウイルス関連との記載がある人は全員含まれる。この集計方法で、10月23日までに6万人以上の死亡が確認されたと、直近のデータが示唆している。 2つ目の方法では、同時期に本来想定される死者数を上回る死者数を指す「超過死亡」を調べている。 通常この時期には死者数が増加するが、イギリスの国家統計局(ONS)や、スコットランドと北アイルランドの関係機関による最新データは、感染の第2波によって死亡率が過去5年間平均を上回っていることを示している。 最大野党・労働党党首のサー・キア・スターマーは、最新の死亡者数データは「悲惨な出来事」だとし、感染第1波の最中でのパンデミック対応が「遅かった」と政府を批判した。 スターマー氏は、新型ウイルスで家族を失った人々のために、政府には感染第2波に「うまく対応」する義務があると述べた。 英医師会(BMA)は教訓を学ばなければならないとした。BMAのチャアンド・ナグポール会長は、「この段階に決して到達すべきではなかった」と述べた。 「今日の数字(死者数)は、政府による不十分な準備や組織化、不十分な感染抑止対策、そして一般市民に対するメッセージ発信の遅れや、しばしば混乱を招くメッセージ発信による恐ろしい結果」だと、ナグポール氏は付け加えた。 また、政府は「あらゆる対応を綿密に調べる」公的調査を行い、「このような規模のことが2度と起こらないようにしなければならない」とも述べた。 反ワクチン派の主張は「ナンセンス」 イギリスのワクチン接種に関する合同委員会は11日、50歳未満の人に新型ウイルスワクチンをどのように提供すべきか決定していないと明かした。こうした中、同国の死者数が5万人を超えた。 「第1段階」でワクチンを摂取する、現在の優先順位リストでは、介護施設で暮らす人や働く人が対象となっており、段階的に60歳以上の人も受けることになる。 しかしこのリストは変更される可能性がある。予防接種に対する反応が弱いことが多い高齢者に、ワクチンがどう作用するのか細心の注意が払われている。 新型ウイルスワクチンを開発中の米製薬大手ファイザーと独ビオンテック(BioNTech)は9日、治験の予備解析の結果、開発中のワクチンが90%以上の人の感染を防ぐことができることが分かったと発表した。これを受け、ワクチンの展開方法について注目が注がれている。 ジョンソン首相は1つのワクチンが利用可能になれば、全ての人にワクチン接種を促すとし、反ワクチンを主張する活動家たちの言い分は「全くのナンセンス」だと付け加えた。 首相官邸によると、ジョンソン氏は喜んで新型ウイルスワクチンの摂取を受けるつもりという。 ジョンソン氏は11日、ロンドン南東部にあるスーパー大手テスコの流通センターを訪問した際、ワクチン提供の見通しとウイルス検査の強化は新型ウイルスを「打ちのめす」「2つの大きなボクシンググローブ」だとしつつ、「そのいずれもKOパンチを繰り出せずにいる」と述べた。 「だからこそ、この国は規律を維持し、導入した措置を順守するため、引き続き懸命に取り組む必要がある」 (英語記事 UK coronavirus death toll passes 50,000)

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    【米大統領選2020】 フォーシーズンズにも色々…トランプ陣営が駐車場で会見

    場所は結局、「フォーシーズンズ・トータル・ランドスケーピング」という名前の造園会社の駐車場だった。 BBCのロス・アトキンス記者が解説する。

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    ハリス氏の祖父の村、大統領選勝利を祝福 インド

    2020年11月11日 16:56 公開 インド南部タミル・ナドゥ県には、カマラ・ハリス米次期副大統領の母方の祖父が生まれた村がある。 そのトゥラセンドラプラム村の住民は、ハリス氏とジョー・バイデン次期大統領の米大統領戦での勝利を祝福し、爆竹を鳴らしたり菓子を振る舞ったりしている。 村にはハリス氏のポスターが貼られ、地元のヒンドゥー教の寺院では、ハリス氏のための祈りがささげられているという。 インド出身の母とジャマイカ出身の父を持つハリス氏は、女性として、そして黒人、アジア系としても初めて、アメリカの副大統領となる予定だ。

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    パレスチナ交渉団代表、エレカット氏が死去 新型コロナウイルスで

    2020年11月11日 16:26 公開 パレスチナ解放機構(PLO)のサエブ・エレカット事務局長が10日、新型コロナウイルスの感染症COVID-19のためエルサレムの病院で死去した。65歳だった。 エレカット氏は先月、COVID-19の診断を受け、イスラエル・エルサレムの病院に入院していた。 同氏は長年にわたり、イスラエルとの間で断続的に続いている和平交渉に関わってきた。 パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は、「我々の親愛なる兄弟であり友人、偉大な闘士であるサエブ・エレカット博士の死は、パレスチナと我々にとって大きな損失だ」と追悼。パレスチナ全土で3日間、喪に服すと宣言した。エレカット氏はアッバス氏の顧問を務めていた。 エレカット氏は、1993年の歴史的なオスロ合意の実現に尽力した。オスロ合意ではパレスチナ自治政府が樹立され、ヨルダン川西岸とガザ地区で、1967年にイスラエルが占領して以降初めて暫定自治が行われた。 先月8日、新型ウイルス検査で陽性と判定されたと発表。病状が悪化し、発表の11日後にヨルダン川西岸ジェリコの自宅からイスラエルの病院に運ばれた。 エレカット氏は3年前に片方の肺の移植を受けていた。治療に当たった医師団は、同氏は「免疫力が低下し、新型ウイルスの他にも細菌に感染していた」ため、治療が「かなり困難だった」と述べた。 入院中、人工呼吸器が装着され、医療的な昏睡(こんすい)状態に置かれていた。 エレカット氏は、イスラエルとパレスチナの紛争で「2国家解決」と呼ばれる解決案(パレスチナが独立国としてイスラエルと共存)を提唱。最近になってアラブ諸国が相次いで、イスラエルと関係正常化に向けて動いているのを非難した。 アラブ首長国連邦が8月にイスラエルと国交を結んだ際には、「2国家解決をつぶすものだ」と発言。ドナルド・トランプ政権の下でイスラエルを支持するアメリカは、「問題の一部となっており、中東での存在感をどんどん失っている」と述べた。 エレカット氏は国際社会に対しても、ヨルダン川西岸と東エルサレム、ガザ地区を占領するイスラエルに対する制裁措置や、それらの地域にあるイスラエル企業との取引中止を求めていた。 「PLOの顔」 エレカット氏は1955年、エルサレムで生まれ、ジェリコで育った。 1972年に米サンフランシスコ州立大学に留学。国際関係を学び、学士と修士の学位を取得した。 ヨルダン川西岸に戻ると、ナブルス市のナジャフ大学で教壇に立った。その後、奨学金を得て、英ブラッドフォード大学で紛争解決と平和学を研究し、博士号を取得した。 1983年に学業を終えると、パレスチナとイスラエルの学者らによる対話を提唱する記事を、パレスチナの新聞に書き始めた。ナジャフ大学での自らの講義に、イスラエルの学生を招いたこともあった。 こうした行動は時に、大きな議論を呼んだ。 和平交渉には1991年から参加。PLO議長だったヤセル・アラファト氏(故人)に、マドリード会議に参加するパレスチナ代表団の副団長となるよう求められたのがきっかけだった。 1993年と1995年に歴史的なオスロ合意の成立に関わったのち、パレスチナの交渉人代表となった。 2000年には、米キャンプ・デイヴィッドでのサミットにアラファト氏と共に参加。2007年には、アラファト氏の後任のアッバス氏と、米アナポリス会議に臨んだ。 しかし一連の中東和平会議では、境界やエルサレム、難民などに関する「最終地位」交渉で合意はみられなかった。 地元議員としても 和平交渉を担当した一方、パレスチナ自治政府内の自治体の要職も務め、立法評議会にはジェリコを代表して出席した。 2009年にはPLO執行委員会と、アッバス氏が率いるファタハの中央委員会の両方のメンバーに選ばれた。その6年後、PLOの事務局長に就任した。 ここ数年は健康問題に悩まされていた。2012年には心臓発作を発症。2017年には米ヴァージニア州の病院で片方の肺の移植を受けた。 妻と4人の子ども(双子の娘と息子2人)が遺された。 (英語記事 Top Palestinian figure Saeb Erekat dies of Covid )

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    ブラジル当局、中国製ワクチンの治験を停止 大統領は「勝利」と

    ラゼネカ製のワクチンを好んでいると公の場で発言する一方、中国製のワクチンは購入しないと述べている。 BBCのケイティー・ワトソン南米特派員は、ブラジルでは新型ウイルス問題が非常に政治化しており、ANVISAの決定が科学的か政治的かについても、多くの人が疑問を抱いていると説明。 また、新型ウイルスを軽視するボルソナロ大統領にとっては、ブラジル最大の人口と富を抱えるサン・パウロ州のジョン・ドリア知事が逆の方向を示しているのも懸念材料だと報じた。 ドリア知事は他の州と同様に独自のロックダウンを展開したほか、シノヴァクの臨床試験を支持している。 ワトソン特派員によると、ドリア知事は2022年の大統領選に出馬するとみられているという。 新型コロナウイルス特集 感染対策 基本情報:1分で解説 新型コロナウイルスについて知っておくべきこと 予防方法: 正しい手の洗い方 なぜ外出を控えるのか: 家にいることで人の命を助けられる 社会的距離とは: 2メートルってどれくらい? 感染対策に必要な距離 感染したか判断するには: 「具合が悪いんだけど、もしかして新型ウイルス?」 感染を判断する方法とは 心の健康:【解説】 新型コロナウイルス、心の健康はどう守る? (英語記事 Bolsonaro hails 'victory' as vaccine trial halted)

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    ジョンソン英首相、バイデン氏と電話会談 EU離脱など協議

    2020年11月11日 14:18 公開 イギリスのボリス・ジョンソン首相は10日、アメリカのジョー・バイデン次期大統領と電話会談を行い、大統領選の勝利を祝った。 ジョンソン首相は電話で、英米の「パートナーップ強化」を楽しみにしていると伝えたという。 またバイデン氏に対し、イギリスとアイルランドの和平合意「ベルファスト合意」がブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)によって損なわれないことを保証した。 バイデン氏の事務所は声明で、ジョンソン首相がベルファスト合意への支持を再度断言したと発表。さらに、英米の「特別な関係」を強化し、公衆衛生上の安全保障や民主主義の推進といった懸念事項で「協力をより強化する」ことに意欲を示したと述べた。 バイデン氏はその後、アイルランドやフランス、ドイツなど欧州主要国の首脳とも電話で会談した。 <関連記事> バイデン氏、英のブレグジット関連法案に懸念(9月) EUがイギリスに法的手続きを開始 離脱協定の変更法案めぐり 英政府のブレグジット関連法案、下院が審議開始を可決 国際法違反の批判も イギリスは今年1月末に欧州連合(EU)を離脱し、現在は移行期間中にある。 EUとの通商協定の交渉期限が年末に迫る中、ジョンソン政権は通商交渉が破綻(はたん)した場合に北アイルランドを含めイギリスの国内市場を守るためとして、国内市場法案を提出した。 しかしこの内容では、離脱協定で定められた北アイルランドの処遇をイギリス政府が一方的に変更できる可能性があり、国内外からベルファスト合意が損なわれる懸念が出ている。 ベルファスト合意の重要性を再確認 英首相官邸の報道官によると、電話は25分間にわたった。 ジョンソン首相はバイデン氏に「祝意を伝え」るとともに、カマラ・ハリス次期副大統領に対しても「祝いの言葉を送った」と説明した。 「首相とバイデン次期大統領は両国の長く緊密な関係について話し合い、貿易や安全保障といった領域で、向こう数年にわたってこのパートナーシップを築いていく決意を固めた」 「2人とも、気候変動や民主主義の推進、新型コロナウイルスのパンデミック対策など、共有する優先事項について緊密に連携するのを心待ちにしている」 ドナルド・トランプ大統領はブレグジットを支持していたが、バイデン氏はかねて反対を表明しており、両国の関係に緊張が走るとの懸念がある。 電話の中でジョンソン氏とバイデン氏は、ベルファスト合意を尊重する形でブレグジットが施行される重要性を議論したと伝えられている。 「アイルランドのルーツ」 アイルランド政府は、ミホル・マーティン首相との電話会談で「バイデン次期大統領は、自身の強いアイルランドのルーツと、2016年に家族でアイルランドを訪れた時のことを話した」と説明した。 「次期大統領はベルファスト合意への全面支持を再度述べ、ベルファスト合意を尊重し、アイルランド島内に国境管理を復活させないブレグジットの重要性について議論した」 バイデン氏はその後、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、ドイツのアンゲラ・メルケル首相とも電話会談を行った。 マクロン大統領は、気候変動とテロとの戦いでの協力を約束。メルケル首相も、バイデン氏と緊密に協力していきたいと語ったとされる。 (英語記事 Johnson congratulates Biden in phone call)

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    米司法省長官、選挙不正疑惑の捜査を承認 高官が反発し辞任

    っていたが、2000年に大統領選の結果が最高裁で争われた時には、判決の出る12月14日まで待った。 BBCと連携している米CBSニュースによると、トランプ政権が政権移行を遅らせ続ける場合、バイデン陣営は法的措置に出ることも視野に入れているという。 一方で、ホワイトハウスを取材する複数の記者によると、トランプ氏は来年1月20日には不承不承ながらもホワイトハウスを離れる意向に傾きつつあるという。早くも2024年大統領選に出馬する可能性を周囲と話し始めているという情報もある。 トランプ陣営の主張とは ホワイトハウスのケイリー・マケナニー報道官は、バイデン氏の勝利にまつわる法廷闘争は始まったばかりだと述べている。 9日の記者会見でマケナニー報道官は、「選挙は終わっていない」、「それには程遠い」と話した。 マケナニー氏と共和党全国委員会のロナ・マクダニエル委員長は選挙汚職の疑惑について述べた一方で、これらの確認されていない主張について記者団に調査協力を求めた。 保守派のフォックスニュースはこの記者会見の中継を中断し、証拠に乏しい内容だと指摘した。 アナウンサーのニール・カヴート氏は、「おっと、マケナニー氏が証拠となる詳細をあげてくれなければ、これ以上この記者会見をお見せすることはできません」と説明した。 マケナニー氏はまた、「正確で誠実な開票状況を得始めたばかりだ」と述べた。さらに、ペンシルヴェニア州フィラデルフィアでは、共和党の選挙立会人が開票作業を見守る適切なアクセスを得られていなかったと主張した。 現地紙フィラデルフィア・インクワイアラーは、共和党と民主党の立会人は共に、開票作業の机から4~30メートル離れた位置から監視を認められていたと報道。現地の選挙スタッフの話として、新型コロナウイルス対策として距離が必要だったと伝えている。 マケナニー氏は他にも、激戦州の選挙スタッフが、書き間違いなどがあった民主党票の「修正」を大量に認めていたと主張した。 同紙は、ペンシルヴェニアの各郡ではこうした書き間違いの修正を認めるところもあれば、そうでない郡もあったと報じている。 マクダニエル委員長は、ミシガン州での選挙不正疑惑に関する調査の一環で、131件の宣誓供述書を集めたと話した。 「もし立場が逆転していて、トランプ大統領がこれらの州で優勢だったら(中略)メディアが『選挙は終わっていない』と叫んでいただろう」 激戦州の状況は? ジョージア州、アリゾナ州、ノースカロライナ州、アラスカ州ではなお、開票作業が続いている。 ジョージア州ではバイデン氏が優勢で推移している。ブラッド・ラッフェンスペルガー州務長官(共和党)は9日、同州の選挙プロセスに疑義を呈した共和党員に反発した。 「違法な投票があったか? もちろんあったと思うし、その全てを調査している」 「しかし、ジョージアでの票の状況から言って、トランプ大統領の立場が変わるほど票数が増える可能性はない」 トランプ陣営は9日、ペンシルヴェニアの連邦地裁に対し、バイデン氏の勝利が確定しないよう緊急の差し止め命令を求めている。ジョシュ・シャピロ州司法長官は、この訴訟は「価値がない」と話している。 一方で、共和党の知事がいる州では、トランプ大統領の選挙訴訟を後押しする動きが出ている。 これまでに10州の州司法長官が最高裁に対し、ペンシルヴェニアでのトランプ大統領の訴訟を支持する書簡を送っている。 各州は12月8日までに、選挙結果に対する票の再集計や訴訟を終えなくてはならない。大統領選の最終結果は、12月14日に選挙人がそれぞれの州で集まり、投票することで決まる。 共和党幹部の反応は? 共和党の幹部の多くは、トランプ大統領に敗北宣言を出すよう求めることを拒否している。 共和党の実力者、ミッチ・マコネル上院院内総務は9日、上院で民主党を批判。「過去4年にわたって前回選挙の正当性を拒否してきた人たち、今回も自分たちが負けたら、自分たちが負けた時だけ違法だと訴える人たちが、大統領に今すぐ大統領選の初期結果を喜んで受け入れるよう指示するのはやめてほしい」と述べた。 「大統領には法の下に、疑惑を調査し再集計を求める権利があるし、憲法は一連のプロセスに金満メディア企業の参加を認めていない」 米大統領選、今後のスケジュール 12月8日:全ての州で票集計と結果の確認が終了 12月14日:各州の選挙人が州都に集まり、結果に従って正式に投票する 1月6日:上下両院が共同で、選挙人の投票を集計する 1月20日:新大統領が宣誓を行う (英語記事 Top US lawyer quits over 'vote fraud' memo)

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    バイデン氏、トランプ氏が敗北認めないのは「恥ずかしい」

    2020年11月11日 12:24 公開 ジョー・バイデン米次期大統領は10日、地元デラウェア州で記者会見を開き、ドナルド・トランプ大統領が大統領選の敗北を認めないことを厳しく批判した。一方、トランプ政権のマイク・ポンペオ国務長官は同日、他の政権幹部と同様に、バイデン氏側への政権移行に否定的な姿勢を見せた。 バイデン氏は会見で、トランプ氏が敗北を認めていないことがどんなメッセージを発していると思うかと記者から問われると、「率直に言って、とても恥ずかしいことだと思う」と答えた。 そして、「どう言えば差し障りないかな」と一拍置いた後、「大統領のレガシー(遺産)のためにはならないと思う」と話した。 「最終的には、(次期大統領の任期が始まる)1月20日に全てが結実すると思う」とし、共和党上院はまもなく、バイデン氏の勝利を認めるだろうとの見方を示した。 <関連記事> バイデン氏、マスク着用を国民に「懇願」 テレビ演説 トランプ米大統領、エスパー国防長官を解任 ツイッターで発表 【米大統領選2020】 この後どうなる? バイデン氏が当選確実になったが…… 「協力は不可欠ではない」 トランプ氏側が政権移行に協力しない場合はどうするのかとの質問には、「協力があるといいが、不可欠なものではない」と回答。現時点ではバイデン氏が法的措置を取る予定はないとした。 トランプ氏は政権移行の手続き開始を認めておらず、連邦政府の資産を管理する一般調達局(GSA)の長官も、正式な手続き開始を認めていない。そのため、バイデン氏側は連邦政府施設や予算が使えず、機密情報にもアクセスできない状態になっている。 しかしバイデン氏は、「正直言って、こちらの作業は実際には何も停滞していない」と述べた。 バイデン氏は、トランプ氏へのメッセージは何かと聞かれると、「大統領、あなたと話をするのを楽しみしている」と述べた。 オバマケアの重要性を強調 この日の会見では、バイデン氏は最初に医療保険制度に言及。国民の分断を招いている問題の1つだとし、「極右主義」が「アメリカ人から健康保険を奪おうと」していると主張した。 バイデン氏は、バラク・オバマ政権における「医療費負担適正化法」(通称オバマケア)を国民の58%が支持し、反対は38%だという調査を紹介。同法は今も国民的な支持を得ていると述べた。 同法をめぐっては現在、共和党が優勢の18州が憲法違反として提訴しており、連邦最高裁で審理されている。 バイデン氏は、同法は医療費の支払いで家計が破綻する非人道的な状況を終わらせるためにつくられたと説明。同法を廃止することは「残酷で無駄に分断を招く」とした。 バイデン氏の前に会見に臨んだカマラ・ハリス次期副大統領も、「ジョー・バイデンに入った全ての票は、アメリカにおいて医療は特権ではなく権利であるべきだという有権者の主張でした。全ての票は医療費負担適正化法を守り、広げるためのものでした。世界的なパンデミックの最中に、それを引きはがすためのものではありません」と強調した。 「第2次トランプ政権に」 一方、トランプ氏に忠実なポンペオ国務長官は10日の記者会見で、「合法」の票をすべて数えれば、「第2次トランプ政権」が速やかに始まると発言。バイデン氏側への政権移行に関する質問に、直接答えることを拒んだ。 ポンペオ氏は、「国務省が今も機能し、今もうまく行っており、1月20日の正午過ぎに大統領が就任する時にもうまく行っていることを確実にするのに必要な政権移行があると、世界は安心していい」と述べた。 この発言に対しては、ポンペオ氏がこれまで、外国のリーダーに対して選挙結果を受け入れ、民主的な手続きを重視するよう求めてきたことと矛盾するとの指摘が出ている。同氏は前日9日、ミャンマーでの総選挙について、「アメリカは全ての関係当局に対し、透明で信頼できる方法で票の集計が確実になされ、異議が解決されるよう求める」と述べていた。 諸外国の首脳と次々会談 バイデン氏は10日、これまで6カ国の首脳と電話で会談したことを明らかにした。 それらの首脳には、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、アイルランドのミホル・マーティン首相、イギリスのボリス・ジョンソン首相、カナダのジャスティン・トルドー首相らが含まれている。 各国とは関係強化や、新型コロナウイルス対策について協力することなどを話し合ったと、バイデン氏の政権移行チームは明らかにした。 この日の会見でバイデン氏は、「アメリカが戻って来た」ことを諸外国のリーダーに知らせたとし、会談は「とても内容豊富でエネルギッシュ」だったと述べた。 トランプ氏が公の場へ トランプ氏は11日、バイデン氏の当選確実が報じられてから初めて、公の場に姿を見せる予定だ。 トランプ氏とメラニア夫人は、祝日の「退役軍人の日」にあわせ、首都ワシントン郊外のアーリントン国立墓地を訪れ、無名兵士の墓に献花する。この行事は例年、多数が参加していたが、今年は新型ウイルス対策として、一般には公開されない。 9日と10日にはトランプ氏の公式行事出席はなかった。バイデン氏の当選確実をメディアが報じた7日と翌8日は、ヴァージニア州でゴルフをプレーした。 (英語記事 Biden: Trump refusal to concede 'an embarrassment')

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    アルメニアとアゼルバイジャンが停戦合意 ロシアが仲介

    2020年11月10日 19:26 公開 アルメニアとアゼルバイジャンは10日、係争地ナゴルノ・カラバフをめぐる戦闘を停止することで合意した。ロシア政府が仲介した。 アルメニアのニコル・パシニャン首相は、合意内容は「私にとってもアルメニア国民にとっても非常につらいものになった」と語った。 双方が領有権を主張するナゴルノ・カラバフは、国際的にはアゼルバイジャンの一部と承認されているが、アルメニアが1994年以来、実効支配している。 両国は6年にわたる戦争の末、1994年に停戦に合意したが、平和条約には至っていない。今年9月になって対立が激化した。 6週間に及ぶ戦闘の中でたびたび一時停戦合意が交わされたものの、いずれも破綻している。 今回の停戦合意はアルメニア国内で強い反発を招いている。抗議者らが議会に突入し議長に暴行を加えたほか、首相官邸でも略奪が起きていると報じられている。 合意の内容は? 和平合意は10日午前1時に施行された。 アゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフのうち、今回の戦闘で制圧した地域を保持する。一方でアルメニアは、向こう数週間をかけて、進攻した複数の地域から撤退することに合意した。 ロシアのウラジミール・プーチン大統領はテレビ演説で、ロシアの平和維持軍が前線警備に当たると説明。ロシア国防相も、ロシア兵1960人を派遣すると認めている。すでにウリャノフスクの空軍基地から平和維持軍や戦闘員を乗せた軍用機がカラバフへ向かったという報道もある。 また、プーチン氏と会見に臨んだアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領によると、トルコも平和維持プロセスに参加する。 合意ではこのほか、捕虜の交換や、「全ての経済と運輸の接触が再開される」ことが決まった。 アルメニアでは合意内容に大きな反発 アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、この合意は「歴史的に重要なもの」だと述べるとともに、アルメニアは「降伏」したに等しいと説明した。 アルメニアのパシニャン首相は、「戦況の深い分析と、最高峰の専門家との協議」の上で決断したと話した。 「これは勝利ではないが、敗北と思わなければ敗北ではない」 アルメニア側のナゴルノ・カラバフ地域の指導者、アライク・ハルチュニャン氏は同地域第2の都市シュシャ(アルメニア語ではシュシ)を制圧された後、停戦は避けられないと話していた。 また、すでにカラバフの主要都市ステパナケルト近郊でも戦闘が始まっており、紛争が続けばカラバフ全体を失うことになると述べていた。 現地メディアによると、アルメニアの首都ヤレヴァンでは合意に反発する市民が抗議運動を行っている。「我々は諦めない」と叫びながら、議会や政府施設に押し入る抗議者もいるという。 また、首相官邸も盗難被害に遭っており、パシニャン首相は「コンピューターや時計、香水、運転免許証など」が盗まれたと話している。 紛争の最終的な状況は 紛争を通じてアルメニア側は徐々に支配地域を失っていたが、先週末にはアゼルバイジャン軍がシュシャを制圧した。 一方のアゼルバイジャン軍は、アルメニア軍のヘリコプターと間違えてロシアの軍用ヘリを撃墜したことを認めている。これにより2人が死亡、1人が負傷した。 今回の紛争での死者数は明らかになっていない。両国共に、市民を標的にはしていないが相手側はしていたと主張している。 アルメニアのナゴルノ・カラバフ当局は、1200人近くの防衛兵が亡くなり、市民にも死傷者が出ていると述べている。 アゼルバイジャン側は軍の犠牲者数を発表していないが、市民80人以上が亡くなったとしている。 プーチン大統領は10月、全体で5000人近くが亡くなったと述べていた。 南コーカサス地方の地政学 ロシアはアルメニアに軍事基地を置いており、両国は旧ソ連国の軍事協約、集団安全保障条約(CSTO)に加盟している。 CSTOでは、アルメニアが攻撃を受けた場合はロシアが軍事支援を送ることになっているが、ナゴルノ・カラバフ地方を含む、アルメニアが実効支配しているアゼルバイジャン領には適用されない。 一方で、ロシア派CSTO非加盟のアゼルバイジャンとも良好な関係を築いており、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコもこれを後押ししている。 ロシアはアルメニアにもアゼルバイジャンにも武器を輸出している。 (英語記事 Russia brokers Nagorno-Karabakh peace deal)

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    ホワイトハウス関係者に新型ウイルス感染相次ぐ トランプ陣営の訴訟担当

    2020年11月10日 17:35 公開 ドナルド・トランプ米大統領の側近で、大統領選後の訴訟作戦を指揮してきたデイヴィッド・ボシー氏(55)が新型コロナウイルスに感染していることが9日、明らかになった。複数の米メディアが伝えた。また、ベン・カーソン米住宅都市開発長官が検査で陽性だったとも報じられている。 トランプ陣営が大統領選後に展開している訴訟作戦の中心にいるボシー氏は、ホワイトハウスを訪問した際に、検査で陽性が判明したという。 米NBCニュースは消息筋の話として、ボシー氏はこのためもはや陣営の「意思決定プロセスの一員ではなくなった」と伝えた。 ただし、ホワイトハウスもボシー氏自身もこの件についてコメントしていない。 米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、アメリカではこの日、新型ウイルスの感染者が累計1000万人を超えた。死者は23万8000人以上に上っている。 <関連記事> アメリカの新規感染者、1日で10万人を記録 新型コロナウイルス バイデン氏、マスク着用を国民に「懇願」 テレビ演説 【米大統領選2020】 トランプ氏、どんな訴訟を繰り広げているのか ボシー氏は共和党系の熱心な活動家として知られ、トランプ大統領の熱烈な支持者でもある。2016年の大統領選ではトランプ陣営の選対副本部長を務めた。 弁護士の資格は持っていないが、こうした資質をビル・ステピエン選挙対策本部長に買われ、選挙後の訴訟作戦の担当になった。 民主党のジョー・バイデン次期大統領が当選確実となった大統領選の結果について、トランプ大統領は引き続き不正選挙だとして、圧勝したのは自分だと繰り返し主張している。陣営は複数の州で開票結果に異議を唱えて、提訴を繰り返している。 トランプ氏は9日には、ネヴァダ州で不正票が「掃き溜めの汚物」のように大量に見つかった、ペンシルヴェニア州では「考えられないほど違法な」行為があったとツイッターで連投。ツイッター社は一連のツイートに「選挙の不正に関する主張は真偽が議論となっている」と警告をつけた。陣営は今のところ、不正の具体的な証拠は提示していない。 他にも多数の新型ウイルス感染者が カーソン長官の新型ウイルス感染も、9日に複数の米メディアで報道された。 ABCニュースによると、カーソン氏は現在、首都ワシントン近郊のウォルター・リード米軍医療センターで治療を受けているものの、患者として入院したわけではないという。ウォルター・リードには10月初め、COVID-19を発症したトランプ氏も3日間入院した。 ABCニュースはカーソン氏の側近の話として、カーソン氏は「体調は良好で、回復を速める効果的な治療が受けられる幸運を喜んでいる」と伝えた。 カーソン氏は大統領選投票日の3日夜、ホワイトハウスで数百人が出席したパーティーに」参加していたという。 政権関係者ではほかに、6日にはホワイトハウスのマーク・メドウズ大統領首席補佐官の感染も報じられたている。 ホワイトハウスでは9月26日に開いた最高裁判事指名の式典以降、新型ウイルスの感染者発覚が相次ぎ、トランプ氏やファーストレディーのメラニア氏も感染・発症している。 ほかにもステピエン選対本部長、ケリーアン・コンウェイ元大統領顧問、ケイリー・マケナニー報道官、ニュー・ジャージー前州知事のクリス・クリスティー氏など、複数のホワイトハウスや共和党関係者の感染が判明している。 (英語記事 Trump post-election adviser 'positive for Covid')

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    バイデン氏「マスクをしてください」 支持政党に関係なく命救うものだと

    2020年11月10日 16:28 公開 ジョー・バイデン米次期大統領は9日、テレビ演説をし、新型コロナウイルスの「パンデミックを収束に向かわせる」最善の方法はマスクだとして、国民に着用を訴えた。 バイデン氏は、「みなさんに心からお願いする。マスクを着けてほしい」と要請。「当面の間、ウイルスに対する最も効果的な武器は依然としてマスクだ」と強調した。 また、マスクはだれに投票したかやどの政党を支持するかに関係なく、大勢のアメリカ人の命を救うからだと呼びかけた。

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    モザンビークの武装勢力、50人以上の首を切断 北部の村を襲撃

    然資源産業の恩恵をほとんど受けていないとして、不満を抱いている。 モザンビークの首都マプトで取材するBBCのジョゼ・テンベ記者は、武装勢力の今回の襲撃は、これまでで最悪だろうと解説。多くの人が衝撃を受けており、平和的な解決を求めていると伝えた。 モザンビーク政府は、武装勢力の暴動を抑えるため、国際社会の支援を要請している。 同国では4月にも、カーボデルガード州の村で、50人以上が頭部を切断されたり銃撃されたりして殺害された。今月に入ってからも、同州で9人が頭部を切断されて殺された。 複数の人権団体は、モザンビークの治安部隊も暴動を抑制する際に、恣意(しい)的な逮捕や拷問、殺人などの人権侵害をしていると述べている。 (英語記事 Militant Islamists 'behead more than 50' in Mozambique)

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    ファイザーの新型コロナウイルスワクチン、何を意味している?

    した。 しかし一般に広くワクチンが提供され、私たちの生活がパンデミック前に戻るにはまだ先のことだ。 BBCのローラ・フォスター保健担当編集委員が説明する。 動画:ローラ・フォスター、テリー・サンダース

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    【米大統領選2020】 なぜラティーノはトランプ大統領に投票したのか?

    2020年11月10日 13:06 公開 3日の米大統領選では、過去最多のラティーノ3200万人が有権者登録を行い、大きな影響力を持つことになった。 ラティーノとは、カリブ海地域や中南米にルーツを持つアメリカ人を指す。 ラティーノは従来、民主党支持者が多かったが、近年では共和党支持者が増加しているという。 今回の選挙結果に、ラティーノはどのように関わったのだろうか。 動画:アンヘリカ・カサス

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    バイデン氏、マスク着用を国民に「懇願」 テレビ演説

    ック対策を選んだことで、バイデン氏はまもなく大統領になる人間として国民の前で振る舞うことができたと、BBCのアンソニー・ザーカー北米担当記者は指摘する。 米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、アメリカでは9日、新型ウイルスの感染者が累計1000万人を超えた。死者は23万8000人以上に上っている。 路線変更の大統領令 バイデン氏は来年1月の大統領就任に向けて、さまざまな計画の策定を進めている。米メディアによると、トランプ政権下で論議を呼んだ諸政策を変更するため、以下のような大統領令も検討しているという。 地球温暖化対策の国際的な枠組みの「パリ協定」に復帰する。アメリカは4日、同協定を正式に離脱した 世界保健機関(WHO)から脱退する決定を覆す イスラム教徒が多い7カ国からの入国禁止を打ち切る 子どものときに不法に入国した人を合法移民とみなすバラク・オバマ政権の救済制度(DACA)を復活させる (英語記事 Biden tells Americans: I implore you, wear a mask)

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    トランプ米大統領、エスパー国防長官を解任 ツイッターで発表

    2020年11月10日 9:55 公開 ドナルド・トランプ米大統領は9日、マーク・エスパー国防長官を解任した。ツイッターで長官を「免職にした」と発表した。また政権内では、ジョー・バイデン前副大統領の当選に対抗する動きが続いている。 国家テロ対策センターのクリスファー・ミラー長官が直ちに長官代行に就くという。トランプ氏の発表から間もなく、ミラー氏が国防総省本部に入る姿が確認されている。 トランプ氏とエスパー氏はこの数週間、関係悪化が明らかになっていた。 エスパー長官は辞表を公表し、「私は憲法に従いながら国に尽くしています。そのため、私を交代させるというあなたの判断を受け入れます」とトランプ氏に伝えた。 野党・民主党幹部のナンシー・ペロシ下院議長は、トランプ氏を批判。「エスパー長官の唐突な解任は、トランプ大統領が任期末期の日々を使い、アメリカの民主主義と世界各地に混沌(こんとん)をもたらそうとしていることの、気がかりな証拠だ」と述べた。 トランプ氏は大統領選で、ジョー・バイデン次期大統領への敗北を認めていない。選挙結果の予測について、裁判で争うと表明している。 バイデン氏が来年1月20日に大統領に就任するまでは、トランプ氏が現職として政策決定の権限をもつ。 <関連記事> 軍投入は「厄介で危険」 元米軍トップ、トランプ氏を非難 米軍制服組トップ、トランプ氏の写真撮影に同行したのは「誤り」 米大統領の「違法」な核攻撃命令は拒否する=米戦略軍司令官(2017年11月) 【米大統領選2020】 トランプ氏、どんな訴訟を繰り広げているのか 「選挙は終わっていない」 トランプ陣営は9日、記者会見を開き、ホワイトハウスのケイリー・マケナニー大統領報道官が、「この選挙はまだ終わっていない。終わりにはほど遠い」と発言。票の集計を求め、合計に対して異議を唱える「手続きを始めたばかりだ」と述べた。また、選挙で不正があったとの主張を繰り返し、法廷闘争を本格化すると強調した。 一方で、この会見を中継した保守派の米フォックス・ニュースは、証拠が示されていない主張は放送できないとして、会見の途中で中継を打ち切った。 米報道によると、ウィリアム・バー司法長官は9日、全米の連邦検察官に対して、不正選挙があったという「明確で信憑性のある」「相当の訴え」があり、これが「もし本当ならば、個別の州における連邦選挙の結果に影響し得る」場合は、訴えについて捜査を認めると指示した。米紙ニューヨーク・タイムズによると、長官によるこの指示は、司法省と連邦検察官は選挙結果に関わらないという長年の伝統を覆すもの。この捜査を指揮する立場だった司法省の公職選挙法違反担当の検察官は抗議し、別の立場に異動したという。 さらに、連邦政府の省庁を管理する一般調達局は、大統領選の勝者はまだ「確認されていない」として、バイデン陣営に政権移行手続きの正式な開始を認めていない。通常の大統領選後は、次期大統領の政権移行チームに、準備作業のため連邦政府施設や予算が与えられ、機密アクセス権が必要な場所への立ち入りなどが認められる。 一方で、ホワイトハウスを取材する複数の記者によると、トランプ氏は来年1月20日には不承不承ながらもホワイトハウスを離れる意向に傾きつつあり、早くも2024年大統領選に出馬する可能性を周囲と話し始めているという情報もある。 エスパー氏との対立 エスパー氏は今年夏、人種差別に対する抗議行動に軍を派遣する姿勢を政府が示したことをめぐって、トランプ氏と意見が衝突した。 ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官に首を圧迫されて死亡したことを受け、全土で抗議行動が発生。トランプ氏は鎮圧のために軍を投入すると威嚇した。 軍出身のエスパー氏は6月、現役の軍の投入は不必要だと発言。政府に不快感をもって受け止められたとされる。 この対立で、トランプ氏がエスパー氏を解任するとの見方が広がっていた。トランプ氏は9日の解任発表で、理由を示さなかった。 NATOをめぐっても対立 エスパー氏は、北大西洋条約機構(NATO)を軽視するトランプ氏の姿勢についても異を唱えていた。 先週には米軍事専門メディアのミリタリー・タイムズのインタビューで、ホワイトハウスとの関係は困難なものだが、辞任が正しい行動だとは思わないと述べていた。 「大統領は――何を望んでいるかをとてもはっきりと示す。自分の意見についても非常に明快だ(中略)私は誰かを喜ばそうとしているわけではない」とエスパー氏は述べ、こう続けた。 「私がしようとしているのは、彼が望むことを実現することだ――要は、彼こそ正当に選ばれた最高司令官なのだ――そして、私としては最善を尽くすだけだ」 前任の国防長官も辞任 トランプ氏はこれまでも複数の高官や顧問らを更迭してきた。多くの場合、ツイッターが発表の場になった。 エスパー氏の前任のジェイムズ・マティス氏は、シリア内戦などをめぐってトランプ氏と見解の違いが生じ、2018年に辞任した。 今年6月には、人種差別への抗議デモが続くなか、マティス氏はトランプ氏について、「米国民を結束させようとしない、そうしているふりすらしない、私の人生で見た最初の大統領だ。彼は国民を分断しようとしている」と雑誌への寄稿で批判していた。 (英語記事 Donald Trump fires Defence Secretary Mark Esper)

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    イギリスの戦没者追悼式典、今年は規模を縮小

    2020年11月09日 18:59 公開 イギリスで8日、2度の世界大戦の戦没者追悼式典が行われた。今年は新型コロナウイルスの影響でイギリス各地がロックダウンされているため、参列者が制限され、互いに距離を取りながらの式典となった。 「リメンバランス・サンデー」は、第1次世界大戦の休戦協定が締結された1918年11月11日にちなみ、毎年11月の第2日曜日に開催される。 この時期には追悼の意を示すものとして、赤いポピーを胸に着けるイギリス人が多い。 ロンドンの官庁街ホワイトホールで開かれた式典にはエリザベス女王のほか、チャールズ皇太子とカミラ夫人、ケンブリッジ公爵ウィリアム王子とキャサリン妃が参列。 また、ボリス・ジョンソン首相と最大野党・労働党のキア・スターマー党首の姿もあった。 ホワイトホールでの式典には例年、数千人の退役軍人や軍関係者が招かれるが、今年は150人ほどに制限された。

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    【米大統領選2020】 この後どうなる? バイデン氏が当選確実になったが……

    2020年11月09日 13:00 公開 米大統領選でジョー・バイデン氏が選挙人270人以上を確保し、ドナルド・トランプ氏を破ることが確実となった。今後、何があるのか? 次期大統領のバイデン前副大統領は、すぐにホワイトハウスに家具を運び入れるわけではない。その前に必要な展開がいくつかある。 たいていはスムーズに行くが、今回は選挙に絡んで裁判が起こされていることから、通常より面倒なことになる様子だ。 バイデン氏はいつ大統領になる? アメリカの憲法は、1月20日正午に新たな大統領の任期が始まると定めている。 この日、首都ワシントンで就任式が開かれる。新大統領と新副大統領が、連邦最高裁長官を前に就任宣誓をする。 ということで、バイデン氏が大統領に、カマラ・ハリス氏が副大統領に就任するのは、来年の1月20日になる。 この日程には例外がある。大統領が任期途中で死去したり辞任したりした場合は、直ちに副大統領が大統領に就任する。 政権移行とは何なのか? 大統領選の結果が出た時から、新たな大統領の任期が始まる1月20日までの期間のこと。 新大統領は政権移行チームと呼ばれるグループを発足させ、就任式が終わるとすぐに大統領の職務に当たれるように準備を進める。バイデン氏のチームはすでに、政権移行のウェブサイトを開設している。 このチームは、政権の閣僚を選び、政策の優先順位を協議し、国を治める準備をする。 チームのメンバーは連邦の各機関から、期限の迫っている問題や、予算、誰が何を担当しているのかなどの説明を受ける。 メンバーは新政権スタッフのために情報収集をするが、政権発足後もサポートを続ける。そのまま政権スタッフとなる人もいる。 2016年には、当時のバラク・オバマ大統領が次期大統領のトランプ氏とホワイトハウスの執務室で会談した。そのときの写真からは、両者の空気が決して温かいものではなかった(その状況は続いている)ことがうかがえる。 バイデン氏は数カ月前に政権移行チームを作り始め、必要な資金を集めた。そして先週、政権移行のウェブサイトを開設した。 これからよく聞くことになる単語は 次期大統領:大統領選に勝利し、1月20日の宣誓就任を前にしている人 閣僚:政府の最高レベルのチームのメンバー。主要省庁や連邦機関のトップらを含む。バイデン氏は近く、閣僚を発表し始める 承認公聴会:大統領が指名する政府の役職の多くは、上院の承認が必要だ。バイデン氏が選ぶ人たちも、上院委員会の公聴会で質問を受ける。その後に承認か否認かが採決される CELTIC:次期大統領となったバイデン氏の警備態勢は強化される。警護に当たるシークレットサービスが使うバイデン氏のコードネーム(暗号名)は、「CELTIC」。アイルランド系だからではないかとみられる。コードネームは警護される側が決めることができる。トランプ氏は「MOGUL(富豪)」、ハリス氏は「PIONEER(パイオニア)」だと言われている。オバマ氏は「RENEGADE(反逆者、異端者)」、ミシェル夫人は「RENAISSANCE(ルネッサンス)だったという。 法廷闘争はある? ほぼ必至だ。トランプ氏は、「バイデン氏が獲得したとされる直近の複数の州」で不正があったと、証拠は示さずに主張。開票結果について争うとしている。 また、トランプ陣営は現在、法廷闘争を率いる一流の弁護士たちをヘッドハンティング中だと報じられている。 郵便投票の一部を無効にしようという試みは、州の裁判所で始められるが、連邦最高裁に行き着く可能性もある。ただ、法律の専門家は、訴訟で結果が変わることは考えにくいとしている。 トランプ陣営は再集計も要求しており、いくつかの州で実施される見込み。しかし、結果を変えることにはならないとみられている。 トランプ氏が敗北を認めなかったら?――アンソニー・ザーカー北米担当記者 トランプ氏は以前から、開票結果を争うと表明していた。それがうまくいかなければ、敗北宣言を求める圧力がのしかかることになる。しかし、トランプ氏が敗北を認める必要はあるのだろうか。 敗北した候補者が勝者に電話で敗北を伝えるのは、アメリカ政治で尊重されてきた伝統だ。しかし、決して義務ではない。 例えば2018年のジョージア州知事選では、民主党候補ステイシー・エイブラムス氏が、選挙で不正や脅迫行為があったと主張。共和党の対立候補ブライアン・ケンプ氏に対し、決して敗北を認めなかった。 ただ、そうしたことが現代の大統領選で起きたことは1度もなかった。しかし、ジョージア州知事選と同様、選挙結果が合法的な経緯で確定する限り、トランプ氏がどう振る舞おうと政治機構は動き出す。 トランプ氏が敗北を認める必要はないし、そのまま平気な顔をしてバイデン氏の就任式に出席することもできる。だが、いくつかの法的義務は生じる。自らの政権スタッフに対し、バイデン政権チームの引き継ぎに備えて準備するよう、許可しなくてはならない。トランプ氏はすでにその許可を出したと、政権関係者は言う。 トランプ氏は、長年の規範や伝統を壊すことを恐れない型破りな候補として、大統領に上り詰めた。本人の意向によっては、同じように型破りなままホワイトハウスを去ることもできる。 ハリス氏は政権移行で何をする? 女性として初の副大統領になるハリス氏は、自らのスタッフを指名し、現政権から職務についてより詳しく学ぶことになる。 副大統領はホワイトハウスの執務棟ウエストウイングで仕事をするが、そこに住むわけではない。副大統領公邸は、首都ワシントン北西部に位置し、ホワイトハウスから車で10分ほどの米海軍天文台の敷地内にある。副大統領はここに住むのが慣例だ。 ハリス氏の夫ダグ・エムホフ氏は弁護士で、エンターテインメント業界で働いている。 エムホフ氏は前妻との間に2人の子ども(コールさん、エラさん)がいる。2人はハリス氏のことを愛情を込めて「ママラ」と呼んでいると、ハリス氏は話している。 ホワイトハウスへの引越しはどんな感じ? まだ建造が終わっていなかった1800年に、最初の大統領夫妻ジョン・アダムズ氏とアビゲイル・アダムズ氏が引っ越した時よりは、現在はましになっている。 近年は、新たな大統領とその家族が、傷んだ家具を取り替えるのが通例となっている。議会はその予算を確保している。 ホワイトハウスだけで、132の部屋と35のバスルームがある。 ファッション業界で働いていた大統領夫人のメラニア・トランプ氏は、居住部分の改修や、クリスマスの飾り付けを公開するイベントを主導した。 (英語記事 What happens now? )

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    世界の新型ウイルス感染者、5000万人超える

    2020年11月09日 12:47 公開 世界全体の新型コロナウイルスの感染者数が8日、累計5000万人を超えたことが、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計で明らかになった。複数の国では1日の新規感染者数が過去最多を記録している。 ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界全体の死者数は125万5185人に上っている(日本時間9日午前)。 しかし多くの国で十分なウイルス検査が行われていないことから、実際の人数はこれよりずっと多いとみられる。 累計感染者の4分の1は感染の第2波で増加したと、ロイター通信は報じた。 これまでに1250万人以上が感染し、30万5700人以上が死亡している欧州は、今年初めのパンデミック(世界的流行)の中心となり、その後再び感染のホットスポットとなっている。 アメリカ、1000万人近くが感染 アメリカではこれまでに1000万人弱がウイルウス検査で陽性と判定された。8日には3日連続で1日あたり12万5000人以上の感染が確認されている。ノースダコタ州とサウスダコタ州は人口あたりの死亡率が最も高い。 アメリカのジョー・バイデン次期大統領は新型ウイルスのパンデミックに対し、より積極的なアプローチを取っていくと約束している。一方で、11月3日の米大統領選でバイデン氏と争った現職のドナルド・トランプ大統領は新型ウイルスの重大性を繰り返し軽視し、マスクの着用や社会的距離を置くなどの公衆衛生対策に抵抗してきた。 バイデン氏は早ければ9日にも、自身の新型ウイルス対策タスクフォースにトップクラスの科学者たちを指名するとしている。ウイルス検査の拡大のほか、全てのアメリカ人に対して周囲に人がいる場合のマスク着用を求めたい考えだ。 米食品医薬品局(FDA)のスコット・ゴットリーブ元長官は、バイデン氏が国内の感染状況がピークに達している最中に政権を握る可能性が高いと指摘する。 ゴットリーブ氏は米メディアに対し、新規感染者数はおそらく来年1月下旬には減少し始めているだろうとし、「それまでの間に何人が死亡し、何人が感染しているのかが、唯一の疑問だ」と述べた。 ロックダウン中のフランス、感染者の記録的増加も フランスでは8日に3万8619人の感染が確認された。8万6852人という記録的増加がみられた前日7日からは大幅に減少した。しかし同国の保健省はデータ収集の際に問題があったとし、9日にデータの修正をする方針という。 また新たに271人の死亡が確認され、累計死者数は4万439人となった。 フランスでは感染拡大を食い止めるため、先月30日から少なくとも12月1日までの約1カ月間、2度目となる全国的なロックダウンが敷かれている。在宅勤務ができない人の通勤や必需品の購入、治療あるいは1日1時間の運動のための外出のみ認められている。 その他の国の状況は 欧州で最も死者数の多いイギリスでは、新たに2万572人の感染と156人の死亡が確認された。これにより、累計死者数は4万9044人となった。 しかし同国の国家統計局(ONS)の最新データでは、国内の感染者数の増加ペースは安定しつつあり、ここ数週間よりも減速しつつあることが示されている。 インドとブラジルも感染増加で大打撃を受けている。 ポルトガルは9日から国内の大部分に外出禁止令を出す。 スイスは入院者数の増加に対応するため、4カ月間の訓練を受けた陸軍の予備役200人を病院に派遣している。 アルジェリアはすでに48地域中20地域に出している外出禁止令を、さらに9つの地域に拡大した。新型ウイルスに感染した同国のアブデルマジド・テブン大統領(74)の健康状態について、大統領府は「継続的な改善傾向」にあるとしている。ヘビースモーカーのテブン氏は、先月下旬からドイツで新型ウイルスの治療を受けている。 日本では8日、2021年に延期されているオリンピック・パラリンピックにむけた新型ウイルス対策の試金石と位置づけられた体操の国際大会「友情と絆の大会」が東京で開催された。出場選手たちには毎日の検査や会場内でのマスク着用が義務付けられた。観客は入場時に検温を受け、除菌ミストを浴びた。 新型コロナウイルス特集 感染対策 基本情報:1分で解説 新型コロナウイルスについて知っておくべきこと 予防方法: 正しい手の洗い方 なぜ外出を控えるのか: 家にいることで人の命を助けられる 社会的距離とは: 2メートルってどれくらい? 感染対策に必要な距離 感染したか判断するには: 「具合が悪いんだけど、もしかして新型ウイルス?」 感染を判断する方法とは 心の健康:【解説】 新型コロナウイルス、心の健康はどう守る? (英語記事 Global Covid-19 cases surge past 50 million)

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    【米大統領選2020】 バイデン陣営、政権発足を見据え計画を発表

    2020年11月09日 12:28 公開 米大統領選の勝利演説から一夜明けた8日、ジョー・バイデン次期大統領の側近チームは、新型ウイルス対策を最優先事項とするなど、新政権発足を見据えた計画を発表した。一方、ドナルド・トランプ大統領は、選挙結果を争う姿勢を取り続けているが、情報の取り扱いについて混乱もみられる。 バイデン氏のチームはこの日、政権移行計画における最初の取り組みを発表。新型ウイルスの検査を無料化して増やすとともに、国民に自宅外でのマスク着用を呼びかけるとした。また、州知事ら各地の自治体当局に、マスク着用の義務化を進めるよう求めるとした。 さらに9日朝には、医療や公衆衛生の専門家を集めてパンデミック対策を助言する諮問グループのメンバーを発表した。米政府当局で新型ウイルスのワクチン開発を主導していたものの、トランプ大統領の対応に懸念を抱き、保健福祉賞監察官に問題を指摘したところ、更迭されたと議会証言していたリック・ブライト氏も諮問グループの一員となった。 この発表から間もなく、米製薬大手ファイザーと独バイオエヌテック(BioNTech)は9日、治験の予備解析の結果、開発中のワクチンが90%以上の人の感染を防ぐことができることが分かったと発表した。 発表を受けてバイデン陣営は次期大統領の声明を発表。「私の公衆衛生顧問たちは昨夜、この素晴らしい知らせを受けました。この突破口をもたらし、これほど希望を抱ける理由を与えてくれた素晴らしい人たちに、お祝いを申し上げたい。それと同時に、COVID-19との闘いの終わりはまだ数カ月先のことだと理解するのは大事なことです」として、引き続きマスクの着用や社会的距離の維持、手洗いなどの感染対策の重要性を強調した。 アメリカでは7日、新型ウイルスの感染者が3日連続で12万5000人以上確認された。死者も5日連続で1000人を超えた。これまでの死者は23万7000人を超えている。冬の到来とともに、状況の悪化が懸念されている。 バイデン氏はまた、経済、人種差別、気候変動の問題に力を入れて取り組む予定だ。新型ウイルスで大打撃を受けた経済の刺激策を計画。黒人など少数派の住宅事情や待遇、給与などを改善するほか、黒人男性ジョージ・フロイドさんらの死亡事件につながった、警察による首を強く押さえる逮捕手法を禁止することなどを検討している。 <関連記事> 【米大統領選2020】 バイデン氏、勝利演説で「結束」誓う ハリス氏は女性の可能性語る 【米大統領選2020】 バイデン氏、勝利宣言 「分断でなく団結させる大統領に」 一方、ドナルド・トランプ大統領はまだ敗北を認めていない。大統領選のいくつかの重要州ではまだ開票作業が続いており、バイデン氏は「当選確実」の状態のままとなっている。 路線変更の大統領令 バイデン氏は来年1月の大統領就任に向けて、さまざまな計画の策定を進めている。米メディアによると、トランプ政権下で論議を呼んだ諸政策を変更するため、以下のような大統領令も検討しているという。 地球温暖化対策の国際的な枠組みの「パリ協定」に復帰する。アメリカは4日、同協定を正式に離脱した 世界保健機関(WHO)から脱退する決定を覆す イスラム教徒が多い7カ国からの入国禁止を打ち切る 子どものときに不法に入国した人を合法移民とみなすバラク・オバマ政権の救済制度(DACA)を復活させる バイデン氏は7日、次期大統領として初の演説で、今はアメリカを「癒やす時」であり、「分断ではなく結束」させると誓った。また、トランプ支持者らに向けて、「対抗する相手を敵として扱うのをやめなくてはならない」と訴えた。 バイデン氏とカマラ・ハリス次期副大統領は、政権移行のためのウェブサイトを開設している。 選挙不正の主張を継続 一方、トランプ陣営はさまざまな州で、選挙で不正があったとして裁判を起こしている。選挙管理当局は、不正があったことを示す証拠はないとしている。 トランプ氏は8日夕にツイッターで、同日午後8時から右派ラジオ番組に出演し、司会者マーク・レヴィン氏と郵便投票の不正について話をすると発表。しかし、番組に出演することはなかった。 トランプ大統領は7日午前にペンシルヴェニア州フィラデルフィアの「フォーシーズンズ」で「弁護団が大きい記者会見」をするとツイート。その後に、「フォーシーズンズ・トータル・ランドスケーピングで会見する」とツイートし直した。これに対してフォーシーズンズ・ホテルは、この場所は自分たちとはまったく関係がないとツイートした。 トランプ氏の顧問弁護士、ルディ・ジュリアーニ氏たちが会見した場所は結局、「フォーシーズンズ・トータル・ランドスケーピング」という名前の造園会社の駐車場だった。 ブッシュ元大統領がバイデン氏を祝福 そうした中、共和党元大統領のジョージ・W・ブッシュ氏が8日、バイデン氏の当選を祝福した。大統領選が基本的に公正に行われ、結果は明白であることを、アメリカ国民は確信できるとした。同時に、トランプ氏の選挙戦での健闘をたたえた。 ブッシュ政権の大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と国務長官を歴任したコンドリーザ・ライス氏も8日、「ジョー・バイデン次期大統領とカマラ・ハリス次期副大統領、そして記録的な人数で投票して私たちの民主主義の力強さと活力を示したアメリカ人、おめでとう」とツイートした。 しかし、共和党の他の有力者は、選挙結果の受け入れを拒んでいる。連邦下院のケヴィン・マカーシー院内総務は8日の米フォックス・ニュースで、全ての再集計と法廷闘争は最後まで続けられるべきだと主張。「そうなって初めて、アメリカは誰が選挙の勝者かを決める」と述べた。 トランプ陣営の広報担当ティム・マーター氏は同日、ツイッターで、「メディアが大統領を選ぶのではないことを思い出させる」と投稿。一見すると保守系米紙ワシントン・タイムズのものに見える紙面を壁に貼り巡らせた、選対本部の様子と思われる写真を投稿した。 2000年11月8日付となっている紙面には、「ゴア大統領――ゴアが僅差の過半数で勝利」との見出しが出ている。同年の大統領選では、民主党のアル・ゴア候補が共和党のジョージ・W・ブッシュ候補に、法廷闘争の末に敗れた。 しかし、ワシントン・タイムズはツイッターで、こうした紙面を制作したことはないと否定し、写真は加工されたものだとした。その後、マーター氏のツイートは削除された。 (英語記事 Joe Biden pushes forward with plans for office )

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    陰謀論の被害者と対話、どうやればいいのか BBCの偽情報専門記者が語る

    2020年11月09日 12:09 公開 マリアンナ・スプリング偽情報専門記者、BBCニュース セバスチャンさんの母親は、イギリスの陰謀論コミュニティーの指導者の1人だ。セバスチャンさんはBBCのマリアンナ・スプリング偽情報専門記者の独占取材に応じ、母親が公衆衛生や家族の関係に与える影響について話してくれた。 私がセバスチャンと名乗る男性からの電子メールを受け取ったのは、ある晴れた秋の朝だった。 私は彼の名字にすぐにピンと来た。この前日、ロンドン中心部で開かれた新型コロナウイルスのロックダウン反対集会を取材していたからだ。セバスチャンさんの母親ケイト・シメラニさんは、この集会で演説していた。 それから1週間で天気は一変した。私は大雨の中、ロンドン某所の地下室でセバスチャンさんと向き合っていた。 <関連記事> ビル・ゲイツ氏、「ワクチンのためにもっと協力を」 陰謀論にも言及 陰謀論を広める「Qアノン」とは何か? 止める方法は? YouTube、「有害な陰謀論」コンテンツを排除へ Qアノンなどが対象 21歳の大学生で、専攻は哲学と政治学。セバスチャンさんは不安そうながら、決心を固めている様子だった。公衆衛生のため、そして愛する人が同じ道をたどってしまっている人たちのため、セバスチャンさんは自分が声をあげる義務があると話した。 3時間にわたるインタビューでセバスチャンさんは、母親がインターネットで新型ウイルスのパンデミックにまつわる偽情報を拡散することで、大勢の支持者を集めた経緯を詳細に話してくれた。ケイトさんは新型ウイルスの存在を否定し、政府がジェノサイド(集団虐殺)を計画していると疑い、イギリスの国民保健サービス(NHS)をナチス・ドイツになぞらえる発言を繰り返している。 ケイトさんの発言は数万人の支持者に発信され、ほかにも多くのフォロワーを抱えるアカウントでも拡散される。一連の発言は、国民の健康を守るための情報の拡散を阻害している。一方でセバスチャンさんにとって、これは非常に個人的な物語でもある。 セバンスチャンさんにとって、陰謀論は子ども時代の子守唄のようなものだった。10歳か11歳頃から、YouTubeに投稿されている秘密の計画や「トカゲ人間」の動画を見せられて育った。 セバスチャンさんは小学校で優秀な成績を修め、全寮制の私立校へと進学した。家族と離れて暮らした結果、母親の根拠のない言い分と真っ向から対立することになった。 母親との関係は崩壊した。その悲痛な詳細を、セバスチャンさんは話してくれた。結局、17歳で家を出て、最近では母親とはテキストメッセージでしかやりとりしていないという。 「母は完全に(陰謀論の)虜なので、話をする方法がない」とセバスチャンさんは話した。 「全てが終わって(中略)母のあらゆる発言が忘れ去られて、彼女が予言していた『世界的ジェノサイド』が起こらなければ、みんな忘れてしまうでしょう」 「でも、うちの家族で続くとんでもない事態は……それはいつまでも残ります」 人命が犠牲に 私は今年、ドナルド・トランプ米大統領を支持する「Qアノン(QAnon)」から新型ウイルスの偽情報まで、陰謀論が人々の生活に与える影響について数多くの取材をしてきた。 アメリカ・フロリダ州のブライアン・リー・ヒッチェンズさんは、新型ウイルスが「でっちあげ」だという偽の主張を信じていた。ヒッチェンズさんの視点は二転三転した。ある時は新型ウイルスは捏造(ねつぞう)だと信じ、別の時には、ウイルスは存在するが全く無害だと、あるいはインフルエンザよりは軽い病気だと思っていた。 ヒッチェンズさんと妻のエリンさんは、新型ウイルスに感染し入院するまでこれまで通りの生活を続けていた。ヒッチェンズさんは助かったが、エリンさんは亡くなった。 このニュース以降、セバスチャンさんを含む何千もの人が私に連絡してきた。みな、インターネット上の陰謀論のわなにはまった愛する人を失うのではないかと恐れていた。 論理的な議論を 私は常に、ロックダウンにはメンタルヘルス(心の健康)や教育、経済といった側面について理に適った懸念があると強調してきた。 陰謀論について報じることは、健全な政治議論を弾圧することではない。そして当然ながら、発展途中の科学について有効な議論というものもある。新型ウイルスについて、まだ多くのことが分かっていないのだから。 しかし私が見聞きしている話は、こうした議論とは全く違うものだ。 それはたとえば、世界中の人類にマイクロチップを埋め込んで、何十億人もを殺したり奴隷にしたりするというような、悪意に満ちた陰謀の話だ。あるいは、新型ウイルスが「存在せず」、保健当局は間違っているという全く非科学的な話だ。 陰謀論についてどうやって話す? 残念なことに、世の中にはこうした虚構にはまりこんでしまって、現実に戻れない人たち、中には過激派になってしまう人たちもいる。私のところにも、中傷や殺害予告が届いたことがある。 しかし、片足を踏み入れたばかりの人たちはどうすればいいだろうか?  陰謀論の闇にとらわれてしまいそうな人と、暗い妄想を飲み込んでしまいそうな人と、どうやって話せばいいか――。繰り返しメールで送られてくるこの重要な質問に、私は答えようと努力している。 複数の専門家と話をすると、いくつかの提案が返ってきた。まず、その人を排除しないこと。問題にはできるだけ素早く対応すること。しかも、相手に共感する姿勢を示しながら。 パンデミックに不安を抱く人は大勢いる。陰謀論は、とてつもなく複雑に見える問題に簡潔な答えを提供する。そうすることで、相手に満足感を与える。 英オープン大学の心理学者ジョヴァン・バイフォード氏は、その人が持っている正当な心配をとことん掘り下げて、その人の気持ちを見つけてあげる戦略を教えてくれた。 陰謀論にどっぷり浸かってしまっていると、このプロセスは長引く可能性もあるという。 セバスチャンさんは、「相手と一緒に座って、主張が真実ではないと気付くまで何時間も議論するべきです」と語った。 「つぼみのうちに摘み取らないと、どんどん育ってしまう」 別の方法は、その人がいったいどこから情報を得ているのかを見つけることだ。YouTubeの動画で知ったのか(こうした動画はすでに検証され、偽情報だと明らかになっているかもしれない)、それともフェイスブックの陰謀論グループ参加者から得たものなのか。 専門家はさらに、事実や証拠を中立的な立場で提示するべきだと説明する。理性的な質問をすれば、立ち止まって考えたり、論理的で批評的な考え方をするよう、促したりできるだろう。そして常に、その人の奥深くにある心配に耳を傾けることだ。 私たちがセバスチャンさんとのやりとりを放送したその週、母親のケイト・シメラニさんのツイッターアカウントは、新型ウイルスに関する有害な偽情報を拡散したとして、ツイッターの規約違反で削除された。 BBCはケイトさんに連絡をとり、セバスチャンさんの言い分を伝えたが、それに対する直接の回答はなかった。代わりに、「私の視点では『陰謀論者』とは実際のところ、あなたを支配している人が信じて欲しいこと以外を信じている人のように思えます(中略)非常に不安になります」というコメントを寄せた。 セバスチャンさんの話は、世界中の人の注目を集めた。他の家族が自分と同じような苦しみから解放されることを願っていると、セバスチャンさんは言う。 (英語記事 How I talk to the victims of conspiracy theories)

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    立皇嗣の礼、秋篠宮さまの皇位継承順位1位を国内外に宣言

    2020年11月09日 10:47 公開 天皇代替わりに伴い文仁親王(秋篠宮、54)が皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になったことを国内外に示す「立皇嗣(りっこうし)の礼」が8日、皇居で行われた。 立皇嗣の礼は当初、4月19日に実施される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で約7カ月延期された。 宮殿「松の間」で行われた、立皇嗣の礼の中心儀式「立皇嗣宣明(せんめい)の儀」には、秋篠宮家の長女、眞子さま(29)や次女の佳子さま(25)をはじめとした成年皇族のほか、三権の長や閣僚ら46人が参列した。共同通信によると、参列者のほとんどがマスクを着用し、ほかの参列者と距離を保っていた。 天皇陛下(徳仁さま、60)は「本日ここに、立皇嗣宣明の儀を行い、皇室典範の定めるところにより文仁親王が皇嗣であることを、広く内外に宣明します」と述べられた。 これに対し、秋篠宮さまは「立皇嗣宣明の儀をあげていただき、誠に畏れ多いことでございます。皇嗣としての責務に深く思いを致し、務めを果たしてまいりたく存じます」と決意を述べた。 菅義偉首相(71)が祝辞にあたる寿詞(よごと)を読み上げた。 「皇嗣殿下は、妃殿下とともに、天皇、皇后両陛下や上皇、上皇后両陛下をお支えになられ、被災地ご訪問や国際親善をはじめ、皇室のご活動に真摯(しんし)に取り組まれてこられました。国民は、こうしたご活動を通じて、両殿下が人々に親しく接せられるお姿に敬愛の念を抱いており、こうして立皇嗣の礼が挙行されますことは、こぞって喜びとするところであります」という内容だった。 また、宮殿「鳳凰の間」では、天皇陛下が「壺切御剣(つぼきりのぎょけん)」と呼ばれる皇太子の守り刀を、秋篠宮さまに授けた。 2019年4月30日、当時の天皇陛下(現上皇)が退位し、徳仁皇太子が同5月1日に新天皇に即位した。明仁天皇は健康悪化によって公務を果たすことができないと感じ、2016年8月にお気持ちを表明する異例のビデオメッセージを公開していた。 天皇の譲位は202年ぶりだった。 1947年に制定された皇室典範では、父方に天皇の血を引く「男系男子」のみによる皇位継承が定められている。 天皇陛下の子どもは娘の愛子内親王1人だけで男児はいない。法改正を求める声があるが、現状は愛子さまは天皇にはなれない。 長年の男系男子の不在により、政府は2004年、王位継承資格者を女性皇族に拡大できるよう法改正への取り組みを開始した。しかし2006年に秋篠宮夫妻に悠仁親王が誕生したことから、女性天皇に関する議論は保留となった。 仮に将来、悠仁親王に男児が誕生しない場合、皇位継承をめぐる問題は再燃する。女性天皇を可能にする法改正議論は今のところ保留されているが、政府が検討を再開する可能性もある。 (英語記事 Japan's prince declared heir to throne )

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    【米大統領選2020】 バイデン氏勝利演説 「分断ではなく団結させる大統領に」

    2020年11月08日 16:07 公開 米大統領選では7日午前(日本時間8日未明)、民主党のジョー・バイデン副大統領(77)の当選が確実になった。 バイデン氏が勝利演説で、「私は分断するのではなく団結させる大統領になると誓います。赤い州と青い州を見るのではなく、団結した州(合衆国)を見る大統領に、国民全員の信頼を勝ち取るために全身全霊で努力する大統領に」と語ると、聴衆から大きな歓声があがった。 さらに、「豊かな心としっかりした手で、アメリカとお互いを信じ、国を愛し、正義を渇望しながら、自分たちがなれると分かっている、そういう国になりましょう。結束した国、力強い国、癒やされた国に」と呼びかけ、分断した国の修復が重要だと重ねて強調した。 バイデン陣営の勝利に伴い、カマラ・ハリス上院議員(55)が女性として初の、またアフリカ系・アジア系としても初の副大統領に就任することも確実となった。

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    【米大統領選2020】 カマラ・ハリス氏の勝利演説 子どもたちにメッセージ

    2020年11月08日 15:46 公開 米大統領選では7日午前(日本時間8日未明)、民主党のジョー・バイデン副大統領(77)の当選が確実になった。 カマラ・ハリス上院議員(55)も、女性として初の、またアフリカ系・アジア系としても初の副大統領に就任することが確実となった。 同日夜、バイデン氏と共に勝利演説を行ったハリス氏は、「みなさんは希望、団結、謙虚さ、誠実、そしてそう、真実を選びました」、「みなさんは次期アメリカ大統領にジョー・バイデンを選んだんです」と力説。 また、自分は最初の女性副大統領になるかもしれないが、「私が最後ではありません。これを見つめている全ての小さい女の子が、この国は可能性の国だと理解するからです」と述べた。

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    【米大統領選2020】 バイデン氏、勝利演説で「結束」誓う ハリス氏は女性の可能性語る

    2020年11月08日 14:54 公開 米大統領選で当選確実となったジョー・バイデン氏は7日夜(日本時間8日午前)、地元デラウェア州ウィルミントンで「次期大統領」として初の演説をし、勝利を宣言した。同時に、アメリカを「分断するのではなく結束させる」と誓った。 バイデン氏は、ドライブイン形式の会場に車で集まった大勢の聴衆を前に、「今はアメリカの癒やしの時だ」と述べた。 バイデン氏は3日投票の大統領選で、現職のドナルド・トランプ氏を激戦の末に破った。 トランプ氏はまだ敗北を認めていない。敗北の見込みをメディアが報じた時にはゴルフをしていたが、その後に公の場では発言していない。ツイッターでは自分が圧勝したと主張し、不正選挙だと非難を続けている。 今回の選挙結果を受け、トランプ氏は1992年以降で初めて再選されなかった大統領となる。 「分断ではなく団結」 バイデン氏はこの夜の演説で、「私は分断するのではなく団結させる大統領になると誓います。赤い州や青い州を見るのではなく、団結した州(合衆国)を見る大統領に、国民全員の信頼を勝ち取るために全身全霊で努力する大統領に」と宣言。 「私はアメリカの魂を取り戻するため、この国の根幹である中流層を立て直すため、アメリカを世界からもう一度尊敬される国にするため、国民を結束させるために大統領に立候補した」と述べた。 また、記録的な投票率となった今回の選挙で、対立候補に投票した人たちには自分も落選したことがあるので「いまどれだけがっかりしているか分かります。けれども、お互いにチャンスをあたえましょう」と述べた。 さらに、双方の支持者に「今は辛らつな物言いをやめて、温度を下げるべきときです。互いに向き合い、互いの言葉を聞くべきときです」、「前に進むため、対抗する相手を敵として扱うのをやめなくてはなりません」と呼びかけた。 今回の大統領選でいまのところ、バイデン氏は得票数約7500万票(得票率約51%)、トランプ氏は得票数約7080万票(得票率約48%)となっている。 バイデン氏はさらに、新型コロナウイルスの対策委員会を発足させ、来年1月の大統領就任直後から、決めたことを実行できるようにすると表明した。 アメリカでは新型ウイルスのパンデミックにより、世界最多の23万7000人以上が亡くなっている。バイデン氏は選挙戦で、新型ウイルスの感染拡大を抑えると強調していた。 「準備できている」とハリス氏 バイデン氏に先立ち、女性、黒人、アジア系アメリカ人として初の次期副大統領となったカマラ・ハリス氏が登壇した。 ハリス氏は、「今回の選挙ではこの選挙では民主主義そのものが問われていました。アメリカの魂そのものが危険にさらされていました。世界中が見守る中、皆さんがアメリカの新時代を招き入れたのです」と演説。 「みなさんは希望、団結、謙虚さ、誠実、そしてそう、真実を選びました」、「みなさんは次期アメリカ大統領にジョー・バイデンを選んだんです」と語りかけた。 そして、「この先の道のりは楽ではないでしょうが、アメリカは準備ができています。ジョーと私も準備ができています」と言葉に力を込めた。 <関連記事> カマラ・ハリス上院議員とは 野党・民主党の副大統領候補に 民主党の副大統領候補にカマラ・ハリス上院議員 バイデン氏が発表 ハリス氏はまた、今回の選挙結果がもたらした歴史的な瞬間についても言及。「私は副大統領になる最初の女性かもしれませんが、最後ではありません。今夜これを見ている全ての小さい女の子が、アメリカは可能性の国だと理解するからです」と述べた。 会場には演説が始まる前から、興奮状態の人々が大勢詰め掛けた。 トランプ氏の反応は トランプ氏はバイデン氏の当選確実が報じられて以降、公の場で発言していない。ただツイッターで、圧勝したのは自分で、選挙で不正があったとのこれまでの主張を繰り返した。ツイッター社はそれらの投稿に、「異議が唱えられて」いると注意書きを付けた。 トランプ氏は今回の選挙で、米大統領選史上で2番目に多い7000万以上の票を獲得した。 開票作業がまだ続く中、一方的に勝利を宣言。さらに、証拠を示すことなく、集計で不正行為があったと主張した。 バイデン氏の当選確実が報じられた後も、強気の姿勢を維持。バイデン氏について、「不当に勝者として振る舞っている」とし、選挙は「終わりにはほど遠い」と訴えた。 ホワイトハウスはバイデン氏の勝利宣言に先立つ7日夜、「大統領は、自由で公平な選挙の結果を受け入れる」、「トランプ政権はあらゆる法定要件に従っている」との声明を出した。 トランプ陣営は、さまざまな州で裁判を起こしている。 共和党の有力議員らは沈黙している。共和党全国委員会のロナ・マクダニエル委員長は、「選挙の勝者を決めるのはメディアではない、投票者だ」とツイートした。 ただ、トランプ氏に批判的な同党のミット・ロムニー上院議員(2012年大統領選の共和党候補)は、バイデン氏とハリス氏を祝福。ロムニー氏と妻は、「2人が善人で立派な人格の人だと承知している」と述べた。 これからどうなる 大統領選では、米主要メディアなどの「当選確実」を候補者らが受け入れ、敗れた側は敗北宣言をするのが通例だが、トランプ氏は開票結果について争うと表明している。 ジョージア州では再集計が予定されており、トランプ氏はウィスコンシンでも再集計に持ち込みたい考え。選挙不正があった証拠を示さないまま主張しており、連邦最高裁まで争う構えを見せている。 開票結果について争う場合は、まず州裁判所に訴訟を提起する。州裁判所が訴えを認め、再集計を命じた場合、これを不服とする側は連邦最高裁に撤回の決定を求めることができる。 現在もいくつかの州で開票作業は続いており、最終的な認証がなされない限り、公式の確定結果は出ない。確定結果が出るまで、各州とも数週間かかる。 12月14日には、選挙人が大統領選の正式な当選者を決める投票が開かれる。各州はそれまでに、開票結果を確定させる必要がある。 新たな大統領の任期は来年1月20日に始まることが、合衆国憲法で決まっている。 (英語記事 Biden vows to 'unify' country in victory speech)

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    【米大統領選2020】 バイデン氏、勝利宣言 「分断でなく団結させる大統領に」

    るものの、ホワイトハウスは同日夜、「大統領は自由で公平な選挙の結果を受け入れる」との声明を出した。 BBCは7日午前、激戦州のペンシルヴェニア州(選挙人20人)でバイデン氏が勝利し、当選に必要な選挙人270人以上を獲得する情勢となったと報じた。ほかにも米CNNやAP通信など、複数の主要メディアが、バイデン氏の当選確実を伝えた。保守系フォックス・ニュースも日本時間8日午前1時40分ごろ、バイデン氏の当選確実を伝えた。 ペンシルヴェニア州での勝利でバイデン氏が獲得する選挙人は273人に上り、全ての州の合計538人の過半数を超える情勢になった。3日の投票日から4日たって、ようやく当選者が固まった。 その後、西部ネヴァダ州(選挙人6人)でもバイデン氏の勝利が確実になり、獲得した選挙人の数は279人に達した。 バイデン氏が勝利宣言 バイデン氏は7日夜(日本時間8日午前)、地元デラウェア州ウィルミントンで演説し、「この国の人々は、明確で説得力のある勝利をもたらしてくれた」と勝利を宣言した。 そして、「私は分断するのではなく団結させる大統領になると誓います。赤と青に分かれた州ではなく、団結した州(合衆国)を見る大統領に、国民全員の信頼を勝ち取るために全身全霊で努力する大統領に」と語ると、聴衆から大きな歓声があがった。 さらに、「豊かな心としっかりした手で、アメリカとお互いを信じ、国を愛し、正義を渇望しながら、自分たちがなれると分かっている、そういう国になりましょう。結束した国、力を増した国、癒やされた国に」と呼びかけ、分断した国の修復が重要だと重ねて強調した。 女性として初の、またアフリカ系・アジア系としても初の副大統領に就任することが確実となったカマラ・ハリス上院議員(55)も登壇し、「みなさんは希望、結束、良識、科学、そしてそう、真実を選びました」、「みなさんは次期アメリカ大統領にジョー・バイデンを選んだんです」と演説した。 また、「私は最初の女性副大統領になるかもしれませんが、私が最後ではありません。これを見つめている全ての小さい女の子が、この国は可能性の国だと理解するからです」と述べた。 バイデン氏は来年1月の就任時には78歳になっており、アメリカ史上最高齢の大統領になる見込み。 一方、トランプ氏は「自分は圧勝した」とツイートし、投開票に不正があったと主張しているものの、ホワイトハウスはバイデン氏の勝利宣言に先立つ7日夜、「大統領は、自由で公平な選挙の結果を受け入れる」、「トランプ政権はあらゆる法定要件に従っている」との声明を出した。 <関連記事> カマラ・ハリス上院議員とは 野党・民主党の副大統領候補に 民主党の副大統領候補にカマラ・ハリス上院議員 バイデン氏が発表 現職大統領が再選されないのは、1992年大統領選でジョージ・H・W・ブッシュ大統領が敗れて以来となる見込み。 BBCは、開票が終了した州の非公式の結果と、開票が続いている州の結果予想を総合して、バイデン氏が当選確実になったと判断した。 今回の選挙では、新型コロナウイルスのパンデミックや投票所での混乱への懸念などから、1億人以上が郵便などで期日前に投票した。米フロリダ大学のマイケル・マクドナルド教授(政治学)たちが運営する選挙データサイト「U.S. Election Project」の集計によると、投票率は66.4%の記録的なレベルに迫っている。 バイデン氏の得票数はすでに、バラク・オバマ氏が2008年に記録を作った得票数6940万票を上回り、過去最多の7400万票を超えている。トランプ氏のこれまでの得票数は約7000万票超とされる。全国的な得票率は日本時間8日未明現在でバイデン氏50.6%、トランプ氏47.7%という。 「すべてのアメリカ人の大統領に」 バイデン氏は、日本時間8日午前2時前にツイッターで、「アメリカ。この偉大な国のリーダーとして私を選んでくださって、光栄です。これからの道は厳しいものになりますが、これは約束します。私はすべてのアメリカ人の大統領になります。私に投票したかどうかを問わず。私に託してくださった信頼に応えます」と表明した。 https://twitter.com/JoeBiden/status/1325118992785223682?s=20 また、今はアメリカが「ひとつになって、癒やす」時期だとし、「選挙戦は終わった。怒りと激しい言葉も終わりにして、国としてまとまる時だ」と述べた。 さらに、アメリカが「過去に例のない困難」に直面する中で、投票率が記録的な高さとなったことは、民主主義が「アメリカの心髄で息づいている」ことを示したと話した。 ハリス氏は、「この選挙はジョー・バイデンや私のことより、はるかに大きいものです。アメリカの魂と、そのために闘おうというみんなの意欲のための選挙でした。これからやるべきことはたくさんあります。さあ始めましょう」とツイートした。 https://twitter.com/KamalaHarris/status/1325119592130252801?s=20 ハリス氏はさらに、バイデン氏に祝福の電話をかけている様子の動画をツイートした。「やった、やりましたよ、ジョー! あなたが次のアメリカ大統領ですよ!」と喜んでいる。 https://twitter.com/KamalaHarris/status/1325126733482385409?s=20 ジル・バイデン夫人は、バイデン氏と共に「ここにはバイデン博士とバイデン大統領が住んでいます」と看板を手に(「副」の文字を手で隠している)、「この人はすべての家族のための大統領になります」と投稿した。 https://twitter.com/DrBiden/status/1325146858763718658?s=20 バイデン氏が副大統領を務めたときの大統領だったバラク・オバマ氏も、ツイッターで祝福。「次期大統領のジョー・バイデンと次期ファーストレディのジル・バイデンにおめでうと言う。これほど誇らしいことはありません。そして、カマラが次期大統領に画期的な形で当選したことについて、カマラ・ハリスとダグ・エムホフにおめでとうと言う。これほど誇らしいことはありません」とコメントし、「経験したことのない状況での今回の選挙で、アメリカ人はかつてないほどの規模で投票した。すべての票を数えた時点で、バイデン次期大統領とハリス次期大統領は歴史的で決定的な勝利を収めることになる」とした。 https://twitter.com/BarackObama/status/1325136780396437507?s=20 接戦のジョージア、アリゾナ、ノースカロライナ、アラスカの各州では開票が続いており、まだ勝者が予想されていない。しかし、仮にトランプ氏がこれら全ての州で勝利しても、獲得する選挙人でバイデン氏に及ばない。 今回の大統領選は、米国内で新型コロナウイルスの感染者と死者が増え続ける中で開かれた。トランプ氏は、バイデン政権になればロックダウンが実施され、経済が落ち込むと主張。一方、バイデン氏は、現政権の感染対策が不十分なため流行が拡大したとトランプ氏を非難した。 トランプ氏は敗北認めず バイデン氏当選確実を各社が伝えた時点で、トランプ氏はワシントン近郊のゴルフ場にいたという。 米主要メディアなどの「当選確実」を候補者らが受け入れ、敗れた側は敗北宣言をするのが通例だが、トランプ氏は7日、敗北を認めないと表明した。 トランプ氏は7日朝、「大統領選があった火曜日午後8時以降に何万もの票が不法に受け付けられ、ペンシルヴェニアや他の僅差の州の結果を完全かつ簡単に変えてしまった。それとは別に、何十万もの票について開票の立ち会いが不法に認められなかった…」とツイート。開票結果を受け入れない考えを改めて示した。 またトランプ氏はバイデン氏が当選確実になる前、すべて大文字で「自分がこの選挙に大勝した!」とツイートしていた。 トランプ陣営は声明を発表し、「この選挙はまだまだ終わっていない」と反発。「月曜日から我々は、選挙の法律が完全に守られ、正当な勝者が確実に当選するよう、法廷で訴えを追求していく」と主張した。 トランプ氏の名前による声明は、証拠を示すことなく、バイデン陣営がどのような不正票でも集計を望んでいると主張。「バイデンは何を隠しているんだ? アメリカ国民が与えられるべき、そして民主主義が要求する正直な開票結果が得られるまで、私は休まない」と力説した。 各地の開票所で開票作業に立ち会っている立会人や選管職員は、開票作業に広範でまとまった異例や不正は見つかっていないと繰り返している。 期日前投票が急増 トランプ氏は4日以降、開票作業が続く中で、一方的な勝利宣言を繰り返してきた。激戦州などの投開票で不正があったと根拠を示さずに主張し、少なくとも4州で裁判を提起。ただ、その多くは棄却されている。 ペンシルヴェニア州では選挙前の裁判で、投票日かそれ以前の消印が押されている郵便投票は、投票日以降に届いても集計できるとの判断が示されている。 3日の開票当初は多くの主要州でトランプ氏が優勢だったが、投票所で投じられる票の後に郵便投票の開票が始まると、バイデン氏が徐々に票数を伸ばした。 パンデミックの渦中の今回の選挙では、期日前投票が増大したほか、開封から集計まで手続きが多い郵便投票が一気に増えた。開票所の中でも様々な感染対策が必要な状態状況で、接戦になればなかなか大勢が判明しないのは、あらかじめ分かっていたことだった。 また、以前から郵便投票は不正につながると根拠なく主張し、支持者に郵便投票をしないよう呼びかけていたトランプ氏に対し、バイデン氏は感染対策として郵便投票や期日前投票を活用するよう促していた。そのため、郵便投票はバイデン票に傾くだろうと、これも前もって言われていた。 結果確定はまだ先 開票結果の確定までは、数週間かかるとみられる。ジョージア州では再集計が予定されており、トランプ氏はウィスコンシンでも再集計に持ち込みたい考え。 開票結果について争う場合は、州裁判所に訴訟を提起する。州裁判所が訴えを認め、再集計を命じた場合、これを不服とする側は連邦最高裁に撤回の決定を求めることができる。 12月14日には、選挙人が大統領選の正式な当選者を決める投票が開かれる。各州はそれまでに、開票結果を確定させる必要がある。 新たな大統領の任期は来年1月20日に始まる。同日には首都ワシントンで就任式が開かれる。 各国首脳らが祝福 バイデン氏が当選確実となったことを受け、各国首脳が相次いで祝福のメッセージを寄せた。 ボリス・ジョンソン英首相はツイッターで、「合衆国大統領に当選したジョー・バイデンさんと、歴史的な偉業を達成したカマラ・ハリスさん、おめでとうございます。アメリカは私たちにとって最も重要な同盟国です。気候変動から貿易、安全保障に至るまで、両国が共有する重要課題について、緊密に連携するのを楽しみにしています」と祝意を発表した。 https://twitter.com/BorisJohnson/status/1325133262075940864?s=20 カナダのジャスティン・トルドー首相は、「ジョー・バイデンさん、カマラ・ハリスさん、おめでとうございます。私たち両国は親しい友人であり、パートナーであり、同盟国です。我々には世界のひのき舞台で唯一無二の関係性があります。一緒に仕事をし、あなた方2人とそれを築き上げていくことが本当に楽しみです」とツイートした。 https://twitter.com/JustinTrudeau/status/1325121342568505346 アイルランドのミホル・マーティン首相はツイッターで、バイデン氏を同国の「真の友人」と呼んだ。「アメリカの次期大統領を祝福したい。ジョー・バイデンさんは生涯を通じてこの国の真の友人であり、今後数年間、彼と一緒に仕事ができるのが楽しみです。事情が許せば、彼をアイルランドに喜んで迎え入れたい」。 https://twitter.com/MichealMartinTD/status/1325115676873388035 英スコットランド自治政府のニコラ・スタージョン首相は、「ジョー・バイデン次期大統領と、歴史に残るであろうカマラ・ハリス次期副大統領にスコットランドから祝福を送る」とツイート。英最大野党・労働党のサー・キア・スターマー党首は、バイデン氏が「私たちがイギリスで共有している良識、誠実さ、思いやり、強さという価値観」に基づいて選挙キャンペーンを展開した」とツイートした。 3度目の正直 バイデン氏にとって、今回の大統領選は3度目の挑戦だった。 <関連記事> 【米大統領選2020】 写真で振り返る:トランプ氏とバイデン氏の70年 1988年に立候補した際には、英労働党のニール・キノック党首(当時)の演説を盗用したことを認め、撤退した。 2008年も、民主党候補争いの途中で断念。オバマ氏の副大統領候補となった。 副大統領だった8年間には、医療保険制度改革法(オバマケア)などオバマ政権の功績とされる主要政策の実現に貢献した。また、上院外交委員会の委員長をたびたび務めた経験を生かして、オバマ政権の外交政策にも大きく関わった。 デラウェア州の上院議員に初当選したのは1972年で、以降6期務めた。 議員時代の初期には、南部の人種隔離主義者に同調したこともある。人種融和のための公立学校に、裁判所がスクールバスの運行を命じたことに反対した。この点については、大統領選の民主党予備選でハリス上院議員が批判を重ね、バイデン氏は人種融和の方法として異なる学区間に異なる人種の子供を通わせるスクールバス政策そのものに反対したのではなく、それを連邦政府が全国的に命じることに反対したのだと説明していた。 また、1994年に成立した暴力犯罪取締り及び法執行法を強く支持。同法は刑罰を長期化し、多くの人を刑務所に送ったと、左派が批判した。バイデン氏は同法を支持したことについて、大統領選中に「間違いだった」と認めている。 バイデン氏が私生活でたびたび悲劇に見舞われたことは、アメリカでよく知られている。 1972年には、最初の妻ニーリアさんと、赤ちゃんだった娘ナオミさんを自動車事故で亡くした。初めての上院議員の宣誓式を、同じ自動車事故で負傷した幼い息子ボーさんとハンターさんの病室で行ったことも、広く知られている。 2015年には長男ボーさんが46歳で脳腫瘍で死去した。バイデン氏は、2016年大統領選に立候補しなかったのは、ボーさんの死去が影響したと述べた。(英語記事 Biden wins – BBC projects White House victory)

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    【米大統領選2020】 バイデン氏が当選確実、BBCが伝えた瞬間

    2020年11月08日 3:55 公開 BBCは日本時間8日未明、米大統領選挙で野党・民主党のジョー・バイデン前副大統領が勝利に必要な選挙人(270人)を超える人数を獲得する情勢と判断した。 BBCニュースがバイデン氏の当選確実を伝えた瞬間がこちら。

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    【米大統領選2020】 バイデン氏「この選挙に勝つ」 融和と協調訴え

    2020年11月07日 16:19 公開 米大統領選で優勢となっている民主党のジョー・バイデン前副大統領は6日夜、地元デラウェア州ウィルミントンで演説し、開票の状況から「自分たちがこの選挙に勝つ」のは明らかだと述べた。 副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員と共に登壇したバイデン氏は、米史上最多の7400万票を獲得していると述べ、自分たちは国民の過半数の信任を得た、国民のために尽くすよう信託されたと静かに語った。さらに、自分たちがドナルド・トランプ大統領に400万票の差をつけていると述べた。 バイデン氏は、「この国の政治から毒を出し」、「礼節をもってお互いに接する必要がある」として、「我々は対立しても、敵ではない。みな同じアメリカ人だ」、「党派対立の政治を続けている余裕などない」と強調。融和と協調を重視し、「自分に投票した人のために働くのと同じくらい、自分に投票しなかった人のために働く」と約束した。 大統領当選には各州に割り振られた選挙人を計270人獲得する必要がある。日本時間7日午後1時の時点で、バイデン氏は253人を獲得したと見込まれており、残りの複数の州でも優勢を維持している。 一方のトランプ氏は、投開票の手続きに不服を唱え、最高裁まで争う構えを示している。

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    【米大統領選2020】 ラッパーのカニエ・ウェスト候補はどうなった?

    2020年11月07日 14:12 公開 誰が次の米大統領になるのか、いまだに判然としない。ただ、米ラッパーのカニエ・ウェスト候補(43)ではないことだけは、はっきりしている。 ウェスト氏は、自らが設立した「バースデー・パーティー」(バースデー党)の得票が、推定投票総数約1億6000万票のうちの6万票ほどにとどまったとみられることを受け、敗北を認めた。 ウェスト氏と同様、独立系候補として立候補していたリバタリアン党のジョー・ジョーゲンセン氏(63)は、ウェスト氏を大きく上回る150万票以上を獲得したと見込まれている。 <関連記事> 【米大統領選2020】 勝者はいつ分かるのか カニエ・ウェスト氏、初の選挙集会 米大統領選出馬に懐疑的な見方も 米ラッパーのカニエ・ウェスト氏、大統領選出馬を表明 だが、ウェスト氏の政治生命は、これで終わるわけではなさそうだ。同氏は今週、「カニエ2024」とツイート。4年後の大統領選を見据えていることを示唆している。 https://twitter.com/kanyewest/status/1323914087340781569 12州で候補者に 今回の大統領選では、ウェスト氏は12州で候補者として投票用紙に名を連ねた。その他の州では、立候補の届け出を締め切り日までにすることができなかった。 最も多くの票を得たのはテネシー州で、1万188票とされている。同州は共和党の地盤となっている。 7月に立候補を表明した際には、映画「ブラックパンサー」の架空の王国ワカンダを手本に、選挙運動の主張をまとめたと述べていた。 米誌フォーブスのインタビューでは、警察による暴力を終わらせることと、「消臭剤や練り歯磨き」から化学物質を取り除くことを最優先すると説明。また、「偉大な軍隊」によってアメリカを守ることに力を入れると話していた。 ツイッターのフォロワーらに投票を呼びかけたウェスト氏のツイートは、正統な候補者から票を奪うとして批判された。 一方、クレムソン大学の心理学講師を務めるジョーゲンセン氏は、各地で集会を開くなど、旧来の選挙戦を展開した。 今回の大統領選では、ウェスト氏やジョーゲンセン氏の他にも1200人以上が連邦選挙委員会に立候補を届け出た。 (英語記事 So how many votes did Kanye West get?)